ご近所さんの畑が地ならしされて、あたらしい家が建てられた。
離れて住んでいた子達家族が、近くへお引越しとのこと。
木造在来工法の一戸建て。 きょうは完成比較見学の日。
今様に合理的な 設備まわりのしつらえ。
ほんのりと、あたたかい気分に包まれる。落ち着ける。
「ご近所さんに、お世話になります」と家づくりの本をいただいた。
棚橋泰樹・著 ~工務店のプロでも失敗した!~
『 だから分かった、いい家づくり! 』 日本建築出版社・刊。
著者は会社勤めをはじめて数年後、
宅地建物取引主任者試験に合格。 不動産・住宅会社に移る。
自身は結婚して、当初は 軽量鉄骨集合住宅住まい。
やがて高層マンション暮らしから、一戸建て住宅マイホームへ。
住宅業界に働き、日なたも日陰も知り尽くしていく。
自分の納得がいく家づくりを、お客さんに提供したい。
お客さんの 家族みんなが幸せになれる家づくりを手伝いたい。
自らの会社(木造在来工法の一戸建て工務店)をおこし、
生まれた郷土で、近隣の市町をエリアでとする。
ローコスト住宅研究会、いい家を造る会と、仲間もふえる。
工務店の同志も引っ張っていく社長さんが著わした本。
営業報告書であり、木造在来工法の家づくりのガイドブック。
工法、材料、コストから、使い勝手・暮らしやすさまで、
「安くていい家づくりの秘密」を知ることができる。
何よりも、「みんなの笑顔で満たされた、日だまりのような家づくり」への思いが あふれた本で、著者である社長さんのファンになってしまった。
【写真】 棚橋泰樹・著 ~工務店のプロでも失敗した!~
『 だから分かった、いい家づくり! 』 日本建築出版社・刊。
2009.7.31.初版第11刷発行。星雲社・発売。@1300e