裏庭の片隅に「あやめ」が咲きだした。
”いずれ あやめか かきつばた”と言われるように、
同じような花なので、区別しにくい。
多年草なので 手入れもせず、放ったらかしであるが、
毎年 必ずきれいに咲いてくれる優れもの。
少し 大切にしようかなぁ。
木曽川学セミナーが開催されるようになって、ことしは8年目。
わたしは3回目からだから、5年間受講している。
今年度初回の今日は「鏡から見た美濃と尾張の古墳文化」。
ほぼ席が埋まっていたから、200名近くが出席。
講師は南山大学名誉教授・伊藤秋男先生。
わたしは、この講義はあまり興味が持てなくて退屈だろうなあ、と心配していた。
始まってみると なかなか面白くて、わたしには珍しいことばかり。今後古墳を見る目が異なるように思ってうれしかった。
先生の話し方もよく、なにより先生自身が 講義をしながら笑い顔で、先生が一番楽しそうに見えた。
きっと古墳が大好きなんだろう。
(写真:古墳から出た鏡:「三角縁神獣鏡」レプリカ写真)
友人と 県外の友人宅を訪問。
途中 昼近くになり、何度か行って、お気に入りのお店でランチ。
ここは古民家を利用した、風情のある空間。
上天気であたたかい日になったので、花と新緑のお庭を見ながら、外のテーブルで食べた。
和洋折衷の家庭料理だが、品数も多く、どれも食材が生かされた味で おいしかった。
福島産味噌を使った味噌汁もおいしかったので、売店で同じ味噌を買った。
きょうは若いお母さんたちの陶芸教室の講師。
先回の出来上がった作品を見ながら、
喜んだり、反省したりして、にぎやかなこと。
わたしも、
自分の娘たちと同世代のお母さんたちと話すのは楽しい。
佐川芳枝・著 『 寿司屋のかみさん うまいもの暦 』 講談社文庫
「寿司屋のかみさん」シリーズ「うまいもの暦」は、わたしには4冊目。今回の内容は、お客さんとのやりとり、季節の魚、おいしい朝ごはんや、ご主人との晩酌のつまみなど、日記に書かれたもの。
いつもながら感心することは、食べ物のおいしさを表現する言葉の豊富なこと。 とても おなかのすいたときには 読めない。
寿司屋の奥さんで、毎日寿司を食べておられると思うのに、食べ物で一番好きなのは寿司だと言われる。
お客さんとの会話も、生き生きとして伝わってくる。
食いしん坊の人は、ぜひお読み下さい。おすすめの一冊。
【写真】 佐川芳枝・著 『 寿司屋のかみさん うまいもの暦 』 講談社文庫。2010.3.12.第1刷発行。講談社・刊。@552e
( 珈琲茶房:「華なり」 “モーニング コーヒー” )
ホームページを見て 隣り町の「珈琲茶房:華(はん)なり」に、お茶を飲みに行ってきた。
わたしの好みは、落ち着いた空間と 品のよい室礼の カフェ。
ここは なかなかに 店主の好みがよく 気に入った。
コーヒーカップは一客づつ選ばれたもので、ウェジウッド、マイセンなど一級品。 和の陶器のものもあり、棚は見ごたえがあった。
わが家からは ちょっと遠いが、また 近くへ出かけたら寄ってみよう。
(珈琲茶房:「華なり」。0574-62-7101 可児市下恵土5338)
『 韓国古典文学の愉しみ(下)』~洪吉童伝 両班伝 ほか~
訳者・仲村修・オリニ翻訳会 白水社・発行
韓国の古典といえば「春香伝」は あまりにも有名である。
韓国びいきのわたしは 古典も読んでみたいと思っていた。
洪吉童(ホンギルドン)伝は朝鮮王国世宗の御代、洪氏(大臣)の側室の子として苦労して育った洪吉童の物語。
韓国では市役所などの申請用紙の記入例の名前になるような、有名な名である。 日本では さしづめ「桃太郎」と言うようなもの。
外国の本であれ、古典は いつの時代にあっても、たのしい物語である。 わけがあり「下」巻から読んだが「上」巻も読むつもり。
【写真】『韓国古典文学の愉しみ(下)~洪吉童伝 両班伝 ほか~』訳者・仲村修・オリニ翻訳会 2010.3.30.発行。白水社・発行
お地蔵さん 5体を 作陶。
これまで もういくつ作ったか わからない。
おかげさまで作っても 作っても 嫁(婿)に行きます。
みなさん 作者のわたしに似てる と言われます。
これって、
ほめられてるか けなされてるか、どちらでしょう。
同名の映画を、一年くらい前に観たが、わたしの娘が持っていたので、本も読んでみる。
映画では、主人公のサチエさんが食堂を開く資金をどうしたのか とか、開く前は何をしていた女性なのか判らなかったのが、本を読み よく判った。
「かもめ食堂」のおすすめ 「おにぎり」が、手で握るから作った人の気持ちがこもっているのだ と、食べたことのないヘルシンキの外国人に説明する場面は、読んでいるほうも あたたかいぬくもりが伝わってくる。
主人公の小林聡美、もたいまさこ、片桐はいり、個性的な三人の女優さんが思い出される。
普通だけど少しおかしな人々のしあわせな物語を読んでいると、ほんのり気持ちがよい。
【写真】群ようこ・著『 かもめ食堂 』幻冬舎文庫。2008.8.10.初版発行 幻冬舎・刊。@457e (2006.1.幻冬舎から単行本刊行)
市の検診で悪玉コレストロールが多いから、
3ヶ月で2Kg落とせば 薬は要らない と言われた。
11月4日からダイエットを始めて6ヶ月。
4Kg落ちたので、今日から通常に戻ろう。
でもせっかくよい習慣になったので、いくつかは続けながら・・・。
中高年のダイエットはむつかしいといわれるが、それほどでもなかった。
一日一万歩のウオーキングは 90点。
炭水化物2割カットは100点。 ケーキやうなぎ、天ぷらは、時々お付き合いで食べたから50点かなぁ。
免疫力アップの食品を 意識して食べること・・。
この 良い食習慣を 今後も心がけよう。
いままで健康で医者に行くこともない日々。
この数ヶ月は食生活を見直し、老いに向かう自分について考える よい機会だった。