犬山城 天守に登る。
久しぶりに登城した気分。
下足番が居なくなった。”行政改革””リストラ?”
履物はポリ袋に入れて各自携行して登れ、と。
片手がふさがって、急な階段の昇り降りが危うくなるのに・・。
室町時代後期1537年(天文6年)に織田信康が築造。
尾張下4郡・上4郡を制圧した清須城の織田一族が、
美濃の国・斉藤氏、土岐氏に対峙する要所とした。
内側も石垣が壁であり、梁・天井は剥き出し。
天井板が即、床板。華麗な装飾は無い。
胴衣・脛当ての武者姿が似合う、戦国の雰囲気。
関ヶ原以降に各地に築城された”名城”とは戦略意図がちがう。
藩主の石高、威光を示す象徴ではない。
天守から四方を見渡すとき、 その絶好の立地に 絶句。
まさに”天下を取る気を起こさせる”戦国の城だ・・。
(西に金華山・斉藤氏、東に土岐氏を一望するベストポイント)