大型ショッピングセンターSC。 娘と待ち合わせ。
朝、まだ10時過ぎだというのに、車の置き場所が無い。
「なんだろう?」と思ったら、裏の駐車場でフリーマーケット開催。
こういうところでも今はやるのかと思って、少し見て回る。
車の中にも商品を並べている。
主に子供服。 婦人服、バッグ類、アクセサリー、スキー道具、ベビーカーもありました。
フリーマーケットもいいけれど、それだけ家に 要らないものを持っていることではないでしょうか。
(大型SC 駐車場いっぱいに フリーマーケット)
(大型SC フリーマーケット。 子供服が主役。)
この本を読んでいたら、 近くに住む友人が 訪ねてきた。
ニットのセーターの上に着ていたベストを見て 驚いた。
今いま 読んでいた本に、「佐々絣(ささがすり)」は、わたしの住む近隣の一宮市で工夫された絣、と書かれていた。
この友人に「どうしたの?」と尋ねたら、
夫が着ていたもので(最近亡くなられた)痛んだところを省いて、
自分で作られたとのこと。
何十年も前のもので、結婚したときすでに着ていた。
薩摩絣に模したものであろう、とこの本の著者は言っておられる。
さっそく写させてもらった。
生地の丈夫なところを使って上手に、ベストを作ってある。
今は とっても貴重品らしい。
(佐々絣の織り柄) (リフォームしたベスト。部分。)
(「佐々絣」見本帳の図柄。)
【本】福井貞子・著 『 木綿再生 』 法政大学出版局・刊。ものと人間の文化史 147 。2009.9.18.初版第1刷発行。@2700e
( この場所から ノリタケの夢は 始まった。 )
名古屋に出たついでに、一度 行ってみたいと思っていた「ノリタケの森」へ寄ってみた。
ここは100年以上前 この場所で森村市左衛門が陶磁器の工場を建てた。 その後、10年かけてディナーセットを完成して、アメリカへ輸出した。
いまは この広い森の中で、ミュージアム、クラフトセンター、ギャラリー、森村・大倉記念館、煙突ひろば など。
街の中なのに ここは別世界。自然が豊かで気持ちがよかった。
わが家には40年も前の、ノリタケ製の真っ白な皿に 金の縁取りをしたディナーセットがある。 いくつかは欠けて無くなったが・・。
何年か前わが家にホームステイしたカンザス州のお母さんは、「日本のノリタケ」大好き!と言ってたっけ。
また機会を見つけて ここへ寄ってみよう。
( 文化との出会い、森に憩う。「ノリタケの森」 )
2週間前、市の健康診査で受けてきた結果が出ました。
血液検査の数値、脂質(LDL)の悪玉コレストロールが多い。
ほかは まあまあパス。
LDLの数値を下げるには どうすればよいかと、先生に相談。
「もっと加齢になれば、自然に下がっていくかもしれない。
とりあえず、体重が多いから 3ヶ月で2Kg落としなさい。
それでもう一度血液検査を受ければよい」とのこと。
さあ 今日から どうやって体重を減らすか・・。
一日一万歩を目指して歩く。
食事を一日1600カロリーにする、ということでやってみよう。
友人が、わたしの作陶した人形が欲しい、という。
わたしは、寒くなってきたので、彼女に黒っぽいマフラーを織ってほしいと思っていた。
話し合いの結果、物々交換することにした。
今日、出来上がり。 物々交換 実現!
お互いに好きなものが手に入って、ご機嫌です。
(ドングリの実を、すり鉢でつぶした、ドングリの粉。)
アウトドアイベントの「森と遊ぼう・・」で、ドングリの粉を使ってネパールの(お好み焼き風)チャパティを作る活動を手伝った。
縄文時代の人びとは石器と土器を道具にして、いろいろな木の実を食糧にしていた。
ドングリの粉を見て思い出したことがある・・:
25年も前、韓国に初めて行ったとき、雪岳山の別荘に連れて行ってもらった。
翌朝5時に起き、日の出を観に出かけ、そこの屋台で食べたのがドトリムック、ドングリのトコロテンとチジミ(わたしはコンニャクと思っていたが・・)。
・・・おいしくて、今でも忘れられない。
同じアジアで、同じような食材を使い、似たような食べ物を食べていたことに感動した。
その後、韓国に行くと、ドングリの粉はお店で売られていた。
(どんぐりの粉「ドトリムック」 どんぐりこんにゃくの素。)
呉 善花・著『 漢字廃止で韓国に何が起きたか 』 PHP新書
今から20年近く前、韓国の中学3年生の女子が わが家でホームステイした。
そのとき 自分の名前を漢字で書けたが、「両親の名前を漢字では?」と言うと、すこしあいまいだったので 驚いた。
著者は25年以上も前に留学され、現在日本の大学教授でもある。
「漢字廃止が 韓国人のものの考え方を、単純かつ浅いものにしたと思う。知的荒廃を推し進めた」と言われる。
わたしも、そう言われれば 漢字も知っていたほうが良いと思う。
“韓国の言い回し”、“韓国のことわざ”の章でも、
わたしは韓国人の友人のCさんから いろいろ聞いているので、
思い当たることが出てきて 面白かった。
Cさんが わたしのことを「足がひろい」人と言われてびっくりした。
この本によれば、日本語の「顔がひろい」と同じことらしい。
こういう言葉の違いを知っていると、韓国の人とも さらに愉しい交際ができる。
【写真】呉 善花・著 『 漢字廃止で韓国に何が起きたか 』 PHP研究所・刊。2008.10.3..
第1版第1刷発行。@950e。
呉 善花・著 『 続・スカートの風 』・・恨を楽しむ人びと・・角川文庫 角川書店・刊。平成12年3月25日初版発行。@495e
「森と遊ぼう IN八曽」のボランティアに参加した。
(青少年育成に関するNPO助成事業)
キャンプ場を貸し切って、森を使っての自然体験なので危険も伴なう。小学生3年~6年対象の子ども90名に、スタッフ50名という大掛かりな行事。
わたしは「食材もとめてトレッキング(ネパールのくらしに挑戦!)」というプログラムのお手伝い。
森を歩いてどんぐりを拾い、すり鉢で粉にする。小麦粉と混ぜて焼いて、ネパールのチャパティ(お好み焼き)を作った。
どんぐりは殻をむけば、思ったよりやわらかく粉になる。
おいしくて評判がよく、炭火をおこして鉄板で、何十枚と焼いた。
(どんぐりを すり鉢で粉にする) (鉄板で何十枚と焼いた)
「木と岩でクライミング」は、高い木に抱きついて登ったり、ロープを頼りに岩場を下ったりしたそうだ。
女の子も男の子も「おもしろーい」と大はしゃぎ。
60歳過ぎてもボランティアのおかげで、すごーく面白い 一日を味わえて幸せでした。
(火起こし体験) (「木と岩でクライミング」)
カラスウリ。烏瓜。
夏の夜に 幻想的な白い花を初めて見たとき、
ほんとうにびっくりした。
この4、5日忙しくて、裏庭に出ても よく見ていなかった。
今朝、赤い実が生っていたので、つたごとに 採ってきた。
ミニトマトみたいですが、中は種しかなくて空洞です。
自作の花器に 飾ってみた。
大島 清・著 『 歩くと なぜいいか? 』 PHP研究所・刊
娘に薦められて 買った。 彼女は 細いのに よく歩く。
わたしはメタボなのに あまり歩かない。
著者は医学博士でもある。 「歩く」ことが いかに健康によいかを、ご自分の体験を踏まえて書かれている。
もう一方で「歩くこと」と「趣味」の関係も楽しい。
著者は 犬山の京都大学霊長類研究所に在籍されていたころの、「カラスウリ マップ」を描かれているようだ。
わたしはその周辺はわかるので、うなずきながら読み進めた。
それ以来 カラスウリの魅力にとりつかれておられるとか。
カラスウリが一夜花(ひとよばな)で、夕方開き 翌朝は萎れてしまうことも、ご自分の目で見てよく調べてあったようです。著者が歩いているからこそ 気が付いたこと。
実は わたしカラスウリがあれほどきれいな一夜花だとは知らなかった。 2年前に、わが家の庭で見て驚いた。
余談だが その蔓が大切な庭木にまとわりつくので、嫌っている人もいる。
ともかく読んで、「歩く」ことの良さは わかったつもり。
足の大腿筋を大いに使い、脳を刺激し活性化をはかりたいものだ。
【写真】大島 清・著 『 歩くと なぜいいか? 』 PHP文庫。
2007.5.21.第1版第1刷。PHP研究所 発行。
単行本が2004.4.13.新潮社から出ている。