( やっぱりもっと言いたい・・ )
9月市議会本会議: 一般質問のひとコマ。(つづき)
「法務局出張所が統合で廃止される。
地域に散在する児童センター、公民館、老人憩いの家をまとめて、跡地に総合地域センターを創れないか」
市内西部の学区地域。
この50年間に29町内会、人口一万人に膨らんだ。
「地域の子どもは地域で育てる」、
「地域の自助、地域の相互扶助」、
「ありがとう。お互いさま。おかげさま。」の思いが、
地熱のように高まる。
行政に頼らない、助成金・補助金に頼らない、ご近所の絆をもっと深めたい、と動き出した。
そしてこの夏、
住民主導ではじめて「盆踊り大会」など交流が成功した。
9月市議会本会議:
(市長答弁)「買う土地建物の買い値が、手放す土地建物の売り値で目途が立てば理にかなったものと考えます。」
(担当部局答弁)「現所有者が要らなくなったから、利活用する気があるか、と言ってきてから検討します」。
理念やビジョンは気付かない振りして、
的外れな(その場しのぎ?)答弁。
「高齢少子化、老若男女・地域のふれあい・相互扶助の希薄化がすすむ21世紀。 身近な地域でのふれあい交流の場を充実したい」、と質したはず。
行政の単なる事務手順を、議会は聞き流すだけ。
議会とはなんぞや。
首長の理念は?このまちをどうしたいの?
(数字合わせの方法論はもっと先の課題だろうに)
そのまま議論が深まることも無く、
議会は言いぱなっしの場。
これって、マンネリ化した議会運営の制度疲労か。
本旨が伝わらないノー天気なすれ違いか、単なる怠惰なのか?
「このまちを、だれもが住みたくなるような都市にする!」
これがみんなの願いで、明解この上なし。
それを目指して付託されたリーダー、ナビゲーターが、
首長であり、議会であり、行政当局だろうが・・!