近頃またぞろ、高速道路の通行料の無料化で、
永田町がにぎやかだ。
ついこの間、「日本道路公団の民営化」の節目では、
耳も貸さなかった永田町の抵抗勢力??
いまでは、ばら撒きセイサクとやらで、声が大きい。
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敗戦後復興の60年間と言わないまでも、
1964年名神高速道路開通後の45年間。
「ローマへの道」に匹敵する“国策”“統治”の哲学がない・・。
電気、上下水道、鉄道、電信電話通信網、放送インターネット網、そして、空港・港湾、水源涵養、治山治水、耕作地利水、産廃生活ゴミ循環、・・など。
これらと並んで、この国の命綱・血管網・神経網となる、
高速道路・高規格道路の整備に対する、100年計画が描ききれていない!
と、歯がゆい。
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敗戦後、自衛のため、国防のためにも、せめて、
“本土”四島は半島の最先端まで高規格道路網が完成し、
100年、300年間の計画的維持整備体制を、
最優先の一つとして確立しておきたい。
「“アウトバーン”はいざ鎌倉に際しては航空機滑走路として使う」
だから、国境周辺は高規格道路網を充実させた、とも聞く。
いまの永田町は、どんなヴィジョンですか?
国防と罹災時救命救急・救援復興に欠かせない高速道路は、
だれでも、いつでも、自由に往来できてこそ、
安全、安心、安定を保証する根幹だ、と思う。
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働く責務、教育を受ける責務、納税の責務。
国民の責務は果たすから、
「水とみどりと、肥沃豊穣の田畑土壌」の安全安心安定と、
「往来の保証」(津々浦々まで高規格の街道があること)をしてほしい。
そして、平時においても、「高速道路通行料が 無料であってほしい!」
“フリーウエイ”とは、
だれでもいつでも無料で使えるライフライン(高規格道路)のことなのだ。
“ハイウエイ”とは、通行料がべらぼうに高い道のこと、だとか。
仕事柄、毎月ン万円づつも高速通行料を“納税”する身には、
高速無料化が 待ち遠しい。