2014/03/07

永続的リンク 11:47:56, カテゴリ: つれづれなるままに

『 唐人さんがやって来る 』 植松三十里・著   (1843)


  植松三十里・著 『 唐人さんがやって来る 』 


 今年になってから植松三十里さんの本は3冊目。
 気に入っている。

 1964年東京オリンピックの200年前、
 お江戸を沸かせた大イベント:
 朝鮮からやってくる通信使にまつわる話。

 通信使は将軍の就任を祝うためにやって来る。
 そのことは知っていたが、
 こんなににぎやかに迎えるものか・・

 女性の歴史小説家:植松さん。
 「唐人行列絵図」の出版公認をねがう家族愛の話しが あたたかい。

 いつの時代にも母の愛が子どもを育てるのだなあ

【写真】植松三十里・著 『 唐人さんがやって来る 』 中央公論新社・刊   
  2013.7.24.発行 @1890e     


2014/03/06

永続的リンク 17:11:28, カテゴリ: つれづれなるままに

”撮り続けた多才な巨匠”アラン・レネ  (1842)

 今朝の新聞によれば
 アラン・レネ監督が91歳で亡くなった。

 フランスで生まれ世界中に人気があった、
 ヌーヴェル・ヴァーグの名監督。

 わたしは若いころ何本かこの人の映画を観た。


 忘れられないのは広島でロケされた「二十四時間の情事」
 (戦争と原爆という人間の行為を扱う・・)

 この映画はわたしが二十歳のころの作品だったのだ。
 その後何十年もずーっと忘れていた・・


 新聞の追悼文によれば、90歳近くまで映画を撮り続け、
 昨年はベルリン映画祭でアルフレ―レ・バウアー賞(革新的な映画部門)と獲られていたという。


2014/03/05

永続的リンク 09:05:37, カテゴリ: つれづれなるままに

富加町つちびな展 応援ギャラリーへ(1841)

 

 友人が織物の展示即売に参加しているので、
 楽しみに出かけた(富加町・究道館内・花久亀工房)

 さをり織りの小物のほかにも染め物・押し絵などてんこもり。
 手作り品はどれも よく出来ている・・

 わたしは 赤紫色のマフラーをいただいた。

 
 帰り道、何年ぶりかでギャラリーカフェ「やひろ」に寄る。
 ここでは「京都職人の竹細工展」をやっていた。

 プロの職人さんによる伝統技術の工芸作品で、
 繊細でていねいな作品などは何十万円もする。
 ・・・ よい目の保養になった。



【写真群】岐阜県・”富加町郷土資料館「つちびな展」と町内ギャラリー応援企画「いなか舎」てくてくめぐり”から。
主催:あぜみち仲間 http://azemiti.web.fc2.com/ ・富加町住民提案型協働事業

2014/03/01

永続的リンク 22:47:58, カテゴリ: つれづれなるままに

第11回 木曽川学シンポジウム   (1840)


 これまで11年間もの長い間、
 毎年「木曽川学シンポジウム」が開かれていた。

 隣り町が事務局で、
 主催している木曽川学研究協議会が解散するという。

 今回でもって終了となるシンポジウム。
 木曽川学セミナーの講師陣(8名)が次つぎとミニ講演された。

 統一テーマは「木曽川の水害 ~むかしと今~ 」 

 (わたしにとっては むつかしい講義もあり、眠気も襲ってきた)

 きょう一番心に残った話は・・

 明治維新後招聘されて来日した、
 オランダ人土木技師のヨハネス・デ・レーケ。
 「・・水害を止めるには、治水工事の前に治山が重要である」

 デ・レーケのことは、何年か前の木曽川学セミナーの講座で、
 いろんな先生から聞いていた・・

 ” 山と川はつながっている ”

 最近 日本での大雨被害をみていると、
 デ・レーケの話しは真実だなあ と思った。

                            ***

2014/02/26

永続的リンク 19:24:50, カテゴリ: つれづれなるままに

掛け花(花びん)           (1839)


            【このカット写真は「家庭画報」より】

 雑誌(家庭画報)を見ていて、
 ふと わたしもこんな掛け花を作ろうと思った。

 黒泥の土を使用。

 雑誌のと同じでは 芸がないので、
 わたしなりに白化粧で少し模様をつけてみた。

 
 庭からピンクのわびすけを 一輪・・
 ・・いかが。


 焼成後が楽しみ。




2014/02/24

永続的リンク 20:44:07, カテゴリ: つれづれなるままに

コーヒーショップで         (1838)



 何十年も生きてきて、コーヒーショップ(喫茶店)へ
 ひとりで入ることはなかった・・

 コーヒーを飲むときは いつも誰かと一緒・・


 
 きょうは大型ショッピングモールで一時間ほど、
 ひとりで時間をつぶさなければならなかった。

 買い物にも飽きてしまったので、
 コーヒーを飲むことにした。

 岸恵子著の『私の人生 ア・ラ・カルト』を持参していた。

 著者は年上ながら「喫茶店でよく原稿を書く」など
 オシャレな生き方をされているので感服している女性。

  
 わたしも今日は自分のブログの下書きを
 コーヒーを飲みながら書いた。

 ちょっぴり作家気取り ?
 一度コーヒーショップで作文を書いてみたかった。


    

2014/02/23

永続的リンク 20:20:08, カテゴリ: つれづれなるままに

作文教室                (1837)




 月一回の作文教室は 楽しみ。

 皆さんの童話、エッセイ、小説ありと、さまざまなジャンルの
 ユニークな原稿が発表されるので、毎回が 待ち遠しい。


 きょうの教室で わたしはある本の感想を読んだ。
 先生からいただく批評がドキドキだ。

 「Tさん、この文はいいですね」と言われ、
 ごきげんで 帰ってきました・・

       【カット写真】 フクロウ(籐工芸)

2014/02/17

永続的リンク 19:03:29, カテゴリ: つれづれなるままに

『小さいおうち』 中島京子・著   (1836)




  中島京子・著 『小さいおうち』 文春文庫・刊  


 今朝 新聞を開いて びっくり。

 ベルリン国際映画祭の授賞式で、
 『小さいおうち』に出演の黒木華さんが、
 最優秀女優賞に選ばれた。


 わたしは以前に
 直木賞受賞作家・中島京子さんの
 『小さいおうち』を読んでいた。

 映画化されたので 見たいと思ってたので、
 きょうさっそく見てきた。

 黒木華さんの、しっとりと落ち着いた役(女中タキ)を演じたのに好感が持てた。 

 奥様の道ならぬ恋の邪魔をして、
 死ぬまで悩み抜いた女中さん。

 その晩年の役(倍賞千恵子さん)ら、
 脇役陣がこれまた上手で見応え充分。

 よい映画でした。

【写真】 中島京子・著 『小さいおうち』 文春文庫  
  2012.12.10.第1刷 @534e      


2014/02/12

永続的リンク 16:49:57, カテゴリ: つれづれなるままに

『 調印の階段 』 植松三十里著  (1835)

 

 植松三十里(うえまつ みどり)・著  
  『 調印の階段 』 PHP研究所・刊     

 
 植松三十里・著 『 おばさん四十八歳 小説家になりました 』の中で、これから書くと紹介されていた本。


 日本史上で最も不名誉な”仕事”を買って出た男の、
 重光葵(しげみつ まもる)(外交官)のことを小説にした本。

 わたしは重光葵という男性(明治16年生れ)を知らなかった。

 本書を読みながら
 日本にもこんなすごい方がおられたと何度も尊敬した。

 敗戦後の外務大臣としてGHQと向き合い、
 占領軍の軍政を排し、国体を護持できるとの草案を導き出す。

 マッカーサーは降伏文書調印の際、重光氏のことを
 「こんな切れ者の外務大臣を相手にしようとは予想もしなかった」と言ったとか。


 上海勤務の時期に片脚を失い、悶々と日々を送っていたとき、
 支えたのは生まれたばかりの娘と亡き母という。

 こんなに強い人にも、やはり支えたのは家族だった。

 色褪せた久留米絣(かすり)の着物を着たお母さんが生きがいだったのですネ。

 
 本書を読み終えて重光葵のことをもっと知りたいと思った。
 また昭和史を勉強せねばと思い、取りあえず中公新書 渡辺行男著『 重光葵 上海事変から国連加盟 』を Amazonで注文した。

【写真】植松三十里・著『 調印の階段 』PHP研究所・刊 
 2012年8月22日 第1刷第1版発行 @1900e   



2014/02/11

永続的リンク 09:50:03, カテゴリ: つれづれなるままに

磐田へ行く      (1834)


 用事があるけれど すぐに終わるからと、
 家人が言う。

 それなら近くにある三井ショッピングパーク”ららぽーと磐田”で、遊んで待っていることにしてついて行く。

 ららぽーと磐田(高見丘工業団地)一帯は茶畑だったという。
 今も周りはず~っと茶畑。

 家から東名高速道路を使って2時間。
 ”ららぽーと”は若向きの店が多く つまらなかった。

 が、無印良品の店や 大きな本屋、雑貨店は
 時間を忘れるほど楽しかった。



 ここを出て少し足を延ばして、日本平PA(静岡市)まで・・

 冬晴れで 雪をかぶった富士山もよく見えて 満足。



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