『 古道具に 花 』サイトウ ヤスヒコ・著 を読み、
わたし流のジャンク系花器と花との関わり方を考えてみた。
身の回りに在るもので、一輪の花、木の実も可愛くて、
雰囲気が得られたら それで よいかな・・。
花器に敷く 敷き板も好きで、見れば欲しくなる。
花は 今 庭に咲いている、白いワビスケ。
上の写真は自作の花びんだが、敷き板はタイの屋根材から作ったものだとか(これは信楽の「草土」さんで買った)。
花器は 実家の隅に転がっていたもの。
いつの頃だか、酒はこのような徳利を持って買いに行った(屋号入りの徳利)。
白いワビスケが とてもよく似合う。
鉄瓶。 たぶん私の結婚と同時に、この家に在る。
毎年ほったらかしの小菊であるが、よく咲く。
小さい花なので、小壺に活けると 可愛い。
旧いものも、新しいものも、工夫して 花を活けて、
日常生活を 愉しみたい。
近ごろ、流行なのか、町屋風のカフェや ごはん屋さんなどで、
古道具に花が活けてあるのを よく見かける。
わたしも見かけると「すてきだなあ」と。 うちでもまねてみようか、と思う。 でも、道具がなかなか見つからない。
何年か前、韓国の友人宅にあった道具(石のナベ)。
「欲しいなあ」と言ったら、「持って行きなさい」と言われた。
「どうしてこんな古いものが 欲しいの?」とも。
でも とても重い。 飛行機に乗って帰るので・・あきらめた。
本著は、美術館を経営する方らしく、いろいろな道具(ジャンク系というか、古道具系の):金物、木や竹製の道具に活けた 野の花が美しい。
また、一輪の花によって、道具が活きている。
好きな人には、見とれる一冊。
玄関の掃除をしていて、年末だからと下駄箱の扉を開けたら 目に付いた???(靴の汚さが・・)。
思い切って、黒色の靴を全部磨いてみた。
もう捨てようか と思ったものの、磨いたら きれいになり、惜しくなった。 ・・もう少し履いてからにしようか。
わたしの、自分だけの暮らしのルール:「一足整理したら、買いたす」というのも大切にしなくては と 迷いました。
一ヵ月半くらい前、金沢の本屋さんで見つけた文庫本。
出かけるときに持っていって、
ちょっとの時間があった時 読むのにぴったり。
著者は イラストレーターなので、
写真よりも イラストが可愛く描かれていて 好き。
食に関するエッセイが たっぷりありで、
著者の個性や こだわりが心地よく 読めます。
どこの部分からでも 読み始められるので、
待ち時間に 気軽に 読める。
【写真】大橋歩・著『 テーブルの上のしあわせ 』 集英社文庫。
2010.5.25.第1刷。集英社・刊。@714e 単行本:2001.12.5.発売 集英社・刊 @1500e
わが家では、お米は 娘家族の分も一緒に 買う。
JAの農産物直売所で、地元の玄米30kg買って、
その場で 精米してもらう。
少しでも玄米に近くと思い、八分づきに。
JAめぐみの(岐阜県中濃地区のJA)ファーマーズマーケット「とれったひろば」(可児市)。
ここは、行くたびに、いろいろな企画をしている。
今回も、主婦の悩みである「今晩のおかず」のヒントになる、メニュー実物とそのレシピが 展示されていた。
あれこれ 新しい企画が常にされているせいか、
いつも どの時間帯に行っても、にぎわっている。
あたたかな日が続いた。
きょうは 寒さが 身に沁みる。
陶芸は 少し怠けていたので、
素焼き済みの マグカップに、絵付けをした。
白化粧をしたところに、弁柄で、
いろは の文字を 描いてみた。
いかがでしょうか・・
森 まゆみ・著 『 明るい原田病日記 』 亜紀書房
~ 私の体の中で 内戦が起こった ~
著者の森まゆみさんは、何冊も著書を読んでいるので、
元気いっぱいの女性と思っている。
「原田病」。 はじめて聞いた言葉なので、
まさか著者が その病気であるなんて 思わず、
今度の新刊はどんな内容かと、楽しみながらめくって びっくり!!
100万人に5人しか居ない病気で、眼がおかしくなり、頭痛、耳鳴りがひどく、まぶしくてたまらないという うつ症状。
本書は、病気になり、どのような日常を過ごしているか という日記と、2部では 医師との対話が書かれている。
幸いにも わたしは、病いと あまり縁の無い生活をしてきたので、原田病にも、他の病気にも うとい。
著者が言われるには、原田病は、
眼の病気ということで、眼科で診てもらっているが、
病気なので、他の、たとえば脳神経科でも、診てもらいたい、と。
日本の病院の現状は、患者ひとり一人と 向き合って治療にあたっていない という。
うまく言えないが、患者の言いたいことは よく伝わってきた。
対談の中でも(岩倉雅登医師との)、日本の医療現場の実情が語られて、興味深く読んだ。
健康が快復して、また 活躍して と、願ってます。
【写真】(部分) 森 まゆみ・著 『 明るい原田病日記 』~ 私の体の中で 内戦が起こった ~ 亜紀書房・刊。 2010.9.30.第1版第1刷発行。@1600e
昨夜、次女の家族が泊まった。
今朝、五年生の孫と、次女との三人で、
尾張富士にウォーキング。
どんぐりの木の落ち葉がいっぱい。
踏みしめながら300㍍ほど、
ゆるい坂道の方の参道を選んで登った。
次女は「小学生以来だわ」と。
あたたかい日で、気持ち好かった。
帰りに寄った喫茶店の屋根に、
サンタクロースが3人も登っていて、愉しかった。
他所へ もみじを見に出かけるのもよいが、
わが家にも3~4本、もみじの木がある。
(野村もみじ、ヤマモミジ、枝垂れもみじ)
庭に出て、真っ赤になった もみじを見て、
どうして 散る前に、あのように きれいになるのかと、疑問に思う。
なかなか感じが良く、居心地の良い珈琲屋さんよ、と友人から聞いた。
また、ほかの人からも「コーヒー おいしいよ」と。
「珈琲 古今堂」。
ならば 行かなければ・・!
外観よりも 中は広く、ゆったりとした空間。
(禁煙席60席に、喫煙席40席もある)
京の町屋をイメージさせる 落ち着いた・・と、うたい文句にあるように、ウエイトレスさんも作務衣の姿。
午後4時近かったので”あったかあいすクリーいも”480円を注文。
日本と西洋の入り混じった、変わったメニューでした。
・・・「もう少し、器に こだわって欲しいなぁ」
・・わたしの独りごと。