ワールドカップW杯 2010南アフリカ大会
7月11日(日本時間12日)決勝戦オランダvsスペイン
延長戦116分セスク~イ二エスタの連携ゴールでスペイン先制得点。
負けない組織プレー(+カウンターFW個人技)で固めたオランダに対し、得点して勝つための組織プレー(ゴールへ活路を切り拓くために、前へ出るパスサッカー)に120分間 徹し続けたスペインが勝利した。
ベスト4への準々決勝、準決勝、そして激闘の決勝戦。
3位決定戦を入れての8試合を、日本代表選手23人のうち、何人がスタジアムで観ただろうか。
商業テレビに配信されるLIVEあるいはDVDでは、両チーム22人のポジション取り(一人ひとりの動線)が わからないだろう。
2010W杯南ア大会では、優勝に届く世界水準がどこまできているか。2014W杯ブラジル大会への、スタート台となる世界水準がどこにあるか。
ベスト8まで勝ち上がったチームが、コンセプトから、組織プレー、個人プレー、勝つためのスピリッツを、すべてさらけ出して見せてくれるというのに、選手も、球団も、JFAも、4年後への対策を採らないこの国の風潮に失望する。