コーヒーショップで雑誌を見ていたら、隣り町のパン屋さんが載っていた。
娘から、おいしいよと言われて、何度か買いに行って 食べているお店。
きょうはさっそく出かけた。
ここの「きんぴらごぼう入りのパン」が好き。
和食のおかずであるきんぴらとパンの組み合わせが いい。食べているあいだは、しあわせ・・。
60cmもある なが~いバケットも味がある。
清潔なお店で とりどりの いく種類もの パンがある。
食パンも欲しかったが、お昼すぎからしか焼きやがらないらしい。
ここの一押しは(パンの名前は忘れたが)一日に100本以上売れるらしい。
でも、わたしはきんぴら入りのパンが どうしても食べたい。
ほかのパン屋さんのきんぴらごぼう入りのパンも食べたが、やはりここのは わざわざ買いに行きたい。
片田舎の町はずれに ぽつんとある。
お客さんが4~5人も入ると店がいっぱいの小さなお店。
それでも ひっきりなしに買いにくる人たちが、多い。
[お店] マエジマ製パン
509-0207 岐阜県可児市今渡2499-7
TEL&FAX 0574-62-8408 日、月が定休日
[写真]ブログに書きたいと言ったら、ぜひ書いてください、と。
写真も載せてくださいね、とこころよく御許しをいただいた。
新聞や雑誌に書かれたものをまとめたもの。
著者は1930年代に誕生されているので、
わたしより10歳以上 年長だ。
が、同じような体験はしているので、
わたしも”老いのつぶやき”は多くある。
このほんの中で ひどく気になったことがある・・
「 一家団らんや家庭の幸福を、額縁に入った一枚の絵のように思い描いてはなるまい。
家庭とは動く関係であり、家庭とは揺れる小艇である。
混乱と動揺は、生命のエネルギーの表現ではないだろうか。 」
よく考えれば そうなのかも知れない。
でも、わたしの家は「額縁に入った一枚の静かな絵」がいつまでも続いてほしい と願っている。
これがわたしの「老いのつぶやき」かも。
今年度も10回目の本日で終了。
一回欠席、九回出席でした。
本日のテーマ「木曽三川改修工事とデ・レーケ」
講師は 岐阜聖徳学園講師の所 史隆先生
「デ・レーケ」??
何だろうと思いながら 話しを聞いていた。
近代化への道を急いでいた明治時代には、
「お雇い外国人」という学者や技術者が招聘されていた。
日本に土木技術を指導に来た人、デ・レーゲも、
オランダからきた、その内のひとりの名前だった。
デ・レーケは木曽川下流部の治水・堤防改修のために、
「いかにして木曽川の水の流れを分流もせず、伊勢湾の海まで流し切る」ように努力したか、という内容だった。
この手の学問は苦手だが、
考えていたよりおもしろい内容で、よくわかった。
藤工芸の先生から、
「粘土で、ネックレスのヘッド(5㎝くらい)を作ってほしい」と言われた。
その上に、皮藤で模様を編んで 作品にする、というものらしい。
はじめはイメージが湧かず、心配しながらであったが・・。
ひとつ 出来上がりを見たら、
とってもきれいな手作りのアクセサリーだ。
生徒さんも欲しい、ほしいと言われ、
20個もつくることになった。
いま、制作中です。
二カ月に一度の 教室。
先回提出した作品を、先生がお宅に持ち帰り、
感想やら、ここをこのように直したら効果的です、
と、赤ペンを入れてくださる。
この教室では、先生はほとんど聞き役で、
生徒であるわたし達の発言が主なので、
この先生の感想をもらうのがうれしい。
ほかの方々の作品を読ませていただくのは、とても楽しいので、この教室に出席するのが待ち遠しい。
先月は わたしの都合でお休みした。
これまでの人形は出来上がり。
こんどは
茶室の屏風だった木枠に 藤の花を飾りつけようと、
大作に かかりはじめた。
(木枠は お屋敷の解体のとき もらっておいたもの)
さぁて どうなりますことやら、
たのしみなことです。
よりみち探偵団。
9月の1回目は 木曽街道を歩く予定。
雲行きがあやしくなりそうなので、
車で途中まで行くことになる。
夕立のような大粒な雨が降ってきたので、
そのまま車で進み、街道筋の要所で停まって見学する。
日ごろ車ではよく通る路だが、あらたまって意識しながら街道を通ると、新鮮に思えるから不思議。
昼ごはんは、会員さんの行きつけの店:日本料理屋さんで、
日替わりランチ「さんま定食」で 味覚の秋をほんの少し感じました。
本日は 7名出席。
『 NHK にっぽん縦断 こころ旅 』
~火野正平と行く、自転車でめぐる日本の風景~
NHK制作班・著 宝島社・刊
NHK(BS)で この番組は時々見ていた。 それが本になった。
いつの間にか 火野正平という俳優の人柄に魅了されていった。
火野正平イコール女泣かせ・・というスキャンダルだけが、
有名であった俳優ということしか知らなかった。
この番組は「人生を変えた、忘れられない場所」や「生まれ育った ふるさとの風景」へ、手紙を頼りに自転車で訪れる という。
わたしがテレビで見た方の風景は、
どれもその人の「大切さ」を物語り、すてきでした。
こうして一冊の本になり、読んでいると、
「人は皆 ロマンチックだなあ」と思う。
また、火野正平さんが子ども時代 「トム・ソーヤの冒険」や「ハックルベリー・フィンの冒険」に夢中だったのもうなづける。
いちばん気になったのは「山口県秋吉台の草原が こころの旅」という、60歳女性の思いの文です。
本は 気に入れば 何度も読めるので いいですネ。
【写真・部分】 『NHK にっぽん縦断 こころ旅』
~火野正平と行く、自転車でめぐる日本の風景~
NHK制作班・著 宝島社・刊
2012.4.7.第1刷発行 @133e
日本文学館 ワンテーマ文学賞「エッセイ部門」の、
選考結果のお知らせが 届いた。
7月末の締め切りだったもの。
もうすっかり忘れていた。
昨年は応募1200人中、51名の「佳作」だった。
今回はもう少し上がって「特別推薦作品」に選ばれた。
講評は・・、
「全体的にしっとりとした文章で完成度の高いエッセイに仕上がっております。特に心情描写の表現力に非凡なものを感じます。
また、読み手を作品の世界に自然と引きこむセンスはすばらしいと思います。奥行きのある作品でした。
また、文章力と独自性を付与していると思います。
是非、これからもこの感性を大切に、たくさんの創作に取り組んでください。今後も素晴らしい作品を期待しています。 」
このような講評をもらっただけで充分。
特別推薦作品の特典があるけれど、
わたしはこれからプロの書き手になるわけでなし、
自費出版する気も無い。
コンテストに応募していけるような作品が書けるかどうか、自分への挑戦。
このことも老化を少しでも食い止めることになれば、と願っている。
木曽川学セミナー
ことしも今日で 第9回目を迎えた。
テーマは、木曽川流域の文化史:
(~地域史料として「梅花無尽蔵」を読む~)
本日の講師は岐阜大学留学生センターの森田晃一教授。
わたしは歴史が苦手なので、はじめのほうは難しくて、
聞いていても面白くなかったので、会場の人たちを見ていた。
この木曽川学セミナーは毎年人気があり、いつもほぼ満席。
8割が60歳以上。また、8割が男性。
皆さん熱心にレジメを読んだり、メモを取っておられる。
・・中には 居眠りをされている人も 見かけるが。
講師は きょうの内容がむつかしいせいか、わかるように説明する努力が見られる。
・・ほとんど、ニコリともせず、とても真面目なセミナー・・。
ちなみに、
禅の道にあって、古今東西の漢詩文に秀でた万里集九。
応仁の乱以降には、晩年を美濃の国鵜沼で過ごした。
その代表作が「梅花無尽蔵」なる全7巻の漢詩文集。
それでも、セミナーからの帰宅途中、
きょうの話の中に出てくる鵜沼を通り、
最近 きれいに整備されて来た中山道鵜沼宿を見学してきたので、すこしは内容を理解できたかな。