“就職 超氷河期”だという。
「就職」。 「職」に就く。
「身体に職を就け、どう生きるか」。それが巣立ちの”就職”。
ではあるが、そんなことより
まずゼニを稼がなければならない時期もある。時代もある。
だが、中高等教育(高校・大学)の教育者が、
「就職率(実態は就社率)」の評価に 右往左往するさまは哀しい。
「教育」は知識と技能・技術を「学ぶ力」を身に付けさせ、「自分の職を決めて、どう生きるか」を「考える力」を付け、ことばを使って「伝える力」を付けさせることではなかったろうか。
「EDUCATION」は「生きる力を付けさせること」。
日本語訳の「教育」は どうも「知識を授けること」に偏ってはいないか。
「13歳のハローワーク」がベストセラーになって 久しい。
18歳の子どもが、せめて「28歳の自分は、こう生きていこうとしていたい」と言えるように・・。
「28歳の自分になるために、就“職”する、進学する」と言えるヒトつくりをしたい。