2014/10/12

永続的リンク 22:06:50, カテゴリ: つれづれなるままに

岩田洗心館講演会 「今井焼と瀬戸・美濃窯」   (1934)




 10月もいろいろな講演会があり 愉しみ。

 わたしの住む市では犬山焼がさかんに作られている。
 1700年元禄のころには「今井焼」があった・・

 岩田洗心館で、今 展示されている今井焼の記念講演会として
 瀬戸市文化振興財団の青木修先生が話された。


 犬山の今井という地区に宮ヶ洞窯跡がある。
 
   今井焼がどういうものか
   どんな釉薬を使っていたか
   主要焼成器は 何が多く作陶されていたか
 
 先生はていねいわかりやすく話された。

 そんな意義のある窯が どうして消滅したか・・

 わたしが一番知りたかったことは
   瀬戸の窯元の多くが陶器は瀬戸に任せろ、
   と、いわば いやがらせをしたこと。
 
 先生は、考古学の窯跡採収資料から推察される、と。

               【青木修先生の講演会資料から】

 最前列の席に座り聞き入った。
 とても興味のある話で もっとくわしく知りたい。

 近いうちに 宮ヶ洞窯跡地へ
 石作神社にある今井焼の狛犬も 見に行って来よう・・


            *****      

2014/10/11

永続的リンク 22:45:25, カテゴリ: つれづれなるままに

「すし屋で恥をかかないために」      (1933)


 名古屋経済大学主催の
 「犬山オープンカレッジ」公開講座が開かれた。

 タイトルがおもしろそう・・で出かけた。 
 ・・・・「すし屋で恥をかかないために」 

 大学の講義室に入るのは 何年振りか・・

 自分が大学生のころは、こんなきれいな部屋だったのかなあ。
 投影機、音響設備なども整い、快適・・

 講師(日比野光敏先生)は短大部の先生だから、
 食物科専攻の先生でしょうか・・

 専門分野は 郷土すしや家庭すしだとか。

 どんなことでも深く極めること・知識を持つことは
 愉しいことですね。 


 「すし」は千数百年もの歴史のある食べ物である。
 けれども日本のオリジナルなものではないという。

 東南アジアメコン川支流あたりから中国を経て、
 渡来した、食べ方、食べ物であったなんて、
 初めて知りました。

 酢は使わないで、川魚の発酵食品であったとか。

 そういえば韓国の 巻きずしは酢を入れてない。
 中国の、韓国の、日本の、、と複雑な すし。

 何故かわたしは講義を聴きながら
 すしにまつわる話に 頭が混乱しました・・


 終了後、学生食堂でカレッジランチ(460円)を食べました。

 ちょうど開催している大学祭を見て回り、
 若い人たちの元気な姿に触れてきました。

                     *****    

2014/10/06

永続的リンク 12:28:08, カテゴリ: つれづれなるままに

くりきんとん  秋の味覚      (1932)



 お隣さんから たくさんの栗をいただいた。


 あっという間に出来る お手軽スイーツです。
 ・・が、栗を茹でて 皮を剥く手間がね。

 100個 剥きました。

 
 そのあとは、
 アルバイトから帰ってきた孫娘が
 「くりきんとん」に作ってくれました。

 栗きんとんの銘菓子屋の、
「すや」「川上屋」にも劣らないほど おいしかった。


         *****     

2014/10/04

永続的リンク 23:10:26, カテゴリ: つれづれなるままに

第2回 明治村学          (1931)


 第1回目は 西園寺公望の別邸「坐漁荘」を
 二年かけて保存修理した際の話しを聞いた。

 2回目のきょうは博物館明治村の学芸員の案内・説明で、
 その「坐漁荘」を見学。

 建坪は70坪くらいとか。
 部屋数も多い・・

 天井、欄間とか襖などの細かいところにも、
 できるだけ当時の材料で、材質に近いもので、
 と苦労されている。

 
 「坐漁荘」は 今は静岡市となっている清水港に近い、
 興津の海辺に在って駿河湾を一望できた。

 ここでは 二階からながめる庭も、
 入鹿池が借景となり、見事な眺めである。



 「坐漁荘」とは「のんびりと魚釣りでもして過ごすつもり」
 という意味で命名された。

 
 こそっと学芸員の方に伺ったら、
 二年間の修繕費は2億円もかかったそうである。

 学芸員の方の説明はわかりやすく、
 明治の建造物はよ~く考えて工夫してあり 感心した。


               *****    

2014/10/03

永続的リンク 16:17:19, カテゴリ: つれづれなるままに

食い気                    (1930)




 名古屋の栄町に出かけた。
 ・・学生時代には毎日のように遊んでいたところ。

 いまは半年に一度くらいしか来ない。

 ついでに松坂屋(デパート)に寄ったが、
 若い人用の服しか無い。

 わたしが年老いたためですね・・。


 近年はデパ地下の売り場が楽しい。
 ちょうどお昼時で 行ってみた。

 きれいな盛り付けでおいしそうなものばかりで、
 つい 買ってしまった。

 マツタケ入りのおこわです。

 米八(ヨネハチ)。
 この店は「おこわ」を独自の製法・・

 お米の状態や具材に合わせて、
 お米の浸水時間や 蒸し時間を調節している、
 と店員さんが言ってました。

 おいしかったです。


 きょうも色気より食い気・・でした。


                     *****   

2014/10/02

永続的リンク 16:01:13, カテゴリ: つれづれなるままに

焼成に行きます         (1929)




 身長6㎝ 体重40gのお地蔵さん 12名がそろいました。

 いまから 焼成です。

 こちらの お地蔵さんは
 ロクロ挽きや型抜きで作るわけにはいきません。

 手びねりで 土の塊からひとつづつ・・です。


 作っている時は 無心で、土と共に楽しんでいます。


 時には
「もう夕ご飯の準備をする時間だ」と気付いて がっかり・・。

                      *****   

2014/09/29

永続的リンク 12:51:08, カテゴリ: つれづれなるままに

小学校の同窓会           (1928)




 昭和29年卒業の 同窓会が開かれた。

 その頃は ひとクラス50名以上。
 今回は4クラス合同の同窓会で 出席は74名。


 学校は瀬戸物の町の中心部にあり、
 家業も瀬戸物に関係する家の子が多かったようだ。


 わたし達も本物の茶わんで
 (規格外品。瀬戸のことばでペケと言った)
 ママゴトをやって遊んだものです。
 

 
 校歌にも、
「里のほまれは陶(すえ)の業(わざ) 祖先のいさを承け継ぎて 
 いよよ高く 瀬戸の名を  挙げん 吾等の責重し」
 と あるように、

 今も市中の仕事として 瀬戸物は盛んである。


 50年以上も会ったことのない同級生。
 会場で出会ったばかりのときは気が付かなかったが、

 しばらくして笑顔を見たら
 小学生の顔がぱ~っと浮かび 思い出した。

 同じ時代を過ごした友は ほんとうに良いものですネ。

                  *****   

2014/09/27

永続的リンク 16:21:50, カテゴリ: つれづれなるままに

ろくろ日和          (1927)




 秋晴れ 最高気温28℃ 湿度45%。
 孫は小学校の運動会。

 わたしは朝からろくろで湯呑みを挽く(7個)
 よく乾燥して 昼からはすぐに削る。


 その間に 家庭菜園のゴーヤを収穫する。
 ここ2~3日好天気なので きょうも10個も採れた。

 かき揚げ、ゴーヤチャンプル、お浸し、野菜炒め・・と
 とても食べきれないので、あいこちに貰ってもらった。


 読書もしたいし、夕御飯も作らねば・・
 
 あ~っという間に ろくろ日和も夜になってしまう。

                *****  

2014/09/26

永続的リンク 21:17:47, カテゴリ: つれづれなるままに

よりみち探偵団           (1925)



 よりみち探偵団の 集まりの日
 まだ暑いし・・

 いままで歩いたところの おさらいと、
 どのようにまとめていくか、を話し合った。

 犬山城から木曽川に沿っては、
 舟大工、漁業組合といった跡がある。

 水運、材木という点からも いろいろなものが見えてくる。


 車ではよく通るが、すこし脇道にそれて歩くと、
 小さな、この地ならではの発見がある。

 よりみちの特徴は、こうした すこしの変化も見逃さない。

 調べて、不便でも 街の豊かな時代に思いを馳せることができれば楽しい。


                         *****  

2014/09/23

永続的リンク 17:56:05, カテゴリ: つれづれなるままに

田園風景の中のカフェ 「月田」   (1924)


 本で見る以前から行ってみたいと思っていたカフェ。

 家から車で一時間近くかかるので、
 なかなか行く機会がなかった。

 和風建築で、室内のインテリアも調度品も、
 わたし好みのものがいっぱい。

 李朝箪笥(ラデン入り)、小鹿田焼の壺、骨董の器の数々。

 

 帰りがけにオーナーのご主人と話す機会があった。
 この建物は
 天井、柱、壁材、床材から木材に塗るワックスに至るまで、
 抗酸化溶液が配合されたもので仕上げられているそうだ。

 店内の空気はいつもきれいに、酸化から守る為だとか。

 お店が「とても気に入った」と伝えたら、
 「コーヒーを飲むなら
 おいしくて雰囲気の良いお店がよい」のでね・・と。


【写真下】お茶の間通信社刊・地域情報誌「Egg」No.113号から
               *****

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