平成25度 木曽川学セミナー
5回目は「犬山城はなぜ個人所有になったのか」
講師:岐阜大学名誉教授 松田之利先生
徳川の世となってから、
犬山城は はじめ木曽川管理(特に材木)の拠点であった。
近くに住み、犬山城は親しんでいるが、
何故 個人の所有になったのかは知らなかった。
明治のはじめのころ、愛知県からの払い下げとなった。
その際、創建以来300年余の城を修理修繕をしながら、
末代まで維持し続けるべし、などのきびしい条件が付いた。
買い手がつかず、子爵となっていた元城主の成瀬の殿様が、個人で引き受けたという。
10年ほど前に、成瀬さんと地元市民や行政で創った財団法人白帝文庫の所有に移された。
天守閣と城山公園の日常管理運営は、今では 市が行なっている。
最近は、城下町の まちおこしがあり、
天守閣や旧い町並みを訪れるが多い。
本日は興味のあるテーマであり、話しの上手な先生で、
短く感ずる一時間半の講義でした。
「絵手紙は野の花」と言われる小池邦夫先生の、
門下であられる佐藤千志子さんの、家族展を訪れた。
自宅の物置を改造して画廊にされたという、
きれいな部屋での展示。
お孫さんの、力強い絵手紙も印象に残りました。
一つの絵と 書き添えられた文字が、
生き生きとして話しかけてくるような作品の数々。
こんな手紙もらったら うれしいですね。
心がなごみ、優しく過ごせそうです・・
佐藤様 丁重なご案内をありがとうございました。
きょうは 小学生の孫も一緒に行きました。
夏休みのほんのわずかな時間、
彼女なりに何かを感じてくれたらと期待しつつ・・
【写真】 いずれも「画廊・千草」さんにて。
愛知県丹羽郡大口町伝右(dennne)1-220
Tel: 0587-95-2143
連絡をマメに取り合ったり、しょっちゅう会うわけでもないのに、
時々フト思い出す・・
そんな友と ひさしぶりに会う。
午前10時ごろ 待ち合わせてコーヒーショップへ。
東海地方はモーニングサービスが付いてくることで有名。
わが家からクルマで20分ぐらいのところだが他県。
このコーヒーカフェは女性客がほとんどで満席。
コーヒーもひとりづつ急須で来る。トーストにヨーグルト。
別皿にウインナ、野菜サラダ、ポテトサラダ、バナナがあった。
これで420円です。
久しぶりなのに、その間に流れていた時間はすっかり忘れて、
おしゃべりを延々とする。
わたしたち三人も、まわりにはやかましかったことでしょう。
孫(小学生)がモンテロールのスイーツ工場見学に申し込んだ。
わたしは 初めてなので連れて行ってもらった。
見学コースの製造工程では、
シュークリーム、ロールケーキ、季節限定のスイーツが作られていた。
シュークリームでは 一時間に6000個もできるそうです。
流れ作業と言って、ベルトコンベアに乗ったお菓子つくりを、
ガラス張りの高いところから見ながら、説明を聞きます。
衛生的な製造工程を見て、
これなら安心しておやつにいただけそう。
シュークリームやチョコレート、クレープ、ロールケーキなど、
売店でいっぱい買ってしまった。
よりみち探偵団。
暑い中、犬山口周辺を歩く。
現在の地図には名も無い道(忍者道)も、
歩けるところは歩いていると、歴史を感じて おもしろい。
なぜ、この町の名前がこのように付いたのか、
立て看板が立っている。読んでいると納得。
この辺りには室町時代からの、
禅寺がいくつもあるということも知った。
大正から営業されてきた銭湯「ライン温泉」も、つい先日幕を降ろされた。
半年ほど前 ここの女主人(90歳)と話をしたときには、「レトロな浴室に興味を持たれ、遠くからお客さんが来てもらえる」とうれしそうだった。
あまりの暑さに、途中の堀部邸でアイスクリームを食べて休んだ。
誰もが知っている中村メイコさんも80歳ちかくになられる。
2歳半から役者をして、大人の世界を見ておられるからか、
人生を生き方を よくわきまえていらっしゃる。
タイトルは「終わり」だが、
内容は明るく、笑ってしまう。
本書を描かれた動機は
「ボケないうちに、みっともなくないように、
身辺整理だけは して老いたい」だったとか。
高齢になれば 誰もがそう思うでしょうね。
わたしの場合は、たくさんの本と 陶器。
どうしよう・・?
有名な作家さんの器は 捨てないでほしいけど、
子どもたちの「好み」の問題もあるし・・
この本を読みながら、先々のことを考えた。
身近なものの整理にしても、
わたしの場合はなかなか割りきれなくて悩みます。
メイコさんは、生活の知恵に長けた女性(ひと)ですね。
【写真】 中村メイコ・著 『 人生の終いじたく 』
2010.11.5.第1刷。青春出版社・発行 @1400e
『 手のひらにのる骨董 』
~美しき日本の 小さなこころ~
貴道 裕子・著 世界文化社・刊
著者は 京都の美術商に生まれ、
子どもの頃から 古美術に親しまれた方。
本書には、
蒐集された豆皿、ぽち袋、帯留めが紹介されている。
やはり、わたしは豆皿に ひかれる。
(小さな皿で 直径10㎝くらいまで)
好きなのは、唐草文様や つる草の蔦や葉が絡み合って連続文様を描いたもの。
わたしの持っているものは明治時代のものだと思う。
本書の中で とっておきの豆皿や 思い出のあるものは、
飾って楽しむのがよい、と書いてあった。
さっそくミニサイズのアートを玄関にあしらってみた。
【写真上(部分)】貴道 裕子・著 『 手のひらにのる骨董 』
2013.1.20.初版第1刷発行 世界文化社・刊
【写真中】 同書から写したもの
【写真下2枚】 お気に入りのミニアート
裏庭に在る ほんのわずかな家庭菜園も、真っ盛り。
・・ゴーヤ、大葉、きゅうり、なす、ピーマン、トマト
ミニトマト、オクラ、十六ささげ、茗荷、ブロッコリー
・・ゴーヤは39㎝の長いのもできた。
『 図解 100歳まで効く!
アンチエイジングの「抗加齢」の基本 』
白澤卓二・著
(順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座の教授)
この本を読むと、
野菜を食べることが いかに大切かがよくわかります。
「できるだけ病院へ行かないで済む、快適な暮らし」を目指して、
バランスの良い食生活をと、努力したいと思う。
そのために、家でできた野菜を上手に料理しよう・・
【写真】 白澤卓二・著 成美堂出版・刊
『 図解 100歳まで効く!「抗加齢」の基本 』
2012.11.10.発行 @1200e
4月26日に突発性難聴という病気になった。
約3カ月になる。
きょうは耳鼻科の診察日。
若くて美人の先生は・・
「聴力検査の結果は少しづつではあるが、良くなってきているので、もうしばらく薬を続けましょう。
「次回は少し間をおいて、8月31日に予約しましょうか」とおっしゃる。
45日分の薬をもらってきた。
一ヵ月に一度だが、こんなに長く通院することになろうとは。
・・珍しいことだ。
それにしても総合病院の待合室で待っていると、
いろいろな人物が観察できて、おもしろいなあ。
この人たちは どんな病気かなぁ と想像していると、待ち時間も退屈しない。
料理研究家 村上祥子さんが
「たまねぎ氷」を考案され話題になった。
日本経済新聞のメディカルニュース(7月9日)に、
トマト氷の話題があった。
トマトは生で食べるより、
過熱と攪拌して食べたほうがおいしいそうだ。
トマト氷を作っておいて、
カレー、パスタ、リゾット、肉じゃが、麻婆豆腐、市販のそうめんつゆに混ぜたり、といろいろな料理に使えるとか。
わが家も家庭菜園でたくさんトマトができた。
試してみます・・