アーカイブ: 2009年11月18日

臨戦態勢の城 犬山城

パーマリンク 2009/11/18 03:29:34 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー


 犬山城 天守に登る。
 久しぶりに登城した気分。

 下足番が居なくなった。”行政改革””リストラ?”
 履物はポリ袋に入れて各自携行して登れ、と。
 片手がふさがって、急な階段の昇り降りが危うくなるのに・・。


 室町時代後期1537年(天文6年)に織田信康が築造。
 尾張下4郡・上4郡を制圧した清須城の織田一族が、
 美濃の国・斉藤氏、土岐氏に対峙する要所とした。

 内側も石垣が壁であり、梁・天井は剥き出し。
 天井板が即、床板。華麗な装飾は無い。
 胴衣・脛当ての武者姿が似合う、戦国の雰囲気。

 関ヶ原以降に各地に築城された”名城”とは戦略意図がちがう。
 藩主の石高、威光を示す象徴ではない。

 天守から四方を見渡すとき、 その絶好の立地に 絶句。
 まさに”天下を取る気を起こさせる”戦国の城だ・・。

(西に金華山・斉藤氏、東に土岐氏を一望するベストポイント)

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地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

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