アーカイブ: 2009年12月04日

「紅葉の家臣」

パーマリンク 2009/12/04 06:21:53 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 忘れられないドラマのシーン:

 ・・・・翌朝、お藤は、庭にある紅葉を見上げて静かに諭した。

「 木は、厳しい冬を乗り越えるため、力を蓄えねばなりません。

  紅葉が散るは、その身代わり。

  燃え上がるようなあの色は、
  わが命より大切なものを守るための、決意の色。

  そなたは、あの紅葉になるのです。
  紅葉のような家臣になりなされ。 」

 与六は驚きで声も出ぬまま、お藤を見上げた。・・・・

 「紅葉の家臣」:”戦乱の世”に生まれたニッポンの生きざま精神。  

【写真】NHKテレビ大河ドラマ「天地人」最終回より。
*お藤:与坂城主直江景綱の妹で与六の母。与六:のちの直江兼継。5歳で長尾喜平次(のち上杉景勝)の小姓となる。
*原作:火坂雅志「天地人」。脚本:小松江里子、NHK「天地人」。

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地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

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