1945年 無条件降伏という最悪の、完膚なき敗戦をしたニッポン。
中国(朝鮮半島・台湾)、ソヴィエト(樺太、千島列島)、アメリカ(北海道~南西諸島)等戦勝国の占領下に置かれたニッポン。
1953年 サンフランシスコ講和条約にこぎつけて、国家としてニッポン国の存続へ道筋をつけた吉田茂首相。
(1945.8.9.に参戦し満州・樺太・千島列島を占領したソヴィエト;ロシアは、サンフランシスコ平和条約締結会議に参加せず、ニッポンはいまだに終戦手続きの平和条約をロシアと締結できていない。つまり無条件降伏を伝えたポツダム宣言署名4カ国の当事者のソヴィエト・ロシアは、無条件降伏者に対するの戦闘停止状態にあるがごとし)
その吉田茂元首相は(その著「世界と日本」だったと思うが)、
「国防と治安を欠けば、国家の存立は期し難い」と後世に警鐘した。
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ニッポンがどこかの国の隷属国・朝貢国になりたくなければ、
社会保障・経済・・の私益や、自治の公益を超えて、国益として、国家統治体制の確立と「国防」「治安」は必須要件だと思う。
政党政治・政局の確執を超えて、外交海防国防の国家観の合意・確認を!
それができない政権なら、そう選んだ国民が参政責任をとって、
一刻も早く、選びなおさなければ、国の独立は望めない。