“就職 超氷河期”だという。
ハローワークの「就職率」ってどうなのだろう。
”募集人員に対する希望者倍率”だけが 脚光を浴びる。
「有効求人倍率」。
全国が00%で、00県では00%などがトップニュースになる。
全国’09.7~9月はおそらく0.34倍。
ハローワークが受け付けてただ今紹介している「求人票(募集人員)」数の合計を 「求職票」を提出し求職活動をしている人数の合計で割り算した倍率。
どんな仕事でもいい、糊口を満たせればいいという敗戦後復興時代の指標が、いまだに主客で生きている・・。
ヒトを求める事業主は、
職種、職能、技能・技術、就業時間帯・就業継続期間、考える力、ヒラメキを具現化できる力、などなどの「職種」「職能」(身に付けた知識と技術と健全な心身)を求めて、「求人票」を出しているはず。
モノつくりなら工程別に 事業主が欲しいと思うヒトを採用できたかどうかが、求人・採用(離職)のモノサシ(有効ヒト確保率)ではないのかなぁ。
せめて、マスメディアに言いたい!
「職種別の有効求人倍率」をどんどん報道してほしい。
社会保障を、介護医療を、少子化対策・子育て支援を!と望まれている時代に、社会福祉の職種や、助産師、介護関連は3~4倍で推移している。
「その他の(作業重度の低い)労務の職業」は0.10倍台。
いわゆる、一般事務員は0.20倍台。
資格や免許、高度な技術に向けての実技実務、手に職(技能)を付けようと、誰でも自助努力したいのだ。
それに対して、社会的に教育・訓練・修行の機会をつくる対策と、もっと利用しやすい支援を!
所得格差、教育格差を通り越して、技能・資格・免許の格差が、「どう生きるか」「人生設計の格差」「しあわせの格差」につながって本性を あらわしてきた。