2011.3.11. 14:46 東北地方太平洋沖地震M9.0震度7烈震にはじまる、巨大地震が連続発生している。
その震源から数百キロも離れた、岐阜県飛騨市神岡町。 そこの割石温泉の、源泉の湧出量(従来45㍑毎分)に大きな変化が現われた。
岐阜大学田阪茂樹教授の研究グループの観測でわかった。
(出所:2011.3.20. 岐阜新聞Web版)
2011.3.11. 14:46 東北地方太平洋沖地震M9.0がはじまる。
2分後の14:48から3分間に数秒間と十数秒間の二度、湧出が止まった現象が確認された。
14:51から14:56まで湯量が大きく振幅したあと、(それまで45㍑毎分だったのが)湧出63.5㍑毎分に増え、湯温も(それまで41℃だったのが)42℃に上昇したままとなった。
田阪教授の話では「地震動に応じて地殻のひずみが伸縮するため、温泉の源泉の湯量が振動する」。
遠く、三陸沖、宮城県沖などの地震と、北アルプス山あいの源泉掛け流しの温泉。同時に起きるメカニズムは・・・。