“就職 超氷河期”だという。
50年前 高度成長期にさしかかると、企業はヒト集めに走った。
集団就職。 就職列車。 独身寮。社宅団地。 公団住宅。
石油化学工業の進展で、炭鉱から工場へ。
工業製品輸出と引き換え輸入となった木材、果物、畜産加工品の関税撤廃・自由化で、農山村から町の工場へ。
終身雇用・年功序列。新卒者初任給は横並び・就職協定。
新卒者採用活動は”青田刈り”で、採用内定時期は早くなった。
「どんな職をやりたいか」「どんなふうに生きるか」を聞き届けるよりも、ヒト(アタマ数)を集めて、身に付ける「職」は 企業内教育(OJT)が施した。
卒業生を送り出す「学校」教育は、「知識」(ペーパーテスト)だけで、社会(企業)は善しとした。
ペーパーテスト全盛、「就職率ランキング」で、学生募集した(実態は就社率)。