(雨雲の動きレーダー)
活発な梅雨前線。
梅雨明け間近の7月15日、ここ数日の間に400~500mmの大雨となった。
15日はとくに激しく降り、24時間当り雨量が250mmほどにもなり、観測局始まって以来の集中豪雨。
畑もまるで田んぼになって行きそうなほどの土砂降りとなった。
となりの可児市では市のど真ん中を流れる可児川流域の土砂降りで、川の流量キャパシティを超えた。
たちまちあふれた濁流が氾濫した。
木曽川本流まで2KM足らずで、電車の鉄橋や、市道の地下遂道アンダーパスに濁流が直撃した。
市道脇のトラック駐車ヤードの大型トラックも浮き上がって流され、市道地下遂道に差しかかったクルマが次つぎと水没してしまった。
電車は不通、市道は通行止め。
市内全域に洪水警報、市内全戸に避難勧告の大ピンチ・・。
雨が止む頃には、クルマもろとも流されたり、脱出したものの濁流に流されたりと、3人の方が帰らぬ人(行方不明の方も)
となられてしまった。ご冥福をお祈り申し上げます。
【写真】いずれも中京TVから