土びん型の花器 3ヶ 焼きあがった。
これは もう何十年も前に、あるコーヒーショップで見た花器。
ふたがバラの花の形をしていた。
忘れられなくて、マネをして作ってみた。
持つ手は どんなか、憶えてないが、わたしはつるで付けてみた。
( つるは 庭にあった へくそかづらのつる。)
近ごろ 作っても 作っても、出て行くので、
また 作りました・・。
きょう 焼成してきたのは 6体。
赤色4号の土で 無釉、酸化焼成。
先日のと 9人並んでもらいました。
誰が イケメンでしょうか。
(お地蔵さん。 きょう できた6体と仲間たち)
先日 ラジオを聴いていたら、
今頃のことを「薄暑」とも言うと、アナウンサーが紹介してました。
少し暑さを感じるくらいになった気候で、軽く汗ばむ程度の頃。
普段はあまり使わないが、俳句を作る人は よく使われるとか。
う~ん きれいな言葉だなあ・・。
朝青龍の「仮病疑惑サッカー事件」、時津風部屋の「リンチ暴行致死事件」などから、角界は揺れていた。
著者の内館牧子さんは、報道から、朝青龍に厳しく当たっているようにとれるが、実はそうではない。
本書を読めば、内館さんは本当に相撲が好きで、良くしたい一心からであることがわかる。
横綱審議委員として出席されるときは、愛してやまない「双葉山」の顔を描いた帯を締められるという、可愛い女性なのだ。
本書は2008年1月30日出版。
このあと「お帰りなさい」は 言えなくなった。
でも、本書は おもしろく読めました。
高校時代の友人3人で、関市へ うなぎを 食べに行ってきた。
創業150年の老舗。 何度も行っているが、歳のせいか、
きょうのは味が濃すぎて三人とも がっかり。
気分を変えて、カフェ・ド・ギャラリー アダチへ。
庭の ローズ ガーデンでは、バラが真っ盛りで みごとでした。
ギャラリーでは「2010 帽子と器 」展。
型に合った素材を探しにチェンマイ、ベトナムまでも捜しに行くと、
帽子作家さんは言われた。 道理であか抜けした作品。
友人は そのとき着ていた服にぴったりの帽子が見つかり、購入。
学生時代の友人同士は何年も会わなくても、すぐに戻れる関係だなぁ。
施釉を 一日がかりで した。
自分のものは、そば猪口 6ヶ、急須 4ヶ、お地蔵さん 6ヶ。
あとは 若いお母さんたちの陶芸教室の人たちの作品。
来週、酸化焼成で 出来上がる予定。
(釉薬たちの保管棚)(陶芸用 電気窯)
何の根拠もないが、
きょうは第4木曜日だ、と ばかり思っていた。
藤工芸の先生のお家へ行って、いつもの戸口が閉まっていたので、はじめて「変だなあ」と気が付いた。
「きょうは 先生のご都合で、お休み」で、
「第4木曜日に変更した」。 忘れてた。
こんなことは はじめてだが、
そろそろ注意しなくてはいけない歳かしら・・。
兼山城下にある 先生のお宅は、新緑が雨に洗われて、
台所から見える緑のきれいなこと!
本日は まず ゴマ豆腐。
すり鉢で ゴマを1時間近くも すり、吉野葛で固める。
手間をかけただけおいしい。
飛竜子(ひりょうず)は豆腐を ゆでて 2、3時間置いておく。
中に入れる具は あらかじめ煮ておいたりと、下準備が大切。
小なすの味噌田楽、小松菜のゴマ和え、タケノコ御飯、・・と、
丹精こめた料理ができた。
器はもちろん陶芸作家のご主人の作品。
これぞ 至福のひととき である。
折しも今夜(5月19日)は 「そこ知り坂東リサーチ」というTV番組に、「 陶芸カフェの精進料理 」として、先生ご夫婦とお料理が紹介されていた。
【TV写真】CBC-TV「そこ知り坂東リサーチ」~森欄丸の里 歴史旅~から。
お地蔵さんが焼きあがってきた。
無釉の 還元焼成。
炎の当たったところが 赤味を帯びて、
このふたりは よい景色になった。
これこそ 神からの プレゼント!
「こぐれひでこ」さんはコラムニスト、イラストレーターかと思っていたら、あら、もともとはファンションデザイナーだった。
最近は雑誌などでも 料理レシピをよく書かれているようだ。
こぐれひでこ・著『 こぐれひでこのごはん日記 ~秋冬編~』早川書房・刊
本書は 抜群におもしろい。
なにより食材の組み合わせも意外性があり、無国籍のアイデアあふれるレシピ。
すぐに真似て作ったのは「根菜の蒸し煮」。
ベーコンと根菜。 ごぼう、にんじん、じゃがいも、きのこ類を厚鍋に入れて、酒と塩を入れ、弱火で煮るだけ。
見映えはよいと言えないので、女流陶芸家・岩清水さんが穴窯で焼いた大鉢(わたしの宝物のひとつ)に盛った。
おいしかった。 また作ろう。
(イラストレシピ:「根菜の蒸し煮」)
【写真上】 こぐれひでこ・著『こぐれひでこのごはん日記~秋冬編~』 早川書房・刊 2008.10.25.初版発行 @1500e