アーカイブ: 2009年9月08日

リヤカー (その2 :サイドカー対抗車)

パーマリンク 2009/09/08 00:44:52 著者: モリゾー
カテゴリ: 畑仕事はカルチャー

 リヤカー。リアカー。
 なんで「リヤカー」って言うのだろう・・。
 どうやら和製英語。リヤカー。 Rear-car.

 大正時代に 自動二輪車オートバイスクルの横ちょに付いた「サイドカーside-car」が舶来して 幅を利かせていた。

 ゴムタイヤの二輪車に、鉄パイプで骨組みし、底板枠板で箱を組む。
 引き手の真ん中にベロ状の突起をつけて穴を こさえる。
 自転車のサドル下で「後ろから」連結して、人や荷を運ぶ。

 これぞ日本人の知恵。モノつくりの真骨頂。
 舶来ものがサイドカーなら、和製ものは「リヤカー」!

 マツダオート三輪車、ダイハツミゼットが走り回るまで、リヤカーは生活、生業の足だった。
 伊勢湾台風、所得倍増計画・高度成長前期ごろ。
 やっぱり もう半世紀にもなる。

 アジアの国々では、いまでも見かけるそうだ。
 国内諸所の”朝市”でも、身の丈に合わせた 大事な運搬具だ。
 リヤカー 万歳!

【写真】昭和27年ごろの五条川。堀田橋から尾張富士を見る。リヤカー全盛期。

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地域HP犬山羽黒「ブログ塾」塾生記。晴耕雨読に暮らす。 野良仕事こそ、cultivate耕やす文化(culture)という。

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