2010年サッカーW杯 南アフリカ大会(2010 World cup)
サムライジャパン日本選手団は、決勝トーナメント第1回戦で惜敗し、ベスト8入りを果たせなくて、帰国した。
帰国後、揃っての記者会見。
「日本人として、日本人の誇りを持って、日本人の魂で戦った」
チームワーク、団結力、結束力、・・和気あいあい、
「監督は厳しいが、温かい人だった」が「美しく」報じられる。
ここで 納得のいかないものが生じる。
大会前に、32チーム中低いレベルの日本代表と言われた。
敗退後、「世界のレベルは まだまだ高い」「なにが不足かは掴めてきた」「まだやることはいっぱいある」とショックを受けた選手たち。
なぜ 日本代表選手たちは、すごすごと現場を離れるのか。
いま世界最高水準の強豪チームが 勝ち残ってこれから激突する。
世界最高峰水準のサッカーゲームが、4年に一度、目の前で手本を見せてくれる、というのに、背を向けて、学びの場を去ってしまうのか。
国内集合練習とか、スイス遠征10日間合宿練習もわかるが、
4年後の世界水準到達すべきレベルを、学ばせないのか。
「こころざし」「本気度」「意志」が日本にあるか、ないか、だ。
岡田ジャパンと称される2010W杯日本代表チームの、強化カリキュラムは、300日間近くの長期プログラムで組まれていた。
2010年W杯は 7月11日が決勝戦(日本時間12日)。
最高峰のトーナメント戦のすべてを、代表選手たちには目の当たりに観せてやるのが強化の現場教育であるはず。
ベスト8、ベスト4の、「体・技・心」「戦略・戦術」「頭脳戦・支援戦」を、しっかりと 現地・現場・現実を、本人たちに体験させることが、あすの日本サッカーのレベルUP革命につながるはずだ。
遠征費用の損得ソロバンのレベルの問題と言うよりも、
世界最高峰水準を目指しす「志」が本物であるか、
単なるきれいごとのお題目でしかないのか、だ。