高速道路を走ることは 愉しい。
クルマの運転、ハンドルを持つことに苦痛を感じないほうだ。
「車で仕事に出かけるのは カネがかかるネエ」
「電車のほうが安上がりだし、時間が速いし、疲れないヨ」。
東京や西宮で、私鉄・地下鉄に便利なところを居所としたころ、
クルマなんて道路が混むし、停めるにもタイヘンだと、
電車・地下鉄をもっぱら愛用してた。
いま、仕事のスタイルが変わり、仕事場先が多くなった。
わがままで、我田引水だが、車利用がラクで、速くて、安いこともある。
田舎暮らし(単線電車路線はあるが)から、
午前に三河刈谷の街外れ工場地帯先で3時間。
午後には伊勢桑名の海岸近くの工場へ訪問して4時間。
夜には木曽川河口から60kmほどの事務所へ戻る。
日当たり走行距離200kmにもなると、やっぱりクルマ。
これはもう「エコタイム」の世界かも。
それだけに、「エコドライブ」には ひと一倍 気にかかる。
恒常的に渋滞する路線・区間を どう避けるか。
渋滞時間帯を はずすには どうするか、は いつも考える。
地方の高速道路を 毎日のように利用している。
「ガソリン代が大変だね。」
「高速通行料も かさむだろうし・・。」と同情される。
満タン給油後、走行距離が500km近くになると給油。
元売カードで、給油所のセルフサービスコーナーを使う。
さらに月間給油量の大きさで、1㍑当たり何円かのデイスカウント値引きを受ける。
下の道で走行距離が延びるより、高速利用のほうがリッター当たり走行距離は20~25%UPする。
タイヤの減り具合も、高速利用のほうが、はるかに長持ちする。
かかりつけの整備工場でも、磨耗後交換距離数が「こんなに長くできるのはめずらしいくらい」とお世辞をいう。30~40%くらいは長持ちだそうな。
自分の運転クセは 単純なもの:
急発進はしない。道路状況に合わせてシフトダウンして発進する。
走行は「定速走行」する。
車間距離は長目にとって、前方車輌のブレーキごとに踏まざるを得ないような接近走行はしない(ブレーキ踏み込みは燃料とタイヤ磨耗のロス)。
信号機停止、下りカーブなどではシフトダウンでエンジンブレーキを多用する(アクセルペダルを完全に離せば燃料はピストンへ入らない、と思っている)。
エンジンブレーキで速度を下げてからフットブレーキに移る(エンジンブレーキならタイヤの摩耗は小さい、と思っている)。
ガソリン代が大変は当然ながら、タイヤ摩耗の交換距離を延ばせば、タイヤ長持ち効果はガソリン1㍑当たりに換算して10円くらいのエコ効果がある、と信じて、毎日ハンドルを持つ。
地方高速道路の通行料が、半額にしてくれたら、
「定速走行」「車間距離」「エンジンブレーキ」などで、
高速通行料は、ある意味、帳消しにできる・・。
アサガオ。朝顔。”アジアの少女”とだれかが言った・・。
清らかな朝顔は 好きな花。
このごろ 原色っぽい濃い色の朝顔を見かける。
楚々とした趣きよりも たくましい感じ。
「西洋アサガオ」として、園芸店では、タネも苗も売っている。
タネは固い殻があり、半日くらい水に浸してから播け、という。
生命力の強いアサガオで、苗も1メートル間隔で植える。
開花期間は8月から霜が降りるころまでと 長い。
原産地は”熱帯アメリカ”と知った。
五条川の上流に 尾張富士、本宮山、白山の尾張三山。
濃尾平野から手前に見える丘陵が”楽田山”。
やわらかな山容だが、全山が岩石。
戦争末期には、航空機製造地下工場建設の工事がすすんだ。
高度成長期には、採石場となり、ビル工事や東海道新幹線、名神高速道路の工事現場へ、大量に運び出された。
採石場跡地は、県企業局が買い上げ工場団地へ。
大手アパレルメーカーの物流倉庫群が完成した。
職住接近の働き場ができる!と歓迎もされたが、
超大型全自動倉庫や、自動仕分けピッキングシステムの導入で、
仕事を求める近隣住民には ちょっと当て外れ・・。
9月26日 土曜日。
ちょうど50年前の 9月26日 土曜日。
学校も会社も役場も 土曜日「半ドン」で午後は休みだった。
昼過ぎに 近所の人が「大きな台風がこっちへ来る」という。
え~っ!?こんな天気模様なのに?
夕方には荒れ模様となり、文字通り「雲行きがあやしくなった」。
雨台風でなく たちまち暴風雨になり、停電した。
猛烈な土砂降りと、息つくヒマも無く吹きまくる暴風。
ラジオも聞かれなくて 風向きの変わり方だけが頼り。
夜10時ごろから突然暴風と雨が止み、暗闇の中に頭上にぽっかりと丸く星空が見える!
おそろしいほど静かな小一時間。これが台風の目か!
巡回してきた消防署の人から「この台風15号は とてつもなく大きいから吹き返しの暴風雨に気を付けろ」と言われた。
トランジスタラジオで情報を聞きながら巡回中とのこと。
伊勢湾台風のあと、トランジスタラジオと戸別浄化槽と水洗式便所が一気に普及したように思う。
町工場の大将のところに「プリウス」が届いたよ。
こんな知らせを受けてから一ヶ月。
やっと 工場を訪れて プリウスにご対面できた。
見た目小振りながら 室内は広~い。
エンジンは始動しているのに 気付かないほど静かだ。
外に出てボンネットを開けても 静かだ。
これでは 後ろから近づいてきても歩行者が聞き取れないほど。
「電気自動車」そのものだ。
ハイブリッド車。 ”混合動力車”。
「もう、高速道路で 思いっきり飛ばそうと思わない。」
「定速走行」が こんなに快適なドライブだったとはネ・・。
「エコ・ドライブが 身近になって 好かった。」
大将の言葉どおりに、時代は確実に変わってきた!
名古屋市は昨08年10月から新施策条例を施行している。
一定以上の敷地面積を持つ建築物に緑化を義務付ける、
「緑化地域制度」。
ヒートアイランド現象の緩和を目的に、新築・増築する建築物に対して、敷地面積の一定の割合の緑化を義務付けたもの。
‘05愛知万博(愛・地球博)で、屋上緑化や壁面緑化の施工事例の紹介で注目を集めたヒートアイランド抑制の理念と技術が、ここへきて「当たり前に 緑化をすすめる」時代がきた。
屋上緑化ゴムシート(コケ植物と人工芝を一体化させ、基盤に不織布を使用する)、軽量新土壌屋上緑化システム(ウレタンと植物の微粉末の混合素材を土壌に使う)、あるいは、駐車場コンクリートブロックの継ぎ目・目地に芝を植栽できる駐車場舗装材など、新製品・新工法が 広まって来そうだ。
照り返し熱の抑制、緑の草木の蒸散冷却効果の促進などのほか、人の目にやさしい、快適な生活環境の確保・増長を期待したい。
そして やっぱり「学校の運動場」「どんぐり広場」「公園」「グラウンド」は、緑の芝生を原則とする世の中になってほしい。
【写真】「緑化地域制度」を報ずる新聞記事。09.09.23.中部経済新聞。
「駐車場が いっぱいだ!」 300台分ぐらいあるはずだが。
「店内は 人、人、人・・。レジ14台全部がフル回転だ!」
平日の、それも午後3時ごろというのに。
新規開店してから もう30年くらいになる。
この集客力は なんとも力強い。
目と鼻の先に、後発の競合店が二つもあるのに。
近場の食品スーパーカネスエへ 買い物のお手伝い。
(むかし、“濡れ落ち葉”夫婦ということばがあった)
平日の朝10時半過ぎに来ても、午後1時に来ても、
いつもレジ14台は 全部お客さんがいるそうな。
新鮮。とにかく野菜もしゃきっとしている。安い。・・。
市道を横切り駐車場へ至る市道の排水溝の蓋の継ぎ目に、
自前で施した仕上げ舗装を見るにつけ、お客さま本位の、
このスーパーの「こころざし」のひとつに思い当たる。
秋の「お彼岸」
春のお彼岸とは どこか趣きがちがう。
華やぐ気持ちより、内向きな想い。
お気に入りのふる里スポットで しばし・・・。
< ふるさとは遠くにありて思うもの
そして悲しくうたうもの
よしや ・・・・・・
・・・・・・・・・・
ひとり都のゆうぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ ・・・>(室生犀星)
< 遠きみやこに かへらばや>とは ならなくて、
生まれ育った地で 過ごしていけることに感謝感謝。
初秋の五条川も一興だが、
やっぱり 桜 春爛漫が 似合う。
自営業には、連休も無縁。
出かけた朝方から 5km、10kmと渋滞発生。
早目に切り上げ 家路を急ぐ。 通行量多いが、渋滞は無し。
名神高速上り線 日曜日の15:00。 尾張一宮PAで 一服。
小型車ゾーンの一番手前のマスに停めれた。
!?! 他府県ナンバー オンパレード。
足立、岐阜、野田、松本、練馬、石川、沼津、大阪、神戸、練馬、八王子、浜松、三河、神戸、尾張小牧、浜松、豊田、相模、岐阜、静岡、宇都宮、岐阜、名古屋、三河、福井、岐阜、一宮、姫路、三河、福井、浜松、堺、和泉、長野、富山、京都、松本、熊本、柏、山口、香川、習志野。 (計 42台 /十五分間流入台数と登録地名)
平日なら1000円以上の遠距離が これほど多いとは!!
場内交通整理の人と 話したら、
「鹿児島や高知のナンバーも見たよ!」。
実が付いた!
通りがかりのいつもの住宅団地の街路樹。
やっぱり付いた。実が付いた。
実だけを見たら まるでイチョウの実のように固まって・・。
小鳥が好きそうな顔でもない。
6月には妙な顔の花が咲いた。
雄しべがいっぱい。クリの親戚?
樹形や葉っぱでプラタナスもどき。
シナノキ、トチノキ、ユリノキでもなし。
「小弓の庄」自主企画事業: 正月用「しめ縄作り」講習会
ことしも 11月23日(祝)13:00~
定員:先着 20名。 参加費: 300円(材料費)。
参加者の持ち物: はさみ。 糊。
申込み先: 小弓の庄へ 電話申し込み:0568-68-3767
主催: 小弓の庄 企画運営委員会。
会場の小弓の庄は、まちづくり活動の交流拠点施設として、1999年に復原されてから10年。
米麦・養蚕生糸・竹材・薪炭の産地問屋など商業集積地であった羽黒の地に、1899年ごろ(明治40年すぎ)に「加茂郡銀行羽黒支店(後の大垣共立銀行羽黒支店)」として建てられてから100年。
年明けには創建100年、復原10周年の節目行事も予定されている。
(創建100年、復原10周年を迎えた「小弓の庄」)
鳩山由紀夫内閣が 2009年9月16日夜、発足した。
民主党、社民党、国民新党 3党連立。
「脱官僚政治」(脱官僚依存・政治主導)体制。
「衆議院議員総選挙マニュフェスト(政権公約・政党と有権者との契約)の実現を図る・・。
江戸幕府主権・260年間鎖国政策から、四民平等・開国・積極的文明開化へ大転換させた明治維新。維新後 大久保利通らが「中央集権型の官僚統治」進めて以来の、「”脱官僚依存”政治(家)主導・国民の生活が第一」を掲げる。
810余年前 武士の政治主導へ転換した源頼朝・鎌倉幕府。130余年前 四民平等・国民主権の世へ 官僚統治・中央集権型で大転換させた大久保・明治維新政府。
いずれも1000日・3年間のうちに、統治体制の岩盤・地盤をほぼ固め切った。
3年目の2011年度までに ”固められるか”。
”凄い時代”に 居合わせることができる・・。
「自分の目が黒い」うちに 見届けたい。
2009年8月30日 衆議院議員総選挙。
2009年9月16日 首相指名選挙。
衆議院 鳩山氏を指名。
参議院 鳩山氏を指名。
第93代首相に 鳩山由紀夫氏。
【写真】いずれもNHKテレビから。
”森林税”。 年間22億円。5年間で110億円。
これだけあれば、
もっともっといい「緑化事業」「緑化教育事業」がある。
学校の運動場(グラウンド)を緑の芝生グラウンドにする!!
地盤を改造し給排水散水装置を埋設し、年中緑になる混植で。
供用開始後は、維持管理のすべてを児童・生徒・学生が、自分たちの手で担当する。
知育・徳育・体育・食育の最高峰だと思う。
この国に生まれ、この国に学ぶものは、「この国の水と緑と土」の恵みを 次の世代へつなげることを 学び続ける!!
この国の成り立ち、この国の文化・知恵を知り、生かし続けることこそ、”緑の環境税”に ぴったりではないか。
平成21年4月から 愛知県の県民税に新設された森林税。
「あいち森と緑づくり税」。
「あいち森と緑づくり事業」を始める、という。
(1)森林の整備
・・・間伐の実施、技術者の養成。
(2)里山林の保全
・・・放置された里山林の整備。
(3)都市緑化
・・・身近な緑づくり(都市に残された民有樹林の買い取り)、
緑の街並み推進(屋上・壁面の民有緑化)、
並木道再生、緑の体験学習。
(4)権の支援事業
・・・間伐や除伐や草刈りなど 森や緑の育成活動、
・・・公立小中学校に県産材の机・椅子を設置。
どれもこれも、県の歳入歳出の予算で、 一般会計予算で、できるのではないか。
単年度使い切りだから、複数年にまたがる事業はできない・・と?
複数年またがりでも実施できるように、それこそ「県の条例」を作れば足りること。 「県の職員ではそこまではできません」という声も聞いた。
ならば、知事が、議会人が 県条例で変えればいいだけの話し。
「あいちの森と緑づくり税」
国の法律によらない法定外の、県条例による地方税・・。
「森と緑は、環境保全や災害防止等 多様な公益的機能を有しています」
「近年、森林の荒廃や 都市の緑の減少・喪失に伴ない公益的機能が低下しています」「山から街まで緑豊かな愛知を実現するため」の財源です・・という。
起きた現象と、応急施策はわかるが、
これからも起き続け、進行する”発生、進行の症状”を、発生源から絶つ施策は・・?
荒廃・喪失を起こさせてしまった根本を 明らかにしていない。
(触れられたくないことでも あるのかな・・)
「水と緑と土」。郷土の風景・景観の恵みを もっと考えたい。
「あいち森と緑づくり税」について(お知らせ)平成21年4月愛知県。 うぐいす色のチラシ(A4判 1枚)を手にした。
5年間の時限条例。 その先は 結果を見て考える、と。
平成21年~平成25年度まで、個人県民税均等割りが500円増税です、と。
法人均等割りは@1千円~@4万円/年 増税。
個人から18億円、法人から4億円。合計年間22億円。
森林整備・都市住宅地緑化のための特定財源税。
「あいち森と緑づくり事業」に使います、と。
奥山で林道から300㍍以上奥の人工林の間伐に11億円。里山の再生に2億円。都市部並木道、公園住宅地緑化に7億円、公立小中学校に県産材の机いす整備・・。
うーん。 これって受益者負担税?
これまでの県民税でやれないの? なぜ、やりくりできないの?
山を削り、田んぼを埋めた人、里山手入れを放棄した人。
それで利益を得た人、国土維持管理責務を免れた人。 その負担は?
田畑を埋めさせた人、森林里山の手入れを放棄せざるをえなくさせた為政者・議会人・行政人の指揮者・教唆者(?)の負担は無いのだろうか・・。
森林税の先進県の高知県、群馬県、静岡県や長野県では どうなっているのだろうか。
瀬戸市品野町の「品野陶磁器センター」へ寄った。
「おかげさまで30周年。感謝の気持ちを贈ります。」
”道の駅”開設決定!のアナウンスあり。
このあたりに道の駅も無いし、
品野陶磁器工業協同組合にとっても朗報。
日本の台所に「せともの」は 欠かせないもので、
1000余年の巨大産地なのだから、堂々とオープンして欲しい。
折しも 瀬戸のまちは「窯元直売の せともの大廉売市」の日。
秋の空。
秋の雲。
忙中閑あり。
しばし 見とれる。
【写真】出先で。 春日井市 高蔵寺ニュータウンにて。
終戦から2、3年経ったころ、木曽川、犬山城下流(小渕)に農業用水(宮田用水)取水口変更工事が完成し、その竣工・通水式典に、「今上陛下(昭和天皇)が行幸される」その日。
仕事を休んで、きょうはお迎えに行こうと、親父が言い出した。
リヤカーの荷台に新しいムシロを敷いて、子ども全部を乗せる。
4里はあろう 遠い道のりを、会場が望める堤防まで、踏ん張ってぺタルを漕ぐ。
その後姿のたくましさと、べったりかいた汗まみれの背中。
「リヤカーは 重いが 静かでいいや」
「おまえたちも尻は痛くなかっただろうに」。
木曽川堤防左岸堤防道路。
生涯初めてにして 唯一の記憶:親子で遠出の想い出。
いまも車で ここを通るたびに、リヤカーと 親父の背中が蘇える。
小柄な体躯に悲しみを感ずるガキのころ、
「満州事変でモノも食い物もが乏しくなったころ生まれたおまえには、たいしたものを食べさせてやれなかったからなあ」。
ポツリと言った親父のひと言が、いまも耳に残る。
たしかに兄弟の中では小粒な身体。
親からもらった身体への愚痴は いっさい口にはしなかった。
戦争に負けて、朝から晩まで働きづめで 育ててくれた親。
着の身着のまま、かばん、はきものも見栄えがしなかった。
新制小学校で、とやかくと言われ 見られても、(泣きべそはかいたが)親を恨んだおぼえはない。
新制中学になったころ、隣りの芋畑から、
リヤカーにいっぱいのサツマイモの差し入れを、給食室へ届けにきたりしてくれた。
【写真】小学校の運動会。昭和初期の撮影という。戦後、この姿のまま新制小学校になった。
リヤカー。リアカー。
なんで「リヤカー」って言うのだろう・・。
どうやら和製英語。リヤカー。 Rear-car.
大正時代に 自動二輪車オートバイスクルの横ちょに付いた「サイドカーside-car」が舶来して 幅を利かせていた。
ゴムタイヤの二輪車に、鉄パイプで骨組みし、底板枠板で箱を組む。
引き手の真ん中にベロ状の突起をつけて穴を こさえる。
自転車のサドル下で「後ろから」連結して、人や荷を運ぶ。
これぞ日本人の知恵。モノつくりの真骨頂。
舶来ものがサイドカーなら、和製ものは「リヤカー」!
マツダオート三輪車、ダイハツミゼットが走り回るまで、リヤカーは生活、生業の足だった。
伊勢湾台風、所得倍増計画・高度成長前期ごろ。
やっぱり もう半世紀にもなる。
アジアの国々では、いまでも見かけるそうだ。
国内諸所の”朝市”でも、身の丈に合わせた 大事な運搬具だ。
リヤカー 万歳!
【写真】昭和27年ごろの五条川。堀田橋から尾張富士を見る。リヤカー全盛期。
秋に入り 鎮守の森の秋祭りが近づいた。
ことしもそろそろ始めるか・・と、ムラの男衆が寄り合った。
秋の大祭。 御神楽の奉納の準備会。
御神楽屋形の足回りは 大丈夫か、パンクしてないか、と話題になる。
新調したリヤカーに 御神楽屋形を載せ付けたのは、伊勢湾台風の前だった。
あれから半世紀にもなる。
それまで屋形は 堅木の車輪の接地面に鋼鉄を巻き付けた、大八車風の屋形屋台だった。
鉄輪は今も 御神楽庫に。 どっしりとした存在感。
ゴムタイヤのリヤカー屋台になって、御神楽奉納の道行きは静かになった。
太鼓、締め太鼓の打ち手は、揺れも小さくなって 助かっている。
立秋から一カ月。
まだまだ 暑い。
一区切り、一片づけ。
ぼちぼち。ひと休み。
市役所 現庁舎。
建築後50余年。
東海地震に備えて 建物耐震測定を、との旗振り役自らが要改築。
やっと 建て替えが姿を整えて見せてくれる。
ハコもの行政が うんぬんと言わないから、
次の世代に夢を与える行政サービス(ソフト)を頼みたい。
あと100日くらいで、新居でサービスがはじまる・・。
木曽川右岸を 犬山橋へ向かう 帰路。
近ごろ”木曽街道”と シャレた名が付いた。
道路わきに見落としそうな銘板看板、「国定公園 日本ライン」。
近くに「飛騨木曽川国定公園」の銘板も。
利水堰堤(ライン大橋)ができてから 河原はいつも水の中。
鵜沼湊。 木曽の木材の筏流しの中継ミナト。
「木曽のナア~ なかのりさん 木曽の御嶽 ナンチャラホイ
夏でも寒い ヨイヨイヨイ」
「男ナア~ なかのりさん 男伊達なら ナンチャラホイ
この木曽川の ヨイヨイヨイ」
「流れナア なかのりさん 流れくる水 ナンチャラホイ
とめてみろ ヨイヨイヨイ」
犬山橋の下流すぐに 七つ岩と呼ぶ岩だらけの岸辺。
小学生の(ガキの)頃、夏休みには 毎日水遊び場。
あれから もう 半世紀にもなる・・・!
仕事柄、郊外の国道筋も よく走る。
このごろ 見通しが良くなった。景色が遠くまで見通せる。
田んぼの中に 野立て看板の鉄骨枠だけが わずらわしい。
ちょっと大きな交差点。
以前は視線いっぱいにやたらと看板が林立して辟易した。
広告看板の裏枠の鉄骨むき出しで スカスカ。
酒宴を伴なう会合のため、午後から久し振りに電車に乗る。
駅貼りポスターはマバラ。
ホームに立てば駅看板はスッカスカ。
32面枠に 12面だけ。 9面が医院、歯科医院!
地下鉄相互乗り入れ電車。 電車広告は開店休業状態。
まど上(額広告)とドア横は路線案内図のほかは ほぼゼロ!!
ステッカーも無し。 吊り革広告ゼロ。
ここまで わびしい空間で毎日通勤するのも 苦行。
皆んなが ケータイ、E-モバイルに没頭する事情が知れる。
政権交代で 記事起こしが逼迫しているタイミングか、
「週刊誌の中吊り広告」が一枚も見当たらなかった・・。
週刊誌の目次を 片っ端から目通しして、
週刊誌メデイアジャーナリストの歴史観、深慮”遠望”振りを、
読み取ることを楽しみにしていたのに・・。
会場へ入る前に、本屋さんを覗いたら、
政権交代特集の週刊誌は ほぼ全誌が平積みされていた!
(??? !)
プラットフォーム ビジネスの雄:リクルートが、
フリーマガジンの「住宅情報」「タウンズ」を、
発展的に“廃刊”した。
¥0. フリーペーパー、フリーマガジンのさきがけ・・:
土地、一戸建て。新築、中古住宅。マンション。新築マンション、中古マンション。賃貸。賃貸住宅、賃貸マンション、・・。
すべてが情報の作り手・出し手の、プロダクトアウト指向で作られた。
新聞折り込みチラシや、フリーマガジン、フリーペーパーの、
「費用・投資 対 効果・成約」が 低下する中で、
旧守派が やっと気づいて、やっと転換してきた。
造り手が、お客様に応えるセグメントはいろいろ・・。
新築か、中古か、リフォームか。 注文住宅か、建売住宅か。
情報の探し手:「住まい探し」の動機の実態は もう少し先に キーワードがある・・。
親と同居するか、近居するか、親子の住まい入れ替えか。
棲み家の渡り:住み替えか。・・など。
「住まい探し」決定に結び付くのは、
「ふところぐあい(予算を組む)」、「夢と制約(エリア、時期、暮らしの利便、・・)」がまずありき、で、新築・中古、戸建・マンション・賃貸などの区別は 二の次にもなる。
「情報を探す・見る・集める・比べる」の手順には、新築・中古、戸建・マンション・賃貸などは 同列ですらある。
プラットフォーム・ビジネスのリクルートが、
「オンデマンド・ビジネス」のメディア新顔を 出した。
・・・住まいの総合情報誌「suumo」スーモマガジン ¥0 ・・・
2009年8月26日発行(以後 隔週水曜日の発行)A4版128page(西三河版)
その意気込み・うたい文句は・・・:
「suumoスーモマガジンは、住まい探しのノウハウ情報と カタログ・レポート情報がミックスした、今すぐ「動ける」便利本。とことん使いこなして希望を手に入れよう。」
・・・住まいの総合情報誌「suumo」スーモマガジン ¥0 ・・・
さあ、どうなるか・・・・・。
高速道路(多くは高架)が 地元地域と共存共栄 Win,Winになれる近道は、
通行料を無料化し(国税納付で負担)、流入流出ICを多くし、IC,SA,PAが交流の広場ピカデリーになること。
市街地近くでは、せめて5キロ㍍ごとには (信号機無しで)流入流出できるインタチェンジがあること。
軽自動車でも気軽に、隣町まで 利用できること。
「高規格・高速道路は 国の戦略で 無料供用が 当り前の国」や、
「建設費回収済み・無料化された名阪国道(旧・名阪高速)(自動車専用道路)の中伊勢・伊賀地方」の利便の良さ。 活性化された地域の元気さ。
「政策だ」「財源だ」「利権だ」などと 政治・官僚・業界が“政策”に 目くじらを立てる前に、
30年、50年、100年先を見据えた“戦略”を、
国土防衛、国土保全、災害復旧支援、産業経済・国民生活の安全・安心・安定のための「国土社会基盤“戦略”」を、
描いておきたい。
食糧資源確保、食糧自給率確保、産業資材、人の交流のために、米カルフォニア州ほどの広さに一億二千万人が、GDP五百兆円産業・生活・経済が成り立つ道路網整備は、教育・福祉・雇用などと並んで 最優先で為すべき国家“戦略”課題ではないのか。
「ETC付き軽自動車・普通自動車に限り 休日千円乗り放題」の、党利党略(?)“政策(!)”が、10年先、30年先に何を残してくれるのだろうか。