四日市富田をあとに、
伊勢の国鈴鹿山系のふもとに鎮座する、
椿大神社へ行く。
道の途中は茶畑がひろがり、
ここが伊勢茶の産地だと気付いた。
主神は猿田彦大神で、伊勢の国一の宮ともいわれる。
ひろい境内を宮司さんに案内してもらう。
スギの巨木大木のほか、
樹齢300年という珍しいツバキの木が、
雄大にそびえ立っていた。
アメリカワシントン州にアメリカ椿大神社あり、
本宮と同じように祭典奉仕と文化交流を行なわれている、など お話しをお聞きしました。
ここに立っていると 心おだやかになるようです。
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知人に誘われて、
”日本の祭ツアー”に夫婦で参加した。
名古屋駅からバスで四日市市富田の
「鳥出神社の鯨船行事」へ。
祭の関係者のお話しをお聞きして、
目の前で強烈に繰り広げられる祭りパワーを見学した。
いままで祭には全く興味がなく、
幼児のころ 氏神様の祭に参加した程度である。
(櫓漕ぎの席に乗る踊り子。ご家族のおゆるしも得てパチリ)
祭と日本の神との関係を知ることにより、
日本の歴史も、人の生きざまも見えてきて、
おもしろいものだと気が付いた。
学校法人至学館 伊達コミュニケーション研究所の所長さんは
祭は地域の共同体を維持していくためにも必要である、
と言われた。
祭に参加して自分で感じ取って行くことなのだろう。
鯨船行事は
平成7年に国の重要無形民俗文化財に指定されている。
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※ 四日市市富田の「鳥出神社の鯨船行事」の様子は
こちらから→
http://www.ustream.tv/recorded/51394368
(動画が動き出すまで少し時間がかかります・・)
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コンビニには たまに行く。
目指すものだけを買ってすぐに出る。
目的のもの以外のものには 目に入らない。
最近はコンビニ行きが楽しくなった。
きょう行ったコンビニで
100円で冷た~いアイスコーヒーが買えることを知った。
冷凍ケースからカップに入った「氷」を出して、
レジでお金を払ったらコーヒーマシーンへ行く。
氷入りカップにコーヒーをドリップさせ、
ミルク、シロップ、ストローなどをセルフで取る。
わたしのような旧い人間は びっくり。
子どもや孫たちにこの話しをしたら、
み~んな知っていた。
去年の夏には 空前のブームになっていたよ、と。
・・知らなかったなぁ
そうそう 先日は”金のおむすび”と言って、
”いくら”入りおにぎり(250円)が売っていた。
お米がよいのか、とてもおいしかった。
おにぎりは庶民の代表のような食べ物だが、
高級化したものだと また感心。
つぎは何に驚かしてくれるかなぁ
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台風は過ぎたのに
梅雨時みたいな空気が重い 息苦しいほどの日。
庭の草むしりをしていると
薄いピンクの小花が見えた。
ベゴニアの仲間の秋海道が咲き始めた。
多年生草木球根で手間いらずで毎年咲く優等生の花。
花言葉は片思い。
ハートの形をした葉の片方が大きいことからだ、とか。
さっそく一輪、
ガラスと藤のつるでできた花びんに活けてみました。
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今朝、新聞の新刊案内で見つけた。
佐藤雅子・著 『季節のうた』(1976年初版の復刻版)
著者は1909年生まれ。
すぐにAmazonに頼んだら、夕方にはもう届いてびっくり。
わたしは20代、30代のころ「ミセス」という雑誌を、
毎号読んでいた。
この本にはそのころ料理や暮らしぶりがよく紹介され、
多くの女性たちの憧れの的だった。
著者の料理本『私の保存食ノート』『私の洋風料理ノート』は
ボロボロになるほどに よく使った。
いまでも写真入りrのレシピが浮かんでくるようだ。
この本は昭和40年代ごろに書かれたもの。
今読んでも、
生き生きとした生活感が伝わってきます。
【写真】 佐藤雅子・著 『季節のうた』 河出文庫
2014.5.20.発行 @690e
1976.11.文化出版局から単行本を刊行
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娘ふたりと3人で
ガラス女性作家二人展を見に行った。
まずは森の隠れ家カフェでモーニング
鳥がさえずる。
川のせせらぎを聞きながら
豊かな自然に囲まれてぜいたくなひととき。
少しお値段が高い(800円)が
モーニングプレートはおしゃれな盛り付けで 美味しかった。
ガラス作品の展示
思わずかわいい・・と見とれる。
今まであまり見たことも無い造形と色に魅了されるが、
お値段が高くてわたしには手が届かない。
先日見た小樽の北一ガラスとは まったく違っていた。
ガラスのコップにもこのような文様が施せるのか、と
技術の高さにおどろいた。
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すぐ近くのお寺さんに用事があった帰りに、
土岐プレミアム アウトレットに立ち寄る・・
平日に ここに来るのは初めて。
どの店も客は少な目で ゆっくり見られた。
・・でも、ここは若い人用ですね
わたし達シニア夫婦には 手が出るものがない・・
わたしが好きなお店が1軒 サンクゼール・ファクトリー
きょうは塩麹ドレッシングと ポン酢を買う。
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わがまち犬山の夏の風物詩のひとつ・・
木曽川日本ラインの 鵜飼いと花火
毎年8月10日には
日本ライン夏まつり納涼花火大会
そこへ向けて8月1日から9日まで、
毎晩10分間の花火があがる。
(木曽川ロングラン花火)
今夜はちょうどその時刻に犬山橋を通ったので、
すこし止まって観る。
わたしは 人がたくさん居るのは苦手なのでちょうどいい。
※ 小雨決行
※ 荒天候、増水等の場合 8月12日(火)19:30~に延期
※ 「雨天中止のお知らせ」Tel:0180-99-3020
(当日限定 10:00~20:00)
なす と言えば「なす紺」と呼ばれる紫紺色が浮かびます。
最近は白なすも見かけるようになった。
今朝、大型スーパーで真っ白と緑となす紺色の長ナスが売られていた。
遠くから見ていると、
白い長ナスのは細い大根のように見えて、不思議だった。
果肉が軟らかく、
焼きナスや炒め物や田楽に向いているそうだ。
本によると、ナスに多く含まれるアントシアニンは
緑や白のナスには含まれていないそうだ。
【写真】『 からだにおいしい 野菜の便利帳 』 板木利隆監修
高橋書店・刊 2009.7.15.発行 @1300e
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室礼・・しつらい
平安時代、ハレの儀式の日に寝殿の母屋に、
調度を立て室内を装飾することから出た言葉。
わたしは気軽によく使う。
庭に紫色のキキョウが咲いたので
染付けの小さな花器に挿してみた。
先日 籐の花入れが出来上がったので
われもこうの花を籐で編んで挿してみた。
これはわが家の夏の室礼のひとつになった。