家人と遠方に出かけれ予定だったが、
出遅れたのでクルマで一時間ぐらいのところへ・・
日ごろ行きたくても、近場だからいつでも行ける・・
と行かず仕舞いところを回った。
道すがら偶然に・・
岐阜県川辺町鹿塩の山あいにイボ地蔵が祀ってあった。
先日のこと 娘がイボが出来たので皮膚科に行った。
隣り町にイボ地蔵が祀ってあるから行ってみたらと、
医師から言われた、とか。
「医師からそんなことを言われるとはねえ」と笑っていた。
わたしもイボ地蔵があちこちに在るのは知らなかった。
偶然見つけてびっくり。
ここは
「疣(イボ)を治すのに、イボ井戸の霊水を用いる」と
立て札に書かれてあった。
わたしはいままで疣には無関心であり、
お地蔵さんにもいろいろあることを知らなかったなぁ。
5月3日
土岐市の織部ヒルズでの陶器まつりに行ってきた。
可愛い猫の置物が飾ってあった。
その飾り棚(台)が気に入った。
店主に「どこで買ったの?」と尋ねてみた。
大阪から来た作家さんの店主で、
やはり大阪で買われたそうです。
ほかの骨董屋さんをのぞいたら、
少し大き目だが同じような台があった。
漆は塗ってなくて木の杢目を生かしてニスが塗ってある。
さっそくわたしは買って帰る。
ニスをやすりではがし、柿渋を何度も塗ってみた。
あう!! 渋い色に出来上がった。
これに何を載せて楽しもうかなあ
わたしの暮らしに織り込もう・・
あすから、岐阜県各務原市の、
カフェギャラリー”茶楽saraku”さんでの展示会。
”茶楽さん”では前回から もう三年目になる。
このギャラリーは大変人気で、
今 予約しても二年半待ちだそうです。
今回の「器」展は、
わたしのオリジナルのお地蔵さんが好まれるので、
お地蔵さんも20体近くを展示。
それにゲタ、抹茶茶わん、
わたしの得意な袋物(小さな花びん)など。
自分が好きなように作陶するので、
どうしても似たような色合いになってしまう。
あす4月27日(日曜日)から5月10日(土曜日)まで二週間。
自家焙煎工房カフェ&ギャラリー”茶楽”さんの営業時間は、
AM9:00~PM4:00(毎週水曜日定休)
自家焙煎工房”茶楽”さん:
各務原市 那加 不動丘1-118
Tel: 058-389-1137
(名鉄・各務原線・各務原市役所前駅から北へ200m)
(最終日5.10.Sat.に限り、ギャラリー展示はAM11:00まで)
どうぞ よろしく・・。
藤工芸のけいこの日
仲間(7人)で いちご狩りに行ってきました。
何十年振りかなあ・・
いくつ食べたか数えてみよう・・ということで始めた。
(・・食べた後に残るヘタで数える)
わたしは41個(!)食べた。
いちばん多かった人は75個。
甘くて瑞々しいいちごでした。
もう20年も前に メキシコの女の子がホームステイしていた。
彼女は岡山の大学へ留学していたが、
日本語はまだ上手とは言えませんでした。
ある日帰宅した彼女がわたしに質問してきた。
「いちごがり」や「梨がり」のがり と 「寒がり」のがりとは、どうちがうのか、と。
説明すると、
「メキシコにはそういう文化がないから、説明を受けても よくわからない」という。
なるほど、言葉の習得も、その国の文化を理解していないとわかりませんね。
言語習得には、
その国に何年間も住むことが手っ取り早いかなあ。
車で30分ほどのところの勝川・崇彦寺(しょうげんじ)に、
「居眠り地蔵菩薩さま」があることを知った。
いま、陶土で地蔵さんを作るので一度観たいと思っていた。
JR駅にほど近く周りはマンションに囲まれたところにある。
買い物帰りらしき人も手を合わせておられた。
にぎやかになってしまった環境の中でも、
居眠り地蔵さまは
観ていると静かな気持ちになるから不思議です。
よりみち探偵団の日
かねてからの地図が出来たので、
「犬山口から南町界隈を歩こう」と参加者を募集した。
※ ふるさと魅力の宝地図2 :
歴史の匂いのする犬山口から犬山城へ
~ 南町界隈 ~
4月4日 金曜日 うす曇り
会員のほかに10名ほどの一般の参加者があった。
犬山口駅を出発して、忍者道、堀部邸、馬止め、
木の下城跡など 2時間ほど歩く。
明日からは犬山祭。
各町内の車山(やま)とからくりが出番を待っている。
蘇登街(外町)の組の人に頼んであったので、
車山蔵の中で特別に見せてもらう。
二階の高さから真近かに見るからくりは、
見事な見映えだった。
車山は高さ8m、重さは4トンもある・・
明日は晴れ舞台! がんばって!
植松三十里・著 『 達成の人 』中央公論新社・刊
~二宮金次郎早春録~
またまた植松三十里さんの本。
とっても読みやすいのは、やさしい言葉遣いだから
平仮名と漢字のバランスが良い。
日本人なら誰でも知っていた二宮金次郎の一生を小説化。
何時の頃までか、二宮金次郎の石像がどこの小学校にもあった。
武家と、農村復興に命をささげた二宮家の長男。
赤貧から知恵と学問で、自分も含め百姓たちの生活を救った。
何時の時代にも平等の世界を築くのは難しいものだと感じた。
金次郎の苦難の様子や努力が、
あの時代の国民の心に受けたのでしょう。
【写真】 植松三十里・著 『 達成の人 』中央公論新社・刊 ~二宮金次郎早春録~
2009.12.20.初版発行 @1600e
犬山国際交流会主催 作家・随筆家 曾野綾子氏 講演会
こんなすご~い作家が小さなわが街に来て下さる・・!
図書館でチラシを見た時にはびっくりした。
チケット発売開始の日、わたしはすごーく並んでいるかと思って、いそいで行ったのに、あまり人も居ず、ちょっぴりがっかり。
「世界の中の日本」と題しての一時間半。
82歳の年齢なのに、ず~っと立ちっ放しで、背筋の張った姿。
美しいお方でした。
講演の内容は、これまで何冊も著書を読んでいるので、
知っている話と重なる話もあった。
世界各国を歩いて自分の眼で見て感じた話は、さすがに説得力があり、なるほどとうなづけることばかりでした。
久しぶりにロクロを引いた。
削りまでは ひまなので、大縣神社梅林まで梅を見に行く。
全国の有名な神社から奉納された、
300本もあるという紅白の梅、梅。
遠くから眺めただけでも今が見ごろ。
15、16日には梅まつりのイベントが多くある。
詩吟、梅華能、大正琴、お茶会など・・
東洋文化研究家 アレックス・カーさんの講演を聴いた。
氏は米国生まれだが、もう50年間も日本に住んでおられる。
日本の古典美術研究を深めるかたわら、
今は古民家を再生するための会社も経営されている。
今にも潰れそうな旧い民家が、きれいな住宅(町家)に再生される例をいくつもスライドで見せていただく。
古い家がモダンで使いやすそうで、個性的な家屋に変わる。
氏は外国人ながら日本の心・精神をすべて持ち合わせた人。