« 紅葉狩り(五条川)羽黒橋 | 紅葉狩り いざ 明治村 » |
忘れられないドラマのシーン:
・・・・翌朝、お藤は、庭にある紅葉を見上げて静かに諭した。
「 木は、厳しい冬を乗り越えるため、力を蓄えねばなりません。
紅葉が散るは、その身代わり。
燃え上がるようなあの色は、
わが命より大切なものを守るための、決意の色。
そなたは、あの紅葉になるのです。
紅葉のような家臣になりなされ。 」
与六は驚きで声も出ぬまま、お藤を見上げた。・・・・
「紅葉の家臣」:”戦乱の世”に生まれたニッポンの生きざま精神。
【写真】NHKテレビ大河ドラマ「天地人」最終回より。
*お藤:与坂城主直江景綱の妹で与六の母。与六:のちの直江兼継。5歳で長尾喜平次(のち上杉景勝)の小姓となる。
*原作:火坂雅志「天地人」。脚本:小松江里子、NHK「天地人」。
トラックバックURL(右クリックでURLのコピーをしてください)