学力を身に付けるため、人は学ぶ。
学力とは、知識がある、知識を増やすことだけではない。
学力とは、「生きる力」があるということ。
「逆境をはねかえして、最後まで生き抜く力」である。
学力=知識ととらえると、知識の有無、知識の量で測って〇×をつけて終わり。 〇の数の多さで点数化して、序列をつけて一喜一憂したりしがちとなる。
「ひとと比較するためだけの学力テスト」は、有害とさえなる危険性が かなり高い。
自分の学び具合を確かめるためのテストとだけ考えろと言っても、
新しい未知の世界への挑戦、あらかじめ用意された解答も無いものへの挑戦する意欲をかきたてられるキッカケにならない危険性が高いのが、あの“学力テスト騒動”だった。
平成の教育の世界では、「序列をつけられると安心する」「学歴を着けました、という生活保険に加入する」、その幻想が霧消しはじめている。
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学ぶのは生きるため、生きる力をつけるために学び続けるのだ。
学力があるということは、
生きる力がある、
未知のことへ挑戦する力がある、
逆境をはねかえす力がある、
最後まで生き抜く力を身につけていること。