2019/09/15

永続的リンク 14:53:28, カテゴリ: つれづれなるままに

三世代女子会   (2103)


 わたしには娘が三人、孫娘が四人居る。
 隣り家に住む長女が「八人の女子会で京都へ一泊旅行しよう」と言ってきた。
ほかの七人は、すでに日程も調整済みだと。
 「京都か。久しぶりに行こう」
 さっそく八人のグループLINEが組まれた。
「どこにでも付き合うよ」と打ち込む。毎夜LINEが飛び交った。

 当日は三か所から出発し、片道二時間ほどのドライブで行くことになった。
 梅雨入りした週末。長女と孫の車で出発。
 小牧ICから先ずは合流場所のの養老SAへ。道中雨にも降られたが、二時間弱で京都東ICを出るあたりからは傘要らずとなった。

 計画どおりお昼前、予約のランチに充分間に合った。店名を染め抜いた、長い暖簾がかかった古民家。京都のおばんざい屋「おくどはん」。京野菜の料理と、おくどで炊いた米が評判。高校生や大学生の孫も「ごはん、おいし~い!」。

 午後は別行動。それぞれ自分好みの店や観光をして、三時間後に駐車場で落ち合う。
 わたしと長女は寺町三条のアーケード街をめざす。途中「天性寺」では真っ白なアジサイが目に入った。境内東の端の鎮守社に旅の無事をお詣りしたあと、十分ほど歩いて錦市場。めずらしい食材を味見したり、「有次(ありつぐ)」で台所用品を買った。調理器具は大好きだ。

 今回のお宿は左京区八瀬(やせ)。若狭街道沿いで、比叡山麓西の高野川の渓谷を望むところ。
 夕ご飯まで娘たちはよくしゃべりし、孫たちもにぎやかに笑い転げる。
 それを見ているのもいいものだ。

 翌朝早くホテルの広い庭で遊ぶ。飛んだり跳ねたり子どもみたい。売店でお土産を買う。社会人の孫二人は職場の人たちに気を遣(つか)う。

 九時、宿を立ち「清水寺」へ。日曜日でもあり観光客であふれている。駐車場所をやっと見つけ、参道の長い坂を上る。雨上がりで寺のまわりは深緑がきらきら光る。

 坂の途中に龍村織りの小物屋を見つけ、入る。女性店主が中国人風の男性客と英語で話していた。あとでわたしは「英語、上手ですね」と話しかけた。「最近は三割くらい外国人のお客さんだから」「フランス語、スペイン語も少しならネ」と。おもしろい会話に、つい買ってしまった。

 孫娘たちは「大きくなってから、いとこ同士がこんなに長い時間一緒に居られて、よかったわ」「姉たちに甘えられたよ」と少し照れていた。娘たちは「身内の者だけで、とことん気楽な旅だった」と喜んだ。
 あしたからまた八人の人生はどんどん変わっていくことだろう。いい思い出が人間を豊かにしてくれる。    (R1.07.21.)

2017/11/25

永続的リンク 20:56:45, カテゴリ: つれづれなるままに

よりみち探偵団の研修旅行は 金沢   (2102)

*
 ことしの「よりみち探偵団の研修旅行」は金沢へ。
 JRで名古屋駅から三時間あまり、正午すぎに金沢へ到着。
 よりみちの仲間は食いしん坊ばかりで、さっそく近江市場で海鮮丼で昼食。1時を過ぎていたが、どの店も満席状態。

 そのあと2時間を散策した。

 今夜の宿は街なかのゲストハウス。
 玄関は黒い格子戸の前に布のれん。白地に黒字で「あかつき屋」。今夜は貸切りだという。
 中へ入るとすぐに、
「わあ いいなあこの建て方!」
築85年という町屋造りは柱も黒光りしている。
「腕の良い棟梁、大工さんで、建て方がしっかり。狂いは無いですね」と。

 経営者のHさんは顧問先生の古くからの知人。
 もと新聞記者。まちおこしに関心があり、7年前町屋を探してゲストハウスに改装された。
「よく気が付きましたね・・」

 そうなんです。わたしは材木屋の娘です。
 それと建具がどれもユニークで、今では見られないほど細かいところまで腕のよさが見られる。

 置かれていたゲストハウス利用者書き込みノートは、個人の感想文や描かれた絵で読み応えがある。読み通すには時間が足りなかった。

 翌日は前日から決めていたカフェで朝食。そこのシェフが外国人。お客もわたし達のほかは外国人ばかりで、金沢も外国人の観光客でいっぱい。

 長町武家屋敷跡は27年ぶりに訪れた。
 兼六園は雨降りだったが、紅葉は真っ盛り。
 21世紀美術館は時間が無くてカット。
 一日フリー乗車券のおかげでラクラク観光できた。


************************

2017/03/26

永続的リンク 20:02:59, カテゴリ: つれづれなるままに

大八講座:「岐阜と川端康成」を受講   (2101)

 作文教室の金森先生が美濃加茂市中山道太田宿の宿跡小松屋で、講演された。

 昨年の暮れから楽しみにしていた。
 題して「岐阜と川端康成」
    ~岐阜に川端康成の原点を探る~

 先生は作文教室でも時どき川端康成の話しをしてくださり、川端文学をわたしも身近に感じていた。

 岐阜に関係した伊藤初代との実話も話していただき、優しい語り口で2時間楽しんで聴かせていただいた。

2017/03/18

永続的リンク 09:51:27, カテゴリ: つれづれなるままに

「小さな朗読会」      (2100)

 第2回「小さな朗読会」
 3月18日(土)午後  「ぎゃらりぃ木屋」
 昨年に続き今年も「小さな朗読会」が開かれた。

 いつも親しくしていただいている佐々木珠美さんが「希望の牧場」(森 絵都/作)を熱演。

 この作品は原発事故被害に会った牛の話で、内容も深く考えさせられる。

 語りも、内容に合わせた珠ちゃん独特の口調で心にひびきました。

 ほかに3人の出演者も、それぞれ個性あふれる語りで楽しませていただきました。


 第Ⅱ部の宮沢賢治/作「注文の多い料理店」は、4人の語り手での朗読でした。
 あのようにそれぞれ分けて語られて おもしろかった。

 何年経っても、名作はいいですねえ・・

* 犬山新婦人「朗読を楽しむ会」主催

2017/03/01

永続的リンク 17:59:17, カテゴリ: つれづれなるままに

よりみち探偵団 女子会 雛めぐり   (2099)

 きょうは よりみち探偵団(女子会)の日

 三月は ひな祭り。
 第11回「人形小路 雛めぐり」で
 高浜市 吉浜地区へ行ってきた。

 顧問先生の知人で、吉浜まちづくり協議会の人に、案内をしていただいた。

 平日でもあり、半日かけてゆっくり見学できた。

 江戸時代の雛人形は衣装の品も良く見応えがあった。


 サロン「ぽっぽっぽ」でランチ。
 この吉浜地区は「鶏めし」が得意(B級グルメ全国大会入賞)。おすすめの「鶏の五目御飯」をいただいた。


 吉浜人形店では、江戸時代の豪華な雛人形や、5月子どもの日の飾りを楽しませてもらった。

 ・・また、女子ばかりでも出かけよう・・・

2017/02/18

永続的リンク 21:08:47, カテゴリ: つれづれなるままに

自衛隊駐屯地・音楽まつりへ      (2098)

 自衛隊駐屯地・音楽まつりへ行ってきた。
「陸上自衛隊春日井駐屯地 創立五十周年記念 音楽まつり」

(二カ月近く前から、往復はがきで入場整理券を求めて応募したら、さいわい当選したので)

 出演団体の中に春日井西高校吹奏楽部がある。孫がこの学校この吹奏楽部で頑張り通していた。
 
あの頃を思い出しながら聴かせていただいた。


 陸上自衛隊第10音楽隊(守山駐屯地)
 春日井駐屯地らっぱ隊
 三河陣太鼓(豊川駐屯地)
 十施桃陣太鼓(春日井駐屯地)
 そして部員80名の 春日井西高吹奏楽部

どれも個性が光り、見応え、聴き応えがあり、たっぷり二時間は 短かった。

2017/01/20

永続的リンク 15:59:20, カテゴリ: つれづれなるままに

きたやまおさむ著『コブのない駱駝』   (2097)

 きたむらおさむ著『コブのない駱駝』


 二ヵ月ほど前に、新聞でこの本の書評を読んだ。
 著者は伝説の音楽グループ:フォーククルセダースのメンバーだった男性。

 その後、名前は覚えていたし、精神科医となったということくらいは知っていた。

 
 今の現実の社会では、一つの山を征服するだけではなく、どの山にも登れるようにする。
 小さな山に登って降り、大きな山には車で上り下りする。


 「コブのない駱駝」という曲(作詞・北山修、作曲・加藤和彦)は、著者が一番言いたかったことでしょうか。

 著者自身が作詞家、精神科医、大学教授など、いくつもの波乱に満ちた人生。
 そこも面白くて、のめりこんで読んだ。

【写真】きたむらおさむ・著『 コブのない駱駝 』
~きたやまおさむ「心」の軌跡~ 岩波書店・刊
2016.11.17.第1刷発行 @1800e

2017/01/14

永続的リンク 16:14:50, カテゴリ: つれづれなるままに

兄の素顔      (2096)

 たった一人の兄が亡くなった。
 半年ほど前から体調が悪く入退院を繰り返していた。義姉から「また一度会いに来て」と連絡が来た。そのときは、きっと兄は「遠いのにたびたび来なくてもいい」と強気に言うだろう、と思っていた。
 
 病室に入ると点滴を受けており、胸のあたりがぜぇぜぇと音がして苦しそうに見えた。手の甲、足の甲と脛(すね)は腫(は)れて、指で押すと戻らずそのまま凹んだ。腎臓が働いていない。額に手を載せると「冷たくて気持ちがいい」とつぶやく。声をかけると「遅かったなあ」と言う。こんな返事が返って来るとは思わなかった。病室を出ると弟と夫が「弱ってきたねぇ」「あと一週間かなあ」と。

 八日後、死を迎えた。葬儀屋さんにせかされるように、段取りよく兄は居なくなってしまった。
 私より六歳上なので一緒に遊ぶことはなかった。小学生のころ、いたずら坊主で、よくクラスの女の子を泣かせ、掃除当番をサボっていたそうだ。「また学校に呼び出されて注意を受けた」と母がぼやいていた。親の反対にもめげず、好きな窯業の学校に行った。それでも結局は父の家業を継ぎ、順調に商売を拡げ、従業員と家族を守り、周りから慕われていた。

 葬儀後、家族や親族それに親友らで会食。
 酒が入ると上機嫌になり、なんでも人にあげてしまう、という話題で盛り上がる。いとこから「よくカラオケで歌っていたよ」と聞かされた。私や弟は「兄が人前で歌うなど知らなかった!」兄の子どもたちも知らないという。独身時代に兄はギターを弾いていた。私が寝る頃になると弾きはじめるのでうるさくてねぇと話すと、親しかった人も「そんな一面もあったのかぁ」と不思議がった。

 昨年の暮れ、私の作陶する小さなお地蔵さんが欲しいというので届けた。「だれにも遣(や)らないで家(うち)に飾っておくから」と先廻りして言う。亡くなったあと、兄と親しかった人から「かわいいお地蔵さんを貰ってねぇ」と聞いた。「人のうれしそうな笑顔を見るのが好き」と兄はよく言っていた。家業もよい時代に恵まれ、好きなことができ、幸せな人生を終えた。
 妹の私からは「ま、いいか」と思えてきた。
                    (おわり)

2017/01/13

永続的リンク 15:55:03, カテゴリ: つれづれなるままに

よりみち探偵団 新年会     (2095)


 きょうは よりみち探偵団の新年会


 毎年 よりみちの最初の日は初詣でする。

 歩いている人に頼んで全員の記念写真を撮ってもらう。

 その後 新年会の食事会。
 ことしは韓国料理。

 ナヌル、チヂミ、チャプチェ、韓国式雑煮・・など

 どれもおいしくて 大満足。

 話題も豊富で、長い時間 楽しかった。

2017/01/03

永続的リンク 10:42:28, カテゴリ: つれづれなるままに

新春              (2094)

 おめでとうございます。

 元旦には長女、次女、三女の家族も集まり
 お祝いしました。

 11名
 (一番大きい孫はあいにく年越し当直勤務)

 結婚して51年。
 家族も皆んな健康で過ごしていることは
 何より幸せかな?

 ことしも韓国に遊びに行きたい。

 いま 一番の楽しみは エッセイ教室に行くこと
 藤工芸教室に行くこと
 よりみち探偵団で歩き学ぶこと
 ・・・

*

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