あと数日で 田植えが始まる。
溜め池の 杁り開け(いりあけ)の告知も済み、
あとは水を田に入れる時を 待つ。
「用水路の転落防護柵の支柱の根元が腐ってブラブラだ。
なんとか早く直してくれ!」と一報が入った・・。
道普請・川普請役が駆けつけた。
設置してから30~40年くらいになる。
三方フェンス。支柱の脚は7本。
なぜか 1本だけが腐蝕が進んで欠落状態。
「なぜ、この1本だけが腐蝕が進んだか?!」
朝夕に犬の散歩に通るA氏いわく、
「おれんちの犬は ここで必ず匂いつけのおシッコをやるよ」
・・・お犬様の 仕業だ。
これって、塩害?か。
2011.3.11.14:46
M9.0 東北地方太平洋沖巨大地震。
つづく10分間で宮城沖、福島沖、三陸沖でM8.0級の連鎖大地震。
東北自動車道、常磐自動車道など20路線870kmで、
NEXCO東日本は、交通の支障となる被害を受けた。
しかし翌12日朝には、被災地を結ぶ主要路線では、
自衛隊など緊急車輌の通行を可能とする応急復旧を終え供用した。
高架橋部分の崩落・倒壊はゼロだった。
1995.1.17.阪神淡路大地震の教訓から、
橋脚補強、耐震工事(新工法)など、備えを実行していた。
土盛り部、切削部ではノリ面の崩れも出たが、
「たとえ1車線だけでも、先へ道をつなぐことを最優先で、
補修工事(応急復旧)していく。
高速道路・基幹道路というインフラ使命を果たすこと。
まさに「拙速は巧遅に優る」。
緊急・救急救命、緊急支援、国防・治安警備には、
品質・コスト・リスクより、納期:スピードが「優る」。
NEXCO東日本とその関係各社の、
熱意と努力に、敬意をもって拍手したい。
なお、2週間後には、被害路線総計870kmのうち、
813km(93.4%)を補修工事(応急復旧)を終え、
インフラ供給事業会社として一般車輌の通行を供している。
NEXCO東日本の”復旧3原則”(3段階復旧レベル)
(1)緊急車輌をどうにか通行させる「仮復旧」を先ず行なう。
被災直後に全区間、路面調査の把握を迅速に行なう。
調査は路面の崩れや、亀裂・陥没の有無など。
路面の崩れたところは、たとえ片側1車線でも確保する。
補修工事は最小限度にとどめる。
一刻も早く緊急車輌を通すことを最優先とする。
・・・・(拙速こそ巧遅に優る)
(2)徐行など制限付きであっても、
一般車輌も通行できる「応急復旧」を行なう。
幹線道路・高速道路は一般車輌も通してこそ・・の気概。
(3)完全に原状回復させる「本復旧」は 最終段階とする。
雨の晴れ間。
横切った市民公園のサクラ並木。
梅雨空をバックに、サクランボがいっぱい。
緑や黄色や、赤紫・・。
ソメイヨシノは 一代交配種で、取木で増やすクローン種。
自家受粉で「実を付ける」が、「種子はできない」。
親筋のエドヒガンサクラか、オオシマサクラに近い樹種のサクラ(授粉樹)があれば、種を作り、実生で増えることもできるであろうが。
一見、ユスラウメ(桜桃)みたいな、ソメイヨシノの「実」。
一つ 口に入れたら、酸っぱかった。 食べられるものではない。
カキツバタの季節。
五条川の河原の中。
ヨシ、アシが 群生したのを 以前 取り除いた。
せっかくだからと、
あやめ、かきつばたの株分けを代わりに埋めたと聞いた。
ことしは少しばかり花を付けた。
・・・これまた 微笑ましい。
「深緑」の季節へ
新芽、新緑・・と言っているうちに、
「深緑の季節」に ある。
通いなれている、見慣れている景色が、
すっかり深緑となっていた。
朝っぱらから お隣さんの声が弾む。
そーっと のぞいてみてごらん
みんなで おゆうぎしているよ
人が居なくなった気配で、
そーっと のぞきに行ってみた。
いいなあ。
ほのぼのくん だ。
近所で 新築工事がすすんでいる。
囲いの中で、ネット越しに毎日ながめている。
東日本大震災で、材木、建材、金具・・・
いろいろな資材逼迫の中も、工事はすすむ。
覆いのネットが外された。
新しい家は いいなあ。
スキッとした風貌。
ナウい、というのかな。
初夏の花。
実は、名も知らぬ花。
天道神明社(犬山市前原)の参道で見つけた山野草。
里山のどこにも ありそうな花。
だが、あちこちに在るものでもない。
やっぱり、園芸種かな。
初夏の花。
わが家では ミカンの花。
花芽が付くと、
冬場の剪定がよかったかなあと思う。
つぼみ、花はしっかりついている。
今年の実付きはどうだろうかな。
近所で、分譲住宅の新築工事が進んでいる。
2月の初め、立春を待ちかねて、
野菜作りの菜園畑に、くい打ちが始まった。
へええ~と思っていたら、
あっという間に重機で地ならし。
3っ日もたたずに、
水張り、溝掘り。
基礎の鉄筋入れ、生コン流しこみ。
乾くかどうかのうちに、プレカットされた土台が据えられた。
棟上げから外壁張りまでの速いこと。
大工さんの仕事もカンナ、ノミ作業は、ほとんど無いそうだ。
これはもう大工仕事、手仕事というより、
部材組み付け、組み立て工場の流れ作業のごとし。
基礎工事 4週間、建て方12週間くらいのハイピッチ。
建坪16坪、延べ床32坪とか。 速いなあ・・。
基礎コンクリートの乾き待ちは何ともしようがない、が、
壁土を使わず、断熱材入れが工期短縮の目玉。
その断熱材料が、東日本大震災復旧工事へ重点供給。
代用品を中国から緊急輸入するが、積荷が入港してこず、
工事現場は手待ちが起きて、工期のしわ寄せが請負大工さんの工賃に響いてくる!と、大工の棟梁さんが嘆いている。
紫の花。
スミレ。
芝庭に ひとり生えしたスミレの花。
踏まれても、踏まれても次々と芽を出す。
芝刈り機で刈られても、一週間もすれば花芽を伸ばす。
この力強さは、何だ・・・。
宝塚歌劇音楽院の 愛唱歌。
スミレはかれんな乙女の妖精か。
NEXCO中日本の、高速道路春季集中工事。
いま 東名阪・名二環(名古屋IC~亀山IC)が、
昼夜連続車線規制で 集中工事中だ。
二週間にもまたがると、この区間を使う仕事先が日程調整できずに、出かけざるを得なくなる。
通常なら一時間ちょっとで行ける所。
あさ早く家を出て、迂回道路の伊勢湾岸道路~国道23号線ルートで向かう。
3車線高速道路は ス~イス~イ。
あと10~15kmくらいで目的地というところで、
国道23号も、国道1号も、通勤ラッシュ大渋滞時間帯へ差し掛かる。
なんとか約束の9時までには たどり着けた。
さてこれから「仕事だ!」というのに、身体も気分もぐったり。
今朝は、道中2件も、渋滞の中の追突事故現場に出会う。
けが人はなかったようだが、当事者も、渋滞の巻き添えになった人も、お互いに げんなりの表情がありあり・・。
【写真】 伊勢湾岸自動車道。朝早くてス~イス~イ。
初夏の候。 若葉の候。
若葉の力強さは、何物にも代え難く 力強い。
春先に 真っ赤な花をたくさん付けてくれる椿。
勝手口の眼隠しに植え付けてから30年以上にもなる。
毎年 毎年、かなり強く切り返し、剪定する。
にもかかわらず、若葉を次から次へと芽吹いてくる。
このしつこさ、力強さには、根負けする。
初夏の花。 ピンクの花。
かわいい花。小さな花。
実は 名前を知らない。
春先に目を出し、桜の頃からひとつづつ花を付ける。
初夏に向かうこの頃でも、まだ咲いている。
なが~い開花期。
日本の古来の花とは思えない。
苔を増やしていた器のど真ん中から目を出した。
もうここ3年ほど、毎年 芽を吹く。 毎年 本数が増える
花の種を見たことも無い。 根で増えるのか?
どうやってこの苔の器にやってきたのだろう・・。
今さら 抜き取って捨て去るのも忍びなくなっている。
初夏の花・・・「西洋たんぽぽ」。
春の花。 春の「野の花」といえば「たんぽぽ」。
このごろでは「西洋たんぽぽ」がはびこってきて、
和の国の「たんぽぽ」は、ほぼ全滅、姿を見なくなってきた。
河原の土手とか、里山の林道脇には、「(和の国の)たんぽぽ」がある。
人里、里地の農道添いあたりでは、なかなか見つからないほど。
溜め池に釣り人のレジャーで放流されたブラックバスが、
メダカやフナ、モロコ、ワカサギ、ハヤを駆逐してしまったように。
西洋タンポポの生命力は、半端ではない。
草刈り機で 刈り払われても、切り飛ばされても、
毎年毎年 その数を何倍にも増やし続ける。
初夏の花。 「あやめ」。
畑の土止めに、と 植えたアヤメの株。
やせ地にも強い草花で、毎年春になると芽を出してくる。
盛夏~秋ごろまでに、なんども草刈り機で、
何度も刈り払われてしまうのに。
すらりと伸びた茎、かわいい つぼみがふくらんで、
ことしも紫の(カキツバタ色の)花を付けてくれた。
わが町の国指定・天然記念物「ひとつばたご」は 三分咲き。
知り合いになった農家のOchiさんから、苗を分けてもらって植えた。
「ひとつばたご(別名:なんじゃもんじゃ)」の苗木も育ち、
やっとこさ ことしは、花をはじめて付けた。
若木の小枝に わずか三輪。
かれんな花の姿に 思わず手が伸びる。
これが桜の樹ほどに大きくなるには30年は かかりそう。
真っ白な雪の綿帽子を冠ったような、樹になって、
愉しめるようになるのは、孫たちの世代だなあ。
肥料をやることも、枝葉を剪定する必要もない、
手入れは無用の庭木として 植えた。
【写真】ひとつばたご自生地で国の天然記念物の樹形。
「国の天然記念物 指定:「ひとつばたご」の自生地(犬山市池野)。
五月の半ば、もう 満開だろうと見に行った。
ただ今、三分咲き。
例年よりも 一週間~10日くらい 遅い。
当地方では、別名「なんじゃもんじゃ」という。
初夏の野山に、こつ然と現れる真っ白い樹冠をもった姿になる。
見慣れない樹木の出現に、思わず「なんじゃこりゃ」。
村人いわく、「こんなもんじゃ」と。
日本国内最大級の溜め池。
入鹿池(愛知県犬山市)。 博物館・明治村はその池畔。
田植えどきを前に、貯水し続け、ただ今満水。
吐水堰の天端まで貯水中。
海抜91m10cm。(本日の水深は 約17m)
貯水量の大きさでは、香川県満濃池と並んで、東西両横綱。
ことしの杁開け(いりあけ)(田んぼへ水を落とし始める日)は、
6月3日(金曜日)と、決めたようだ。
近年 勤めに出ている兼業農家が多く、週末の土日に農作業をする農家が増えているので、6月上旬の週末前日の金曜日が「杁開け日」となる。
雨に煙る つつじ。
しばし黙考。
エンドウのはな。
さやえんどう。 白花。
ことしの陽気は ちょっと遅い、か。
連休時にやっと地温が上がったのか、
いまごろスクスクと育ってきた。
春もの野菜から、夏野菜へ切り替えるタイミングが、
このままでは 難しくなるなあ。
「ヤグルマギク」
畑の縁や、道端に いっせいに花咲かせる春の花。
ご近所の人が、佛花にしたいと、畑の端からお花畑にされた。
あれからもう20年余。
道端や、畑の縁にどんどん増えている。
ご当人はヤグルマギクとおっしゃっていたが。
端午の節句のころ、よく咲きはじめるので、
矢車草ヤグルマソウみたい、と親しまれているが・・。
わが家では これを語らずして春は過ごせない。
「平戸つつじ」
45年前、たった2株の苗木をまかなって、
裏庭の縁に植えた。
わが人生と同様に、紆余曲折を経て今日に至る。
毎年、まい年、花を咲かせてくれる。
小弓の庄。
運営・管理を担当している地元ボランテイアさん。
ご縁部会のグループでは、訪れたお客さまに、
今月から、コーヒーでおもてなし。
(当分は 週に二日ほど ぼちぼちと・・)
持ち寄った自前のコーヒーメーカーで。
慣れない手つきで、淹れたてのコーヒー。
濃いやら、薄かったり、とにぎやかなこと。
朋あり 遠方より来たる。
コーヒー豆・材料の足しに、と、
ワンコインのお足入れも 用意された。
2001.9.11.同時多発国際テロ。
その首謀者が 天誅を受ける。2011.5.3.
2011.3.11.東北地方太平洋沖大地震。
東日本大震災。
救命救急、救援、復旧。
復興、新たらしき世づくり・生業・産業・発展。
国家安泰、家内安全、村中安泰。
祈願。
きょうのお札様には、
「祈年神祭 萬業守護璽」とあった。
ムラの鎮守の森。 氏神様。
祈年祭(5月3日)。
太古より行なわれて来た祭り。
籾蒔き 種蒔き 植え付けなど、その年の豊穣を祈り、
もろもろの産業の発展を 祈願する。
各村 町内の氏子総代 揃って、
五穀豊穣・商売繁盛・氏子安全を 祈願した。
きょうは「憲法記念日」
アッシー君で、中山道太田宿へ。
松尾芭蕉句碑、北原白秋歌碑、坪内逍遥歌碑。
播隆上人墓碑、志賀重昂墓碑など ゆかりの地。
太田宿の街道筋には 今も酒蔵、太田宿本陣、脇本陣など軒を連ねる。
寺院も多く、観音様、地蔵様も多い。
お目当ては 太田宿・中山道会館。
あいにくの雨模様で訪れるひとも 多くない様子。
木曽川堤防へ上がると、太田の渡し(上流)も中濃大橋・日本ラインも、雨に曇っている。
新緑の季節。
この国の 一番美しい色。
いのちあふれる季節。