カテゴリ: つれづれなるままに

2015/02/20

永続的リンク 20:13:43, カテゴリ: つれづれなるままに

『 大晩年 』  永 六輔・著      (1974)

*

  永六輔・著 『 大晩年 』 中央公論新社・刊  


 80歳を過ぎ、パーキンソン病と前立腺がんである著者。
 親しい人たちを見送って、死ぬのが怖くなったとか。

 それでも著者は今も瑞々しい脳で、笑わせてくださる。

 本書も大笑いしながら、一日で読み終わった。


 伝統工芸の品物は 100年前と同じ素材で、
 100年前と同じ技法で、100年前と同じものを作る。

 これが伝統工芸なのだ。

 最近は100年と言う単位がだめになった、という。
 この言葉を読んで、考え込んだ・・


 そう言えば、
 身の回りのモノは修理もできず買い替えてしまう。
 
 使い込んで美しくなるもの、使い込んで丈夫になるものが
 わたしの身近なものでも少なくなってしまった。

【写真】永六輔・著 『 大晩年 』 中央評論社・刊   
  ~ 老いも病いも笑い飛ばす! ~    
  2014.4.25.初版発行 @1300e

*

2015/02/19

永続的リンク 21:10:10, カテゴリ: つれづれなるままに

藤工芸               (1973)

*

 藤工芸の日。


 近くの公園で、
 先生が あけびのつるを採ってきてくださった。

 きょうは陽射しもあたたかく お庭で
 つづら藤と あけびのつるで かごを編む。

 直径33㎝の かごが出来た。

 ここに鉢植えの春の花を入れて 玄関に飾ろう。

 春の花は どんな花にしようか。

*

2015/02/16

永続的リンク 21:04:15, カテゴリ: つれづれなるままに

作文教室                (1972)

*


 作文教室の日。

 今月のテーマは「みどり」

 わたしは「みどり」に ずいぶん悩んだ。
 みどり みどり色・・ みどりは活力ある命の色にたとえられる。

 ・・ 生命に関する話にしようか。
 ・・ 緑に花言葉は「永遠」だから永遠をテーマにするか、など

 朝市に出かけたら、
 ほうれん草があまりにも美しいみどり色であった。

 朝市をテーマに「みどり色」のエッセイを書いた。

 教室で、会員の方々の文を聞いた。

 「みどり」がテーマ。
 これほど、皆さんの色々なみどりにまつわる話に感心。

 ここに集まる人の個性。
 また個性の光る文章に、すごいなあ。尊敬もした。


 終了後は食事会。
 しゃぶしゃぶ食べながら先生を中心に文章作りの楽しさ、むつかしさをおしゃべりした。



2015/02/09

永続的リンク 18:55:04, カテゴリ: つれづれなるままに

マエストロ!              (1971)


 「マエストロ!」
 この言葉を 知らなかった。

 ある政治家のブログで、この映画を今やっていることを知り、
 観てきた。

 財政難から解散した交響楽団が、
 西田敏行が名演する指揮者によって、
 再び見事な演奏をするという・・

 ストーリーはきれいごとすぎて、整っていて、
 迫力に欠け つまらなかった。


 きのうまで藤原ていさん、咲子さんの本を読み、
 悲惨な戦争のことをずーっと考えていたから、
 なおさら弱弱しいストーリーに思えた。

 主人公の松坂桃李さん演ずる男性も、
 生活の厳しさが感じられず・・・・


 最後の演奏に臨む西田敏行の指揮者ぶりは似合ってました。




2015/02/08

永続的リンク 21:50:28, カテゴリ: つれづれなるままに

『 チャキの償い 』  藤原咲子・著   (1970)


   藤原咲子・著 『 チャキの償い 』     


 著者は、有名な新田次郎と藤原ていの娘である。

 同じ著者の『 母への詫び状 』は何年か前に読んだ。


 お母さんである藤原ていさんの講演を、何十年も前に聴いた。
 ・・・
 北朝鮮国境の鴨緑江を渡り、
 三人の子を連れて三十八度線を越え、
 死の恐怖に怯え、裸足で日本に帰国した体験だった。

 こうして立って話をするのも、足の裏に痛みがある・・・と。

 それでも藤原ていさんは一時間半 立っておられた。

 
 家族からチャキと呼ばれていた娘さんのこの一冊は、
 内容も濃く、二日間で読み終えた。


 
 藤原てい著『 流れる星は生きている 』の中で
「三十八度線をどんな思いで、子どもを守ろうとしたが・・」

 この言葉は咲子さんにしか理解できないでしょうか。

【写真】 藤原咲子・著『 チャキの償い 』
~ 新田次郎、藤原ていの娘に生まれて ~
 山と渓谷社・刊 2015.1.5.初版第一刷発行 @1600e  

2015/01/31

永続的リンク 12:37:30, カテゴリ: つれづれなるままに

朝市                  (1969)


 土曜日はJAの駐車場で朝市が立つ。
 久しぶりに行ってみた。

 知人の夫妻の店は出ていなかった。
 もともと農家ではなく、
 冬場は商品が少なくて休むと言っていたのを思い出した。

 わたしのお目当ては 豆腐屋と野菜類。
 大きな白菜が100円、ほうれん草も100円。

 ほうれん草は葉っぱの色が濃くて、
 根元が赤紫色に映えてなんともうつくしい。

 自然の恵みの色合いにしばし見とれた。

 冬の朝、寒い。

 出展者も買いもの客も中高年だが
 にぎやかで元気なパワーがみなぎってますよ。


*

2015/01/28

永続的リンク 21:31:27, カテゴリ: つれづれなるままに

『 すてきなあなたに ~よりぬき集~ 』(1968)

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 暮らしの手帖社編集部『 すてきな あなたに ~よりぬき集~ 』 

 雑誌「暮らしの手帖」は 母が愛読していたから
 いつも実家にあり、旧いのを貰ってきた。

 その中の連載「すてきなあなたに」も愛読。


 最近、
すてきなあなたに よりぬき集 』が出版されたのを知りました。

 どの話も 日常の ほんのちょっとした気遣いで、
 あたたかい生活を過ごせる と気付かせる文。

 わたしは この中の文で気に入ったものから書き写している。

 ・・毎日 わたしのそばに居る本。

【本の説明】 著者:暮らしの手帖社 編集部     
  『 すてきな あなたに ~よりぬき集~ 』     
  2012.5.28.初版第一刷発行 @1200e      
  暮らしの手帖社・刊             
*

2015/01/25

永続的リンク 17:44:45, カテゴリ: つれづれなるままに

キムチなべ            (1967)

*


 わが家族は キムチが好きな人と 嫌いな人がいる。

 嫌いな人が外食などで一緒に食べない日で、
 しかも隣りに住む娘の家族も在宅する土、日には
 キムチ鍋を囲む。

 中身は豚肉、アサリ、白菜、水菜、ネギ、豆腐、きのこ類、
 大根とニンジン(ピーラーでうすく切ったもの)など。


 何年か前から キムチ鍋のマイブームがある。

 わたしが以前、韓国人の友人から教えてもらったことだが、

 韓国風では辛すぎるので、
 コチュジャンは あまり入れないで、和風にする。

 
 食べ終わったら最後の締めは、
 冷やごはんとトマトとチーズを入れて、リゾットにする。

 これで韓国からイタリアに変身する。


 料理研究家の脇 雅世さんは、
 ブイヤベースにもトマトを入れるとおいしい
 と、書かれている。

 トマトは いい味を出しますねえ。

*

2015/01/18

永続的リンク 19:16:13, カテゴリ: つれづれなるままに

作文教室           (1966)

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 ことしはじめての作文教室。

 クルマで40分くらいの道のりだが、
 空いていたので早く着く。


 わたしの作品は、明治村に在る「坐漁荘」の修理後、
 学芸員の案内で見学をした感想をエッセイにした。

 
 「何度も何度も いやになるほど声を出して読んでください。
 このように推敲すれば、自分の欠点も探せます」
 と、先生は話される。

 毎回この講座で学ぶことができてしあわせ。
 少しでも成長したい。

     <前回の提出作文が添削されてきました>
                           *

2015/01/15

永続的リンク 21:04:34, カテゴリ: つれづれなるままに

藤工芸             (1965)

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 藤工芸
 今年 初のけいこ日。

 高さ30㎝、横25㎝の四角いカゴを編んでいる。

 仲間から「何にするカゴか?」と聞かれるので、
 「ゴミを入れる」と答える。

 「わあ!! もったいない」
 「きれいなゴミしか入れないでね」とか。

 ・・では、新聞とか雑誌の読みかけを入れようかな。

 ちょっぴり 編み方が複雑!

 間違って編んであるところがあったり、拡がってしまったり、
 ほどいてやり直したりで苦労している。

 編み方は幾通りもあるので、興味は尽きない。

 
 ふとテレビ番組でみる”和風総本家”が思い浮かんだ。
 日本の工芸文化は奥が深い。


*

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