元日の新聞で、高峰秀子さん死去のニュースを知った。
わたしの年代の人たちには、知らない人が居ないほど有名な女優だった。
わたしはエッセイストとしての高峰秀子さんに興味があった。
映画監督であり脚本家の松山善三さんの口述筆記をしている間に、文章の書き方を学んで書かれたという。
高校生のとき観た映画「喜びも悲しみも幾年月」も 忘れられない。
現代ではあれだけの大物女優さんは存在しないのではないか。
骨董好きで、一時 骨董店も経営されていたようだ。
あらゆる才能に恵まれた女性でもあった。
【写真】高峰秀子さん逝去を伝える中日スポーツ2011.1.1.号
あけまして おめでとうございます。
今年もよろしく お願いします。
昨年は 病気もせず 無事に過ごすことができました。
・・・感謝。
ことしも ウォーキング、食事日記、ブログ書き、ボランティア、
陶芸、藤工芸、普茶料理の おけいこに励みます。
そうだ、本も読みたいし・・・。
大好きな食べ歩き、カフェギャラリーめぐりもしたいと想っている。
ことしも また 鬼に 笑われてます。
最近は カレンダーを くれるところが少なくなったような気がする。
昔は 日めくり、一枚ものカレンダーや、立派な月めくりが、いっぱいきた。
地元の商店街で買い物することが 減った。
また、新聞代などは口座引き去りなので、販売店と顔を合わせることがなくなったなど・・・。
写真の多い立派なカレンダーは、高くて上得意様にしか 使われなくなったことなど・・・。
わが家はスケジュールの書き込みをするので、シンプルなのを好む。
また 今はあまり見かけなくなった、大判の日めくりを愛用している。
これは食事をする部屋に掛けてあり、家族で一枚一枚 楽しんでめくり、そのたびに きょうも一日無事に生活(くらし)て居る、あかしのように感じている。
渋柿をもらって 干して置いた。
何日間か経って、ひとつ食べてみたら、甘くて 食べごろ。
友人の集まりで、干し柿の話しをしていたら、
いつも上手にやっている人がいて、
「渋柿の皮をむいたら、熱湯を掛け すこし乾いたら、
ホワイトリカーに漬けて消毒してから干すと、
カビが生えない」と言われた。
わたしは 初めてで、知らなくて、皮をむいて干しただけ。
(よし、カビる前に 食べてしまおう・・)
大きな寺社に 生っていたぎんなん(銀杏の実)を たくさんいただいた。
昔は、米が不作で とれなかった時の非常食でもあったと聞く。
茶封筒に 10~15粒入れ、電子レンジでチン・・。
3分ぐらい経つと、パ~ン、パンと爆ぜて、食べられる。
日経新聞12月27日(月)朝刊の記事を見て、少し うれしく思った。
京都大学では、5年一貫教育を施す 全寮制の「学寮型大学院」を新設する方針を打ち出した。
「次代の指導者育成」のためという。
半年ほど前、木曽川学セミナーの講座の時、隣り街の市長さんの講演があった。そのとき「今、日本の総理がすぐ変わるのは、抜きん出たリーダーが居ないからだ」と言われた。
「今の日本では、リーダーを育てる組織(学校・・)を創り、世界のリーダーを養成しなければ・・」と熱っぽく話されたことが、忘れられなかった。
今朝、この記事を読み、日本の将来に希望が出たようだ。
いま20代の若者が この大学院で学び、活躍される頃には、わたしはこの世に居ないだろうが、でも、日本がよみがえってもらえれば、うれしい限りである。
【写真】日本経済新聞2010.12.27.(月)朝刊より。
12月26日(日)の日経朝刊 SUNDAY NIKKEIの歌壇を読んでいたら、おもしろい歌に出会った。
「 ユニクロへ 買いに行くから ユニクロの
シャツは着れない 無印を着る 」 作: 仙台 榊原 猛
わたしも ユニクロではないけど、こういう事が ありますよネ。
気にするほど、誰も見てない と思うけど・・。
「 間違って 押してしまった 階数に
きちんと停まる 誰も降りない 」 作: 横浜 磯部 実子
これも経験あり。
こういう出来事も 歌にするところが すごい ネ。
【写真】日本経済新聞 2010.12.26.(日)SUNDAY NIKKEI
いつの頃から、日本で クリスマスを楽しむように なったか。
わが家でも 小さい孫たちが「サンタクロースが 本当に来るのか」疑っている。
宗教というものを わたしは中学生になってから意識した。
クリスチャンスクールだったので、時に、賛美歌を歌って、聖書を読み、信者である教師が話しをされ、静かでおごそかな時間を過ごす中での学園生活。
わたしは信者ではないが、そんな雰囲気の中に居る時間が 好きだった。
ここ何十年もの間、そんな過ごし方とは 縁が無くなった生活をしているが、なぜか この時季になると 懐かしい。
「食卓の風・・・」というブログは、
写真もキレイだし、お料理も好いので、よく訪れる。
『 おいしいから、何度でも 』という、
料理とエッセイの本も出版されている。
9月ごろ、
「しょうゆ漬けチーズごはん」のレシピが掲載されていた。
クリームチーズを しょう油と味りんと酒を煮立てたあと、
冷めたら、1cm角にしたクリームチーズを 漬けて置く。
炊きたてごはんの上にチーズと おかかと ねぎを のせる。
抹茶を まぶしても良い。
骨董のふたつき茶わんで いただく。
和洋折衷・・気分上々。 これは おいしい。
一度食べて、あれ以来 病み付き・・。
※ ブログ「食卓の風・・・」:http://studiopino.exblog.jp/
※※ 料理とエッセイの本: 『 おいしいから何度でも 』
- Studio Pinotの料理メモ -
田代たえ子・著 ソフトバンククリエイティブ ・発行(2009/6/27 刊) @1500e
ポスター・チラシを設置したお礼に、という招待券を、人づてにいただいた。
「コレクション名作展」の最終日。
メナード美術館は、メナード化粧品創業者が中心に蒐集したコレクションを基盤として開館した。
セザンヌ、ゴッホを始めとして 1400点余りも在るとか。
わたしはミレー、ゴッホが好きなので、ゴッホの「一日の終り」は心に沁みた。
桃山時代に作られた「織部亀甲文州浜形手鉢」は、何年もの月日を経て今なお新鮮で、人の気を引く作品に、感心して、見とれてきた。
朝一番に行ったが(10時10分)、もう 中は多くの人で、人気のある作品のところは、なかなか のぞけなかった。
こんなに多くの名作名品を見る機会は少ないので、幸せな ひととき でした。
*****
「メナード美術館」:愛知県小牧市小牧五丁目250番地
*****