この国は島国。
狭い国土ながらも、海外との玄関口は いくらでもある。
年間五千万人の観光客を受け入れられる、
数多くの国際線国際空港、外航国際港湾の整備。
そして 聞こえてくる”声”は・・・、
地方空港の整備で、利便を高める。
”新幹線”がメトロ(TOKYO)に通じていなければならない。
高速道路、高規格道路網、鉄道路線網の整備維持。
これらこそが、「この国の国益にかない、非常時にも機能する社会基盤確保にもかなう」と声も高い。
こんな大合唱が、この国では何十年も叫ばれてきた。
土木建設の国づくり。 水と緑の国に コンクリートの人工物。
(鉄筋コンクリートの耐震耐用年数は そう長くはないのに!)
どうも「眼に見えるもの」ばかりが 先行する。
年間五千万人を受け入れる観光立国を、
本気でこの国の柱ビジネスのひとつにするのなら、
相応の国家戦略、体制作りにすぐ着手しなければなるまい。
ところが、日ごろ目にするメヂア・マスコミのニュースは・・
コンクリートものではないとしても、
出入国管理、防疫態勢、治安。
ホテル。通訳のいる観光旅館。・・・
(観光地では 外国語表示がハイカラで カッコイイとか。)
やっぱり、「眼に見えるもの」ばかりが 先行する。