誘われて名古屋に買い物に行ってきた。
中心街・栄町あたり 東急ハンズで 桐の花台。
地下街で 服と日傘、夫のワイシャツと孫たちの靴下などを買う。
どこでも手に入るものだが、なんとなく町に出て買い物して、
都会の雰囲気を味わうと新鮮な気分になる。
いくつになっても、元気に出歩くことも大切だと思う。
何十年前 毎日のように栄町を歩いていた頃とは、空気もちがう。
ランチは アーバネット名古屋ビルブロッサの「豆家茶寮」。
堀りごたつ席個室で 落ち着いた席。
豆腐は 愛知県高浜産の豆を使用しているとかで、
汲み上げどうふ御膳、とっても 美味でした。
朝市で 朝採りの たけのこを、2本買った。
さっそく皮をむくと 半分くらいになるので、
圧力なべで ゆでた。
新鮮なので、刺身で食べたら 風味がよかった。
「タケノコご飯」が好きな孫がいるので、喜んでくれた。
残りは 明日 ワカメと煮ようかなぁ。
おいしい料理とは、季節の素材を生かして、
シンプルに 作るに限る。
「鉢カバー」を作陶した。
黒ミカゲの土に、弁柄で少し模様をつけた。
藤で手を付けたら、少しは 見栄えがした。
知人が「苔玉」を置き、まわりに石を置いて、
コーディネートしてくれた。
ゴールデンウイークが近づくと「さやえんどう」が採れる。
花は 赤い花と 白い花の両方だが、
どうちがうのか よくわからない。
ことしは、種まきを早く蒔いたか、気候のせいか、
もう 食べられるように育った。
花はつぎつぎと咲き始め、なる時季も短いので、
えんどうの収穫はいちどに採れる。
一時季は 毎日のように食卓にのぼるので、
孫たちには 飽きられます。
卵とじ、野菜炒めにも おいしい。
緑の鮮やかさ ほんのり甘く歯ざわりの良さが魅力の野菜。
花壇の片すみに蒔いた 三つ葉が、ものすごい数で出てきている。
いちど蒔いたら 何年間も、次から次へと出てくる。
グリーンアスパラも、食べられる大きさになってきた。
「春の野草(野菜)には、人間の生理代謝に欠かせない成分がバランスよく含まれていて、冬に溜め込んだ老廃物などを解毒してくれる」という。
・・・料理研究家の辰己芳子さんが よく言っておられる。
自然界というのは、本当に「すごい!」と思う。
きょうは藤工芸のおけいこ日。
先生に頼まれていたものを忘れないように!と、そればかりを気にしていた。
朝、ゴミ出しの日でもあり、バタバタして9時前に 出発。
到着して、さて 材料と 作りかけの作品の入ったカバンを探したが 無い!
うちの玄関から、車に載せた覚えがない。
なにをしてるんでしょう・・ わたしはがっかり。
先生は、じゃあ こちらを先にしましょう・・と とりなしてくださった。
Photo////// 090416-1110-0001 「じゃあ こちらを先にしましょうか・・」とやさしい、藤工芸教室の先生
浜 美枝・著 『 私の骨董夜話 』
(人との出会い、ものとの出会い) リヨン社・刊
この本を読むのは 2回目。
女優としての浜 美枝さんは どんな仕事をしているか、まったく知らない。
映画も観たことが無い。
わたしの知る浜 美枝さんは、骨董蒐集家としてである。
うらやましい才能というか、美を見る眼の確かさに驚く。
本書に出てくる数々の骨董は、いずれも一流品ばかり。
浜さんは、宝の持ち腐れでなく、使用して生かしているところは えらい。
【写真】浜 美枝・著 『 私の骨董夜話 』(人との出会い、ものとの出会い)リヨン社・刊 2005.4.5.初版発行 発売:二見書房 @2300e
わたしは花器、それも鶴首が大好き。
いっとき鶴首ばかり 練習していた。
いまは洋風の家が多くなり、花器もかわいい変形のものが似合う。
きょうは 新作を 2点。
ひとつは、ケーキの函の横を切り取って、型紙にしていて、
後ろ側に小さな筒状の器がくっ付けてある。
これに水を入れて、花を活けられる。
もう一方は、あるコーヒーショップのトイレにあった、
小さな花びんからヒントを得て、自分なりに作ってみたもの。
きれいな花を入れるので、
焼き〆にしようかなぁ・・。
うつわのみせ「大文字」店主 内木孝一・著
『 内木孝一の 一生使える器選び 』 講談社・刊
「ご飯は左、汁は右」に置くもの。
これは主婦なら誰もが知っている。
だが、どうして・・ということは、わたしは知らなかった。
これは鎌倉時代半ば、道元がお坊さんたちに向けて食事作法を説いた「赴粥飯法(ふくしゅはんぽう)」という本にも書かれているとか。
ご飯が左とされたのは、日本では左の方が尊ばれたから。
主食であるご飯の方が、格が上。
そこでご飯が左、汁は右となった。
本書は京都の老舗陶器店主・内木孝一氏が、
盛り付けやテーブルコーディネートのこんなポイントまで教えてくれる。
器好きの人には うれしい本。
【写真】「うつわのみせ 大文字」店主 内木孝一・著『 内木孝一の 一生使える器選び 』 講談社・刊 2008.8.28. 第1刷発行 @1400e
市内に住む外国人に日本語を学んでもらおうと、支援がはじまっている。
わたしもボランテイアで お手伝いをしている。
何年か生活していると、「話すこと」はできるようになるが、
「読み」「書き」ができない。
この日わたしが受け持ったひとたちは、全員「日本語はむつかしい」と言っていた。
がんばって 勉強してネ。