『 くちぶえサンドイッチ 』 松浦弥太郎随筆集
松浦弥太郎・著 集英社文庫 集英社・刊
著者・松浦弥太郎さんの 旅の日々、趣味のこと、日々の過ごし方など書かれたエッセイ。
すごい好奇心のある方だからこそ、これほど読み応えがある。
しかも 読んでいて楽しい文が書ける。
先日読んだ『ぼくのいい本 こういう本』を読んでいる時も感じた。
読書もあらゆる分野、たとえば料理本や、女性向けのエッセイなども愛読されている。
職業柄(「暮らしの手帖」編集長)とはいえ、感心するところ。
【写真】 『 くちぶえサンドイッチ 』松浦弥太郎随筆集
松浦弥太郎・著 集英社文庫 集英社・刊
2008.4.25.第1刷 @648e
台風15号。 中部地方は接近し静岡へ上陸したが、
さいわい わが家は被害も無く、無事に過ぎ去った。
9月に来る台風は、高校3年生のときの伊勢湾台風を想い出し 心配だ。
わたしの人生で一番こわい体験は、この日の台風・・。
日本列島 どうか少ない災害でありますようにと 祈っております。
友人宅へ行ったら「お地蔵さん、こういうの好きでしょう。よかったら持って行っていいよ」と言われた。
高さ34cmの青磁象嵌雲鶴文瓶とでもいうのかしら。
底には 銘に「清光」と書かれて 印もある。
20年ほど前、陶芸仲間と韓国の「利川(インチョン)(陶芸の村)」に行ったとき、「柳光烈」作の湯のみを買った。
この作家は、人間国宝・柳海剛の息子で、何年か先には人間国宝になられるだろうと聞いた。
(今回調べたら、1993年に国宝になられていた)
同じ「光」という字があるので、ひょっとしたら?と思った。
友人にその話しをしたら「そんないいものではないから、持って行って」という。
ありがたく もらってきた。
木函は 友人宅のゴミ箱として活躍中なので新聞紙にくるんで。
・・どうも お宝とは縁がなさそうだが、鶴首のフォームが なんとも美しい。
わたしの宝ひとつにしよう。
明治村で小沢昭一さん(明治村村長)が講演されるので、聴きにいく。
開演の50分も前なのに、すごく大勢の人が並んで待っている。
わたしはせっかちで 何事にも並んでいるのは 苦手である。
今回もあきらめて、明治の建物を見学して帰る。
ここは何度来ても、まだ見ていない建物がある。
近ごろ明治村はいろいろなイベントが多く催されるので、いつもにぎわっている。
年間パスポートを持っている人も多くいる。
今日は年間パスポートを発行してくれるところ(山梨郡役所)も、「求める人が多くて、即日交付まで一時間半待ち」と、家の近所の人が言ってた。
ちなみに わたしはパスポートを持ってるが、
きょうは敬老の日なので、65歳以上は入場無料の日だった。
わたしが生活している市は、
「歩いて暮らせるまち 歩いて巡るまち」を目標にしている。
ボランティアで少しでも協力できればいいし、
ごく普通の市民が 少しでも便利になればいいし・・。
やっている人たちも 知らないことが多く、
とにかく「歩いてみよう」ということで始まった。
指導してくださる都市計画が専門の先生は 女性なので、
気軽に何でも話せて うれしい。
今日は犬山城の周辺を観察しながら歩く。
まだ暑く、熱中症の危険もあり、短時間だったが実り多いウオッチングでした。
陶芸教室時代の友人が、中津川市にギャラリーを開いている。
「泊まりにいらっしゃい」と、以前から誘われていたので 出かけた。
中山道 落合宿の通りにあり、窓からは馬籠宿へいく山あいの集落の景色が きれいに見える。
夕食はふたりで鍋料理を囲み、雑談に花が咲いた。
翌朝は 朝市で野菜を買ったり・・。
似たような趣味なので、籠に柿渋を塗ったり、飾り台に天然オイルを塗って遊んだ。
年を重ねても ともに愉しむことのできる友が多く居て、好かった。
感謝してます。
先回はお休みしたので、先生や仲間に会うのが楽しみでした。
人形を作ってみたいとリクエストしていたので・・。
高さ25~6cmの おじいさんを編みます。
胴体は どうにかできました。 顔は あごの部分がうまくいくかどうかで決まるので、気をつかいました。
ヒゲも付け、パイプをくわえさせます。
麦わら帽子も かぶせます。
エプロンをつけ、ポケットにハサミを入れて でき上がり。
・・来週は 仕上げできるかなあ。
『 朝ごはんの空気を 見つけにいく 』
堀井和子・著 講談社・刊
著者は 本書の紹介では「料理スタイリスト」。
「暮らしの手帖」52号によると、粉料理研究家・堀井和子さんと紹介されていた。
朝食が大好きで、周りの人の朝食を紹介したもの。
・・・それぞれの家の朝食風景が 可愛いい。
著者自身は 紅茶とパンの 好みがなかなかうるさそう。
したがって、ミルクティをいれるならウェジウッド社のティカップ。
コーヒーならロールストランド社のコーヒーカップが好み。
優雅だなあ。
パンには ねり胡麻と はちみつを混ぜたものを塗られるという。
これは マネをしたら、・・おいしかった。
昨夜(9月12日)テレビをつけたら、NHKの「きょうの料理」に、人気カレー研究家・水野仁輔さん(東京カリ―番長)が出演されていた。
カレーライスは大好きなので、偶然にも水野氏の本を読んでいた(ながめていた)。
番組は、キッチンでなべなどのカレー作りに必要な道具やスパイスを見せながら、カレー作りしていた。
この男性(ひと)は年間400以上のカレー屋を食べ歩き、全国のイベントに出張し、テーマに合わせたカレーと音楽を提供されているという。
こんなにも 奥の深いカレー。
ますます 好きになりました。
カレーをたくさん食べるインド人は(ウコンを多用するので)、アルツハイマー病患者が少ないといわれている。
今夜は カレーどんぶり(和風)を作りました。
余分な話しですが、韓国には日本のカレールーが無いので、韓国の友人には 日本産をおみやげに持っていくと 喜ばれる。
わたしは これが いつもの おみやげ。
【カット写真】 水野仁輔・著『スープカレーキッチン』
2006.1.20.初版印刷 @1500e
㈱マーブルトロン・発行
表面がなめらかな西洋かぼちゃが 4個採れた。
6月に中津川地方へ出かけた折に、苗を買った。
勢いがよく、大きな花がつき、実がなった。
原産地は南米で、日本へは16世紀にポルトガル船によって来た という。
かぼちゃの名も ポルトガル語がなまって名づけられたようだ。
味は 日本のかぼちゃより あっさりしているので、
今夜は 天ぷらにして 食べた。