第8回木曽川学シンポジウムが、
3月6日 フロイデホールで開催される。
楽しみにしていたシンポジウム。
ことしのテーマは「”日本ライン”の不思議」。
木曽川学研究協議会が発足して以来、第8回を迎える。
この間、ずーっと知りたかった関心事がテーマとなった。
基調講演は岩石男:地質学の小井戸由光先生(岐阜大学教授)。
軽妙な語り口調で、グイグイと引き込んでくれる・・。
ン億年前に、木曽川は飛騨川を合流させた後、美濃加茂市から加茂野~富加~関(現・津保川)へ流路を取っていたものが、河床堆積がすすんで、ある時渓谷部の坂祝~栗栖~鵜沼への現・日本ラインルートへ流路を変えた・・。
何が起きたのか? なぜ硬い岩石の山間を流路としたのか?
巨大な断層地震が引き起こしたのか?
長年、小井戸先生が「それはいつかの機会に 明らかにしましょう、乞うご期待!」とされてきたテーマ。
きょうのシンポジウムで明らかになるであろう、と期待している。
第8回木曽川学シンポジウム「日本ラインの不思議」
日時:20111.3.5.(日) 13:00~16:30
会場:犬山国際観光センター フロイデホール