そろそろ梅花藻(ばいかも)の花がきれい と聞いた。
醒ヶ井水の宿駅(さめがいみずのえき)に車を置いて
地蔵川沿いに散策する。
中山道の宿場町として栄えた風情がある。
消火器の器具庫の形にまで歴史の町として気を使ってある。
きょうはそんなに暑くもなく、歩いていても心地よい。
清流でしか育たない、貴重な水中花(梅花藻)が咲いて可愛い。
近くに、といってもそこから車で20分くらいのところに、
親友が住んでいる。
体調がすぐれないというので、
お見舞いを兼ねてのお出かけだ。
このところは具合が良好とのことで うれしい。
遠くに離れているのでたびたび行けない・・
思い切って出かけて・・よかった。
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きょうは作文教室の日。
いつも教室に入るのが最後なので、今日は早めに家を出る。
クルマで40分は充分かかる。
先生に「サライ」に掲載された文章(直されたもの)と、
わたしの投稿原稿との 両方を見てもらった。
1箇所は編集部が直したもののほうが良い、と。
わたしもそういう考え。
最後の一文は「原文そのままのほうが良かったのではないか」と言ったら、先生は「私も同感。自信を持っても良いわ」と言ってくださった。
今月の宿題作品は、
五輪真弓の「恋人よ」という歌から連想した、
わたしの韓国の友人Fさんのことを書いた。
常日ごろ わたしは国が異なっても考えることは同じ、
と思っている。
ひと昔前の嫁としての哀しさについて、
Fさんを通して書いた。
先生からは「深い情緒が書けていていいですねえ。
どんどん良くなっています」と褒めていただいて上機嫌でした。
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木曽川左岸犬山緑地の管理事務所前で集合。
木津のほうへ下って、三明神社(子育ての守り神)へ。
木津南を歩き通して、新城見橋を渡り、
木津フィールドで コーヒータイム。
木津用水の流公園の中を歩いて分水橋、螢雪橋を通り、
西小学校の裏を歩いて 元の位置にもどる。
芝生に座ってしばらくミーテイング後に 解散。
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今年も 梅酒つくりの季節
わたし自身は食さなくとも 必ず作ります
わが家の梅は昨年5㎏も実ったのに、
ことしは2、3個しか実が入らなかった。
隣家の梅をいただきました。
梅酒2㎏と 梅ジュース2㎏を作りました。
家庭で作るのですから
ていねいにヘソ取りもして・・
美味しくなぁれ・・
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小学館発行の雑誌『サライ』の編集部から、
ひと月ほど前に電話があった・・
6月10日発売予定の7月号の、駱駝倶楽部/読者サロンに
あなたの投稿が掲載されます・・と。
いつか カフェギャラリーで
コーヒーを飲みながらサライを読んでいた。
原稿の募集が目に留まり、書いてみた。
それから1カ月くらい経っていたのですっかり忘れていた。
6月10日に発売された。 その巻頭特集「やきものを訪ねる」
・・わたしには興味をそそられる記事。
何度も訪れたことがある本業窯(瀬戸市)も紹介されていた。
大分県の小鹿田(おんた)焼きも、何度見ても魅了される。
小鹿田焼きの里を訪ねたのは15年以上も前になる・・
話しはそれてしまったが、興味があれば、
本屋さんか、喫茶店などで読んでみてください。
【写真】 雑誌『サライ』2014年7月号 小学館・発行
2014年6月10日発売(毎月10日発売) 定価700円
<サライとはペルシャ語で「宿」の意味>だそうです。
10年にもなるかなぁ 友からもらったハンゲショウ。
毎年春に 同じ場所に 必ず花が咲く。
7月ごろになると葉が白変する。
葉の半分が白く化粧したようになるため、
この名が付いたといわれる。
いつかわが家の半夏生を見た友が、
半分白いので病気かと思ったそうです。
水辺近くに似合う植物ですね。
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裏庭の小さな家庭菜園。
そろそろ夏野菜が収穫時期・・キュウリ、ピーマン、ナスなど。
ゴーヤは未だです。
今まであまり農作業に興味が無く、食べるだけだった・・
ここ数日、梅雨どきで天気が不安定。
この時期土地に立ち込める温気が、
野菜と言うより、植物によいのか、ものすごいいきおい。
一週間前にいんげんの種を播いた(わたしではないが)
そろそろ芽が出るころと思っていたら、
きのうの朝2~3cmほどの可愛いのが出揃っていてびっくり。
今朝丸一日経ってみたら、もう双葉が出揃っている。
こんな変化に 今ごろこの歳になって初めて気が付く。
自分で自分を面白がった・・
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『 15歳若返る脳の磨きかた 』 苫米地英人・著
~苫米地式ブレイン・アンチエイジング~
脳が若返るなんて あまり信じられないが・・
認知症になりたくないので、読んでみた。
いちばん感心したのは、
・・ウソの情報でも「新聞にこう書いてあった」
「テレビでこう言っていた」と
すぐに鵜呑みにしてしまいます・・ということ。
わたしはほとんど今までそうだった。
一流新聞の人がそう言うのだから本当のことだ、
と信じていた。
この著者の言うように思考して、自分で考え、
ひょっとしたらこの記事は違うのではないか
という疑問を持てるようにすれば脳が働くのか。
<命の質は、社会的地位や職業とはまったく関係ありません。それは生きている間にどのくらい多く楽しんだか、喜んだか、充実したか、満足したかによって決まるのです>(本書本文より)
著者のいう言葉を拠りどころに、
残りの人生を生きていけたら 幸せです。
【写真】 苫米地英人(とまべち・ひでと)・著
『 15歳若返る脳の磨きかた 』
~苫米地式ブレイン・アンチエイジング~
フォレスト出版・刊 2014.4.10.初版発行 @1400e
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身長5㎝くらいの お地蔵さんを作った。
このところの展示会用に 作り、
いろいろな種類の土の余りがあった。
一緒にして練り合わせた土で作ったので、
どんな色になるか・・楽しみ。
姿、形は良ければよい、というものではないが、
少しの工夫で 可愛くなる。
最近 外出して車に乗っていても、
路傍のお地蔵さんが 目に留まる・・
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庭の掃除をしていたら、
椿の木の根元、落ち葉の陰から 茶碗が出てきた。
(何年も前・・4~5年かな)織部釉をかけた茶碗・・
青織部釉は焼き上がったばかりでは
くすんだ色合いをしている・・
栃の実の傘を水に浸けた中に容れておくと、
(柿渋と同じように)酸化を抑える被膜になる、と聞いていた。
わが家にはどんぐりの木(シラカシ)がある。
(できればアベマキがよい)
秋にどんぐりの実の傘を拾い集めて水に浸け、
その中に茶わんをを入れておいた。
いつまで入れておいたらよいのかわからず、
長いこと浸かっていたからか、
すごーくいやな臭いがしてきた。
家の中に持ってくるのはいやなので、
椿の根元に置いておいた、というわけ。
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出てきた茶わんは 臭いはすっかり消えて、
とても良い色あいの織部茶わんに変わっていた。
何年ぶりかでのご対面に
家中 大笑い・・
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