ここのところ お天気が続いている。
乾燥したこの時季、野菜を干すのに 都合良い。
よく干すのは、
きのこ類、大根(葉っぱも)、人参、キャベツ、かぼちゃなど。
きょうは 大根とかぼちゃ、白菜。
一日干して、大根の輪切りと かぼちゃは、ベーコンを加えて、
フライパンで焼くと、ベーコンから出る脂で、
とても おいしかった。
干すことによって、ビタミン、ミネラルも増す、とか。
図書館の帰り道、「もみじ寺 寂光院」で 紅葉をみようと立ち寄った。 ・・が、駐車場はいっぱいで、停める場所が無かった。
そのまま前に進んで、木曽川べりの桃太郎神社に行った。
何年振りかで 神社まで登り、また 河原に降りてみた。
おだやかで小春日和だったので、小さな子ども連れや、中高年の御夫婦が、陽だまりで お茶を飲んだりと、晩秋ののどかな昼下がりの光景。
神社の広場は、もみじとイチョウの樹が重なって きれいでした。イチョウの落ち葉の黄色いじゅうたんも、今ならではの見応えです。
今、驚いていること・・・。
「 電子書籍 」の話題が にぎわっている。
わたしは アナログ人間で、どうしても 理解できない。
本好きのわたしは、「紙の本」でなければ読む気がしない。
近い将来、電子書籍ばかりになったら どうしよう。
わが家は 家の中から「本」という物が無くなって、
広くなるのは 確かだが・・・・。
もうひとつ 最近聞いた話し・・:
「イエデンでね 」とか、「イエデンのほうは 何番?」
「 イエデン 」とは、電話線でつながった、
家にある固定電話のことだそうです。
言葉も どんどん 変わってくる。
高校生の孫たちに 教えてもらうことも 多い。
近くに居てくれて、わたしは 助かる。
クラフト展で、友人の作ったベレー帽を買う予定だったが、
ほかの人が欲しいと言われ、譲った。
二年くらい前に 買った毛糸。
思い出して、ベレー帽を 自分で編んだ。
太い毛糸だったので、2時間あまりで、編み上げた。
ベレー帽は ずーっと 好きだった。
中学を受験するとき、赤いリボンタイをして、赤いベレー帽の制服の学校に あこがれていた。
どうしてか(50年以上も前のことなので)、
受験したのは、セーラー服の学校だった。
「らくらく炊きたて 赤飯 おこわ」袋入りセットを もらった。
もち米は洗わずに、小豆も煮なくて、袋から出して、炊飯器に入れて炊くだけ。
赤飯はおめでたいときに よく食べるものとしていたが、
わたしはあまり興味が無いので、最近 作ったことはない。
隣国の韓国の友人宅では、お客さんが来たときに、
豆入りご飯として 小豆を入れたご飯をよく食べさせてもらった。
この簡単な赤飯は おいしかった。
これなら いつでも作って食べられる。
いまのテレビも旧くなったし、地デジ切換えまでに、
もう一台 買い換えておこうか と、電器屋に行った。
テレビ売場は 人がいっぱい。
売り切れで入荷待ち(いつ入るかわからない)というのが多い。
わたしはテレビをあまり見ないので、一台あれば充分だが、
孫たちが来たときの為に と思って、係員の説明を聞いた。
アナログ人間のわたしには、
説明を聞いても解からないことだらけだったが、
シャクにさわるので、よく理解できたような顔をしてきた。
結局 お金は払ったが、年明け(!)早々 入荷を待ってから、手に入るようだ。
本音は 単純明解な、ややこしい機能のないほうが いい・・。
あまりにも よい天気。
予定を変更して 豊田市の香嵐渓へ紅葉狩り。車で一時間半。
「もみじ狩り」と言えば、
20年ぐらい前 メキシコの女性が わが家にホームステイしていた。
ある日家に帰ってきて、わたしに「もみじがり」の”がり”と「寒がり」の”がり”とは どう違うのか?と尋ねた。
「もみじ狩り」「みかん狩り」など文化の無いメキシコでは、
そういう言葉が理解できないようだ。
それはさておき、
香嵐渓のモミジは赤、黄、緑と重なり合って美しいのが特徴。
食事をしたところの店主さんは「雨のあと晴れ上がった4~5日前が一番きれいでした。きょうは もう すこし遅いですネ」と。
それでも、観光バスは何十台と 来ている。
行き交う人の肩が触れるほど ものすごい観光客で賑わっていた。
何ヶ所も 見とれてしまうほど、美しい紅葉があり、
久しぶりの香嵐渓を 楽しんできた。
柚子を収穫。
ことしは 見上げても 鈴なりとは言えない出来。
大根の漬物に入れようと、収穫することにした。
柚子はトゲが全部の枝にあり、
注意していても「痛いなぁ!」。
ゆずジャムはおいしいけれど、
すご~く面倒な作業があるので・・。
夜回り先生こと 水谷 修 先生の講演会を聴いた。
19年間 夜の街を回り、生徒と向き合った先生の、
実際の経験を話された。
さすが知名度が高く、1200名収用の文化会館の席はあふれ、
予備席がでるほどの人気。
少々 早口で、60分間ピッタリ話された。
子どもは 褒めて育てなさい。
優しさあふれる家庭からは、子どもが育つ。
数多くの子どもたちを見てきた経験から出る言葉は、
人の心を打つものですね。
二、三日前、近所のご主人が亡くなられた。
この地に住んで以来、40年以上もの長い間、お隣りどうし 親しくしていただいた。
お世話になって 感謝を言える場所として、葬式は意味のあるものに 思えた。
わが家に、ことしベストセラーになった『 葬式は、要らない 』(島田裕巳・著)がある。 もう一度 開いてみた。
著者によれば、日本の葬式費用の全国平均は231万円で、世界一だとか。これは日本人独特の世間体が、葬式を贅沢にしてきた。
確かに、わたしも そう思う。
わたしは自分の時には、子どもたちに 精神面、経済面で、なるべく負担をかけないように、してやりたい。
果たして、どんな最後のセレモニーにして欲しいか。
・・・考えて置くと よいかも。
【写真】 島田裕巳(ひろみ)著『 葬式は、要らない 』 幻冬舎新書。 2010.1.30.第1刷発行 幻冬舎・刊。@740e