南天の葉っぱが添えられた、おせち料理、赤飯。
なにかめでたいことがあった日に、おふくろが作ってくれた。
葉っぱに含まれるナンジニンとかいう成分は殺菌作用があり、食べ物が傷むのを抑える。 船酔い、二日酔いには葉っぱをかじるとよい、とは随分あとになって知った。
不浄を清める木として便所の近くに植える。庭木の本が紹介する。
無病息災、長寿を呼ぶ木として、杖や箸に重用される。
「難を吉に転じる、縁起の良い木」。
まもなく この実を好んで食べるムクドリがやってくる。
花言葉は「わたしの愛は増すばかり」「深すぎる愛」とか。
赤い実、白い実の時節に「誕生花」という不思議な”花”。