ある日 セルフうどんの「丸亀製麺」で昼食をとった。
とにかく「早い」。 「やすい」。 それに「美味しい」。
この讃岐うどん屋さん。 各店ともスタッフは ややご高齢。
手元に集中しながらも お客さまの動きへ目配りが うれしい。
食材、調理、盛り付け、会計精算、(セルフ戻し後の)テーブルセッティング、手洗い所などなどにも、企業(トリドール)の効率的運営ノウハウが、ぎっしり詰まっている。
神戸・関西から全国へ急展開するトリドール。
“家族で楽しめる焼き鳥ファミリーダイニング:とりどーる”とか、
“しょうゆラーメン:丸醤屋”“焼そば:長田本庄軒”チェーンとは
異なる業態ながら、 “セルフ讃岐うどん:丸亀製麺”は、
(その店舗オペレーションは)みごとで したたかだ。
ほんの4年前なら 「丸亀製麺」は30店舗・10億円規模だったと思うが、いまでは300店舗・300億円へ。
単純にみても 毎週2店舗づつの はやいペースで新規開店!
(全社合計では、400店舗、年商400億円へと急上昇中。)
そろそろドミナントエリアで自社競合を起こして、既存店売上前年比横ばいにおちいりそうな勢い・・。
そして 「セルフうどん」業態も、牛丼やハンバーガーみたいに、
大手VS地場新規参入組みとの乱世に突入する年になりそうだ。