この二、三日で 作陶したもの・・。
鉢は テレビの料理番組を観ていて ひらめいたもの。
黒ミカゲ土で ロクロを挽き、白化粧した。
花びんは 自分のオリジナル土で作り、乳白色の釉をかけて白っぽく仕上がる予定。
この季節は 土を触っていても冷たくないし、乾燥もするので 作陶日和の日が多い。
『 ベニシアの京都 里山日記 』~大原で出逢った宝物たち~ベニシア・スタンリー・スミス 著
著者は イギリス生まれの ハーブ研究家。
NHKのテレビで ベニシアさんの京都大原での古民家生活がよく紹介されているので、知られている。
日本で住むようになって40年になるとは言え、今の日本人より日本的な生活をされている女性。
本書を読んでいると、ベニシアさんは 何をするのも 丁寧にされる。
自宅の古民家や井戸の壁までも、陶磁器の欠けらを自分で貼ってリメイクする。
築100年の農家を 改築されながら 住む。
日本の人でも大変なのに、それを愉しんでおられる。
内容の濃いエッセイです。
【写真】 『 ベニシアの京都 里山日記 』
~大原で出逢った宝物たち~
ベニシア・スタンリー・スミス 著
写真・翻訳 梶山 正。 2009.10.30.初版第1刷発行。
㈱世界文化社・刊 @1100e
日経流通新聞(MJ)(10月7日号)の朝刊に、
女優の壇ふみさんの記事。
「おふくろ」という言葉は女性(母親)が押し並べて「袋好き」であることから来ているのではなかろうか、というエッセイが掲載されていた。
「当たらずとも 遠からず」だと思う。
わたしも袋、ハンドバッグが大好き。
デパートに買い物に行けば、必ずバッグ売り場を見る。
友人に バッグの手作りを習っている人がいる。
すでに3個も 作ってもらった。
今、一番お気に入りのは、ほかの友人の手作りで、
表は その女性の手織り、裏は 皮で 作ってある。
一週間後に 森のマーケットの控え、森の中を掃除に行く。
今秋は 30以上のブースが出るので、助手の人も参加して、40人ほどで草取りをする。
さすがに 多くの人の手は 速い。
その後、ログハウスでミーテイング。
午前中で 終了。
サンクチュアリという、釣りのできるログハウスのカフェレストで、ランチをして帰る。
天気も好く 釣り掘りを見ながらの「マスのユッケ風ランチ」は、珍しくて おいし~いよ。
最近 犬山城の観光がブームでもあり、訪れる人が多い。
急に観光客が増え、昼食をとるところを探している人が多い。
今様にいえば、「ランチ難民」だ。
よりみち探偵団でも、犬山城下町の「食べどころ絵図」を作った。
初めてのレストランで会員と食べることになった。
城下町の古民家を利用した、イタリアン料理「モントヴァーナ」
ランチは ハーブ入りの前菜、パン(ハーブ入り)、パスタ、コーヒー。〆て1200円。
パンも美味しかった。 パスタは日本人向きに 季節の食材が使われて、とってもおいしかった。
これなら 観光客にも、おすすめ。
コーヒーも お味は抜群に おいしかった。
(難を探せば)4人とも「・・ぬるすぎる」でした。
まちを観察して地図を作る目的で、グループで歩いている。
NPOしみんていの「レッツ!ボランティア事業」にも認められたので、みなさん、熱心である。
指導者の先生(都市調査室)が、所どころで 問題提起をしていただけるので、気が付かないことも知ることができる。
たとえば、
ここからは 犬山城が 青空の中にそびえたつのが よく見える。
一本道が西寄りで電柱が立っているので、景観を損なう。
また、この位置は、大正時代までは 城内であった。
こうして 自分の住むまちを 少しでもわかるのでおもしろい。
お天気も好く 暑いくらいで、
一時間近く歩くと、充実するけど・・疲れる。
今朝7時ごろには 雨はあがった。
庭に居ると、コスモスが風に揺れて きれいだった。
何年か前、苗を一本もらって植えたものが、どんどん増えて、背丈も1m50cm以上になり、ジャングルのようになっている。
原産地はメキシコ。
メキシコの 行けども行けども何にも無い、広い土地に、コスモスが咲いたら すごいだろうなあ。
わたしは、メキシコに行ったのは もう18年も前だった。
コスモスを見ながら、ひとりでなつかしんだ。
知人がうちの前を散歩している。 同年代の女性。
ご主人を亡くして、今はひとりで生活されているようだ。
「毎日 退屈でネエ」
「お地蔵さんのように趣味が多いといいのだけど」
こんなとき どう返事をしたらいいのか・・。
この本の著者の30年くらい前を、知っている。
エッセイを読みながら、あの元気だった方が 今 健康の話しを書いておられるので不思議な気がする。
「目まいになってから、二年近く悩んだ鼻づまりが快復した病気の方で、一つの身体で二つは大変だから、前の一つを引っ込めたのではないか」と書いてあり、笑ってしまう。
鼻づまりと目まいが入れ替わったのではなく、インターバルがある、と。
こういうときにも「インターバル」という単語を使うのか、と感心した。
このエッセイ文は病院の待合室に置く冊子の連載をまとめたもの。
「健康半分」というタイトルが おもしろい。
70歳代は多くの人が、健康半分 病気半分、
これは インターバル人生とは言わないかしら・・。
わたしは いま現在 すこぶる健康だが、インターバルな生活になるのも時間の問題、というより 秒読みでしょうか・・。
夏野菜が終わり、冬の野菜の支度をする時季。
家人は忙しく、わたしは どちらかといえば 苦手。
・・ということで、なかなか手入れもできていない畑。
それでも、できれば無農薬の野菜が欲しいなあと、
苗を買ってきた。
ブロッコリー、わけぎ、水菜、チマサンチュ、ねぎ など。
『 日本の暮らしが変わった日 』
きのうの明治村で この本(冊子)をもらう。
著者は平松洋子さん。
わたしはこの著者のエッセイが大好き。
本書は 著者のお得意な 食べものにまつわる文。
現代の食べものについて書きながら、結論は 明治からず~っと続いて おいしい と結んでいるのが上手だ。
明治村のフリーペーパーかしら・・。
それにしても わたしには 粋な はからいだ。
【写真】博物館明治村が発行している本(冊子)B5版全20頁。
「週刊文春」2009.4.~2011.2.連載を別刷り冊子としたもの。
原題:「日本の暮らしが変わった日~明治時代の日常生活~」