W杯2010南ア大会いよいよオランダvsスペイン決勝戦。
あと○○時間でキックオフだ!
西村雄一第4審判、相楽亨第5審判が決勝戦に登場!!
英ハワード・ウェブ主審にケガなど事故あれば、
直ちに西村審判が代わって試合を執行する重責に、
FIFAが付託した。
ゲームがハワード・ウェブ主審の笛のもとで、進んでいけば、選手交代やロスタイム表示ボードも持つ雄姿が映るだろう。
第4審判というと、ベンチ入りした控え選手並みに思われるが、実際はキックオフ前から終了ホイッスル(ラグビーでいう”ノーサイド”)まで、まことに気の抜けない役割である。
主審レフェリーは線審ともいう二人の副審の補佐を受けながら、ゲームの最高にして最終決定権者として、ゲームを統治する。
その主審のもう一つの眼として、もう一つの判定・決断の判断頭脳として、主審は第4審判のアイコンタクト・ボデイサインを”影の主審:分身として”つねにコミュニケーションをとっている。
高速ドリブル、高速パス回し、強靭な身体の攻防戦は、世界最高水準の個人技と組織プレーで進む。
プレーヤーが90分間に10~11Kmくらい走り回るが、主審の動線は10~15Kmくらいになる。
主審から見えにくいゾーンや死角でのプレーのジャッジには、主審は第4審判の現認情報と判断情報をつねにコミュニケーションする。
西村第4審判が「僕の目はウェブ(主審)の目になる」と言い、ウェブ主審が西村第4審判とはタンデム(二人乗り自転車)を漕ぐ相棒と信頼を寄せる呼吸ぴったりで2010W杯の決勝戦オランダvsスペイン戦のキックオフが、刻々と近づいてくる!
【写真上】W杯2010南ア大会準決勝オランダvsウルグアイ戦で第4審判を務めた西村雄一国際主審。
【写真下】W杯2010南ア大会決勝戦オランダvsスペイン戦の主審を、英国ハワード・ウェブ国際主審が担当する。