旧・東海道 知鯉附の松並木。 久しぶりに通行した。
ここまで来たら、ちょっと寄り道。八橋かきつばた園へ。
古今和歌集 410: 在原業平の折句歌。
“旅” 通例「 かきつばた 」の歌とも・・。
からころも
きつつなれにし
つましあれば
はるばるきぬる
たびをしぞおもふ
唐衣きつつなれにしつましあればはるばるきぬる旅をしぞ思ふ
【通釈】衣を長く着ていると 褄(つま)が熟(な)れてしまうが
――そんなふうに馴れ親しんで来た妻が都にいるので、
遥々とやって来たこの旅をしみじみと哀れに思うことである。
無量寿寺。日吉神社。 八橋かきつばた園。
平日ながら、たくさんの来園者。 ここは別世界の感じ。