2014/07/09

永続的リンク 13:22:20, カテゴリ: つれづれなるままに

『 「本当のこと」を伝えない日本の新聞 』      (1883)


  『「本当のこと」を伝えない日本の新聞 』 双葉新書
マーティン・ファクラ―・著 ニューヨークタイムズ東京支局長


 ひと月前に読んだ『15歳若返る脳の磨き方』・・

 その中に、
 新聞に書いてあったから・・
 と、その記事を鵜呑みにしてはいけない、
 ということが書いてあった。


 
 きょう必要な本を探していたら、
 本棚に「本当のことを伝えない日本の新聞」
 この本が目に留まった。

 その場に座り込み読んでしまった。


 著者はニューヨークタイムズの東京支社の記者。

 3.11.という歴史的苦難を取材していて、
 何故 日本の記者は本当のことを言えないのか
 疑問に思ったとか。

 日本には「記者クラブ」という、
 世界には類の無い組織がある。
 
 わたしは今まで、
 これは社会にとってよいものだとばかり思っていた。

 マーティンさんからみれば、
 これがあるから日本の新聞は、
 どれもこれも同じような記事しか書かれていない。

 また日本の記者は「官尊民卑」の思想が、
 心の奥深くに根を張っているのではないかと言われる。



 外国の人に教えられた感がした。
 
 ほかのメディアが
 どこにも書いていない事実を調べ上げて記事にする。

 そんな新聞なら誰もがお金を出して読んでくれると思う。

 本書を読んで、わたしも真実を見極める努力をしたい。

【写真】『「本当のこと」を伝えない日本の新聞 』双葉新書  
  マーティン・ファクラ―・著 ニューヨークタイムズ東京支局長 
  1012.7.8.第1刷発行 ㈱双葉社・刊 @800e      

***

2014/07/08

永続的リンク 16:39:15, カテゴリ: つれづれなるままに

東山魁夷 心の旅路館     (1882)


 中津川インターで高速を降りて南木曽に行く途中、
 R19号線「道の駅・賤母(しずも)」の中に、

 東山魁夷の心の旅路館がある。

 この時期は「白馬の森」をテーマの展示。
 名古屋の松坂屋の美術館で拝見した作品もあった。

 
 木曾のこの地とは、東山魁夷が
 学生のころ御嶽に登ったのが縁だった。

 それ以後、信州各地の山野や湖、高原へと
 旅を重ねて、四季折々の風景を描いて来られた。

 
 最近では道の駅「お土産売り場やレストランのほかに、
 こうした心が洗われるような芸術が気軽に見られ、

 わたしなどはとてもうれしい限りです。

                   ***

2014/07/07

永続的リンク 22:03:35, カテゴリ: つれづれなるままに

雨の木曽路           (1881)


 雨の木曽路へ


 この地でしか買えないクマササ茶は家人のお気に入り。
 夏になると飲みます。

 雨の中、妻籠宿を訪れる。

 ここは日本で初めての集落保存構想を話し合われ、
 建造物・広大な自然景観・生活する人々・・すべてが
 あいまって歴史的風致を生み出したところとして有名。


 偶然、おみやげ屋の主人(おじさん)と話しをした。
 生まれてからずーっとこのこの店の奥の部屋で暮らしている。

 ・・この地の景観に対する取り組みの主体は、
 あくまでもここで生活している住民である。

 妻籠地区全住民を会員とした組織「妻籠を愛する会」。
 集落(妻籠宿)保存計画はあくまでも住んでいる人を主体として行われる事業であること、を確認し合っている。

 そこで申し合わされているのが、有名な住民憲章・・
 「売らない」「貸さない」「壊さない」の三原則

 この宿場まちは、看板の乱立は無い。派手な色は無い。
 玄関・雨戸の敷居からはみ出した商品の陳列も無く、
 すっきりしている。 雨戸の内側で営業する・・

 
 このおじさんが、わたしが住むまちを、全国規模の
 伝統的建造物群指定地区の会合で見学されたとき。

 行政からの報告や、行政にからむ意見が多く、
 住民がお留守になっている話しばかりで
 参考にならなかった、と笑っておられた・・
 
 自分のことは、他人頼りや、
 他人任せではいけない、ということか。

 
 妻籠宿
 何度 訪れてもよいところです。


                    ***

2014/07/03

永続的リンク 23:45:45, カテゴリ: つれづれなるままに

私の中で いまブーム   (1880)



 今、ココナッツオイルと紹興酒を頻繁に使ってます。

 どちらもわたしの住む田舎町では売っていない。
 あちこち探しました。


 ココナッツオイルは
 中鎖脂肪酸が認知症によいというので使ってます。
 (まだ証拠はありません)

 紹興酒は チャーシュを煮る時、
 日本酒よりおいしいというので使ってます。
 (紹興酒は もち米と 麦麹から作る)
 これは香りもよくコクが出て、肉を軟らかくします。

 料理研究家の山本麗子さんは
 中華料理がお得意ですね。
 
 中華料理の決め手は、紹興酒。 
 その国の酒を使うことで、その国の味になります、
 とおっしゃってますね。

 
 昔から 身近に手に入らないもの、
 苦労して取り寄せたりしてやっと自分のものになったというところに、魅力を感じる。

 どこでも買えるようになったら、もう使わないですね。
 興味が薄れる・・


 このどちらも、名古屋駅前の、
 わたしの好きな富澤商店で見つけた。

                     ***

2014/06/28

永続的リンク 09:35:28, カテゴリ: つれづれなるままに

『 漱石の長襦袢 』 半藤末利子・著   (1879)



 半藤末利子・著 『 漱石の長襦袢 』 文芸春秋・刊 


 この本は孫娘が語る漱石と鏡子夫妻の物語。

 漱石の本は「それから」「吾輩は猫である」「三四郎」くらいが覚えている。

 明治村へ行くと漱石の家をのぞいてくる。

 明治中期のごくありふれた平屋の家だが、
 何故か見ていると落ち着く・・

 この本を読んでいたら、明治村に在る漱石の家は、
 森鴎外が住んでいたことがある借家(貸家)だと判明。

 広さは39坪ばかりの家。
 この家で漱石は「吾輩は猫である」を書いた。

 モデルの猫はノラ公。
 奥さんの鏡子さんは 図々しい猫を追い出したり、
 物差しでピシャリとひっぱたいたりとイジめていた。

 が、ある日あんま師が
 「奥様 この猫は爪の先まで黒いから福猫です」と言った。

 それ以来この猫は好待遇であった。

 この猫のおかげで「吾輩は猫である」がベストセラーに・・
 という理由か・・?

 
 ほかにもエピソードが多くあり、
 おもしろく読める一冊。


【写真】 半藤末利子・著 『 漱石の長襦袢 』 文芸春秋・刊  
  2009.9.15.第1刷発行  @1429e        

            ***

2014/06/27

永続的リンク 21:31:04, カテゴリ: つれづれなるままに

よりみち探偵団 (上野コース)  (1878)




 よりみち探偵団の日


 先回と同じ地域で 残っているところを中心に歩く。

 上野学習等供用施設から歩き始めて、立野神社に入る。

 祭神は菅原道真公が祀られている。

 境内には樹齢300年という楠木も見上げられる。


 犬山城下で木曽川から取り入れた宮田用水を見て、
 木曽川に沿って上流へ歩くこと30分。

 皆さんの歩数計から8000歩くらいは歩いた。


 12時を過ぎたので、とんかつ屋でランチ。
 ・・・午後 早目に解散。



                ***

2014/06/22

永続的リンク 21:45:54, カテゴリ: つれづれなるままに

乳くれ地蔵              (1877)




 谷汲ゆり園へ行くときのこと。

 大垣西インターを降り、垂井町から谷汲へ向かう途中、
 中山道から谷汲巡礼街道を通った。

 ここに乳くれ地蔵があった。
 (偶然 見つけた)


 車を降りてこの史跡をよく見せてもらった。

   病に倒れ、自分の願いを託せる、慈悲ある人を探すため、
   あえて「あなたの乳を飲ませてください」と、
   道行く人に懇願した。

   唯一人応えようとしたのは八幡村庄屋の妻みねであった。

   おみねはこの老人の願いを聞き入れて、
   この地に六地蔵と道標を建てた。

   今では「乳くれ地蔵」と呼ばれ、
   乳の出ない母親が詣でるようになった。
    

 おみねの曾孫にあたる竹中敏子さんが、
 昭和8年今上天皇のお乳人として参内されたという。

 巡礼者に乳を与えようとしたおみねとの強い因縁感じる、
 歴史のひとこまである。

 せまい道幅の谷汲巡礼街道を通ってこそ見つけた、
 池田町の史跡。

 わたしには心に残った出来事でした。



 後日談・・

 帰宅して池田町のホームページを見たところ、
 瓦職人さんのブログに行きついた。

 テーマが 乳くれ地蔵

   瓦職人として単調な作業をしながら色々なことを考える。

   昔の旅人も自分の足で歩く単調な作業は同じではないか、

 というところから、
 この乳くれ地蔵の話を想い出し感想を書かれている。

 瓦職人さんということのほか何もわからないが、
 すご~い深いことを考える男性(たぶん)に感動した。


                ***

2014/06/21

永続的リンク 22:43:14, カテゴリ: つれづれなるままに

谷汲ゆり園へ      (1876)


 梅雨時で うす曇り・・
 今朝思い立って 谷汲ゆり園に行くことになった。

 高速で大垣西インターへ。
 国道417号線を揖斐川町方面をめざす。

 
 途中 金生山ふもとの中山道赤坂宿を通る。
 しっとりとした静かな町並み。 知人の家も見つけた。

 旧い中山道筋から離れ、
 大理石や石灰岩の切り出し工場の間をくぐるようにすすむ。

 揖斐川を渡って、小野坂トンネルを越え、大洞の里へ。

 谷汲ゆり園へ。

 ここはこの大洞地区の住民によって開かれた。
 3haのヒノキ林地に30万球のゆりが植えられている。

 立派に育ったヒノキの美林を整備されたところで、
 下草も手入れされ、
 きょうなどは、色とりどりの満開のゆりが見られた。

 

 根尾川沿いの帰路に立ち寄った道の駅「織部の里もとす」は
 古田織部生誕の地、そして富有柿の産地。

 ここの山口城を模した山門ギャラリーや 織部の展示館は
 拝観料は無料でしたが、見応えがありました。

 とくに黒織部、鳴海織部の抹茶茶わんは、
 陶器ファンにとっては垂涎ものです。

                  ***

2014/06/19

永続的リンク 21:01:23, カテゴリ: つれづれなるままに

藤工芸のおけいこ     (1875)




 藤工芸のおけいこ日

 横20㎝くらいのカゴを皮藤で編む。

 上のほうへ編むにつれて内側へ少し入ってしまうので
 まっすぐうえにいくように 苦労した。

 プロは木枠を使われるそうだ・・
   



 きょうは誕生日。

 70回も過ぎると おめでたくもないが、
 子どもや孫たちが祝ってくれた。


                   ***

2014/06/17

永続的リンク 21:28:42, カテゴリ: つれづれなるままに

名古屋駅前 散策             (1874)

 
     


 久しぶりに名鉄百貨店に用事と 買い物。
     

 時間よりも早く着いたので、
 地下街のコーヒーショップでモーニングティを飲む。

 ここは最近? できた店のようで、
 朝はパンとコーヒーのセットがお値打ち。

 夫はスモーキングルームがいいので、
 わたしも 奥のほうの席へ行った。

 わたしはコーヒーを飲みながら 人間ウォッチング。 

 スモーキング席は男女とも一人客が多い。
 コーヒーと煙草を吸いながら 本を読む。

 書類を書く・・などを見ていると、
 個性が出ていておもしろく、いつまでも飽きない。

 さすが名古屋の街の中で、
 オシャレな装いの人が目立つ。

 隣りに座ったわたしと同年配の女性もあかぬけている。

 年老いたからこそ余計に、
 品のよい清潔なたたずまいをしなければ・・と思う。

 
 用事を済ませ、富澤商店での楽しい買い物。

 わたしの住む地方都市では買えないものを買う。

 
 乾燥しじみ、北海道産のゆであずき、パエリアのもと、
 紹興酒(チャシュを作るとき使う)。

 ミラクルフードと言われてるココナッツオイルをゲット。
 
 ココナッツオイルは認知症の予防に効果ありというので使ってみたい。



                       ***

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