10日(月曜日)は
松井誠氏らの 歌舞伎(グランド歌舞伎)を観た。
14日(金曜日)は
能の笛方・藤田流の藤田六郎兵衛氏の「翁」を観賞する。
わたしにとっては芸術、文化に親しむ一週間でした。
会場の「名古屋能楽堂」は初めて入りました。
”芸どころ名古屋”とも よく言われますが、
この地の人は芸事に 本当に熱心です。
能としての「翁」のテーマは
「天下泰平」「国土安穏」「五穀豊穣」ですが、
これを能舞とジャズダンスとモダンバレエとで
表現しようという試みだそうな。
この日の演目「O-KI-NA」は「能」ではないそうですが、
わたしには よく見分けはつきません。
なにはともあれ、誰もが楽しくなれるようなものでした。
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よりみち探偵団 例会日
前回に続き 歩く。
福祉会館から西へ。 犬山北小学校の方面に下り、
南へ願入寺から西三条へ。
東に徳授寺まで登って 本町筋に出る。
室町時代に大本院という禅寺があったので、
大本町という名がついた。
上大本町まで北へ戻ると、ここは常満寺がある。
このあたり南北の通りは、明治・大正時代には
盛り場として栄えた。
いわば このまち一番の繁華街。
きょうの午後には、ほか事に出かける人が多く、
今日は一時間ぐらいのよりみち・・
早目のお昼をして、解散。
8名 出席。
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グランド歌舞伎を
明治村呉服座(くれはざ・重要文化財)で観てきた。
わたしは歌舞伎にはあまり興味がなく、
大学生の時二、三度観ただけだと思う。
演目「釣女(つりおんな)」は
能狂言の筋をそのままに常盤津節にしたものだとか。
内容はユーモラスで太郎冠者と醜女との軽妙なやりとりが
とてもおもしろかった。
「あんまと泥棒」は放送劇として書かれた作品。
登場人物は「あんま」と「泥棒」のふたりだけ。
ふたりのやり取りは どちらも譲らず、
最後は「あんま」のほうが「泥棒」を上回る悪い人だったという。
歌舞伎は今までわたしには縁遠いものだったが、
すこし身近な娯楽として観られるようになった。
雨上がりのきょうの明治村は 秋まっただ中。
緑の木々の間に 紅葉が真っ赤でした。
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きょうから「 手あそび展 」が始まった。
11月8日(土)から12日(水)まで 5日間。
創作家庭料理の店 「 キャセロール Casserole 」
織物 古布作品 袋物 陶器
編み物小物雑貨 アクセサリー 等
わたしは 都合で 2年ぶり出展。
誘っていただき ありがとう・・
当番なので すこし余裕を持って出かけた・・
会場には すでに知人が二人が待っていて下さって びっくり。
「一時間も早く来てしまったの・・」と笑って・・
さっそく来ていただいて うれしかった。
手あそび展。 5人の仲間の作品展。
一点物の手作り品。 どれも お見事です。
場所は 創作家庭料理店「 Casserole キャセロール 」
この店はシェフのオリジナル自家製がモットーの洋風料理。
20年も前から この店でお世話になっている。
わたしはこの店のデザート プリンが特に好き。
朝日新聞の「おすすめの店」のコーナーに、
わたしが書いた、この店の紹介文が掲載されたのも、
もうずいぶん前になりました。
【会場】 創作家庭料理の店 「 キャセロール Casserole 」
各務原市新鵜沼台 8-27 Tel: 058-384-2696
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名古屋 栄町に出かけた。
用事が早く済んだので
ラシック(名古屋三越の南隣り)に寄ってみた。
オシャレな店が多く入っている。
衣料品は若向きのものばかり。
6階は雑貨屋。
見てるだけでも すごーく楽しい。
特にオリジナルの一点ものの雑貨類は
欲しいものがいっぱい・・椅子、テーブル、その他小物
・・きょうは見るだけでした。
スコットランド、ノルエー、フィンランドのクリスマス飾り。
あまりにも可愛いので わが家にひとり連れてきました。
あの富澤商店が松坂屋(デパ地下)にもあり、
ココナッツオイルがちょうど切れていたので買いました。
・・都会にも たびたび行かねばネ
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7年前 木曽川学の講義で、谷沢 明先生から、
木曽川中流域の棚田とその保全の話を聴いた。
それ以来 時々 坂折の棚田(恵那市)を訪れるようになった。
坂折棚田は平成11年に「日本棚田100選」に選ばれている。
東屋に腰掛け、3日続きの雨のあと、
青空のもと山々と田んぼの風景をながめる・・
黄金色に輝いていたであろう稲穂は、
9月の終わりに稲刈りを終えたと地元の人から聞いた。
稲の切り株の列が並ぶ景色も これまた美しい。
帰り道は 中野方ダムから林道のような峠を越えて、
付知へ抜け、白川沿いに41号に出た。
途中、骨董屋に寄る。
明治時代の茶托・・
大きさや色艶がわたし好みで欲しかったが、
4客しかなかったのであきらめた。
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よりみち探偵団
犬山城下で集合。 7名出席。
犬山神社を参拝。
この横を通ることはあっても 中へ入るのははじめて。
体育館の横を下がり、西古券を歩く。
犬山城主成瀬正親公のころから 「御料鵜飼い」として始まり、
鵜匠が住んでいたところいうので鵜飼町とも呼ばれる。
南に歩いていき 偶然近くのおられた男性から
この町に詳しく 話しをお聞きした。
このあたりは木曽川のほとりで船大工が多い。
後藤又兵衛という腕の立つ方も おられた。
通称 材木町とも呼ばれる。
江戸・徳川の世のころの町並み想像できる地区。
ランチは新しくできた うどん屋。
御夫妻だけで経営の小さなお店。
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コーヒーは東古券の「豆腐かふぇ 浦嶌」で。
この店は訪れるたびに、
店の中の室礼がわたし好みで気持ちがよい。
コーヒーカップも きれいな絵柄のものが揃っている。
ていねいにドリップしたコーヒーもおいしかった。
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10月26日(日)の日本経済新聞に
NPO法人 日本成人病予防協会専務理事の、
安村礼子先生が 次のような記事を書いておられた。
日常生活で健康寿命を延ばすためには、
知識と意識を持つことが大切。
そのためのキーワードは:
「てくてく」「かみかみ」「にこにこ」「わくわく」
運動し、よく食べ、笑顔で いろいろなことをして興味を持ち、
健康について学ぶことが大切。
わたしの場合は、
運動が一番意識しなければならないなあ
あとは 今 現在はクリアできてる。
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明治村学 第3回目講座。
今日のテーマは、「 庭とインテリアから見る”すまい” 」
講師は 博物館明治村 学芸員・中野 裕子先生
明治の代表的な公邸、私邸、別荘など紹介され、
どのような”すまい”であったかを話された・・
・・西郷従道邸、有栖川宮邸、芝川又右衛門邸、
西園寺公望別荘「坐漁荘」・・
明治村に移築されている、どの邸も、
これまでに見ていたので、
先生の説明を受けると だいたいは 解かりました。
が、鉄製暖炉とか 木製の椅子家具は輸入品であったのか。
細かいインテリアの家紋の話や、
その庭が誰によって造られたのか、と説明を受けると
改めてもう一度見てみたいと思った。
明治の贅(ぜい)を尽くした建物(重要文化財も多い)が
みられる明治村は、
知れば知るほど見応えのある博物館ですね。
時は10月、上天気の週末で、
村内も朝から 賑わっていた。
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「今井焼」の話を聞いて、
ぜひ「宮ヶ洞窯跡」に行ってみたかった。
きょうは台風が通り過ぎ、朝から上天気。
初めて使う粘土でマグカップを挽いてみた。
削りができるように乾燥するまでに、行って来よう。
家から車で15分くらい。
今井という地区の石作神社を目指す。
この神社の祭神は天照大神だが、
御祭神のひとりに菅原道真公という学問の神様も在る。
明治の初期には
境内の舞台で子弟の教育がなされていたという。
この神社奥手 すぐのところに
「宮が洞窯跡」の看板が立っていた。
台風の後で足元も悪く、きょうの出で立ちでは
今は草ぼうぼうで入って行くこともできない。
ここで、
トンネル窯が焼かれていたのだと思ったら
感激した・・
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