【やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ。】
これは連合艦隊司令長官:山本五十六元帥の名言。
会社を経営する者、人の上に立つ者は、だれもがこの名言に異論は無い。
現実に、現場で、本人たちが「やる気」になって、
望んだ状況に到っているか、というと・・・・。
①「やってみせ」
みずから手本を示せる、技を身に付けている社長であるか・・。
それはお前らの仕事だろ!と言い放ってしまった上司が昔居たなァ。
せめて、整理整頓、清潔清掃、仕事の作法(しつけ)は実演実行を!
②「言って聞かせて」
それが上司であるお前の仕事だろ!と、
社長が現場本人たちの前に顔も出さない社長。
せめてどういう状態にしたいかだけでも、
現場ひとりひとりに直接話し合うTPOも作れない社長。
こんな人を社長にした会社。
社歴も長く、“名門”会社も、こうなると、トウが立つ前兆とか。
③「させてみて」
現場の本人がやるところを自分の目で見届ける。
④「ほめてやらねば」
これがなかなかむつかしい・・。
素直にまずほめるどころか、ついついさらに上を要求し・・。
⑤「人は動かじ」
自分ができたことを一番知っているのはご本人。
「やる気」がさらに湧き上がってくることを、いっしょに感じ、
たがいに確かめ合った触発こそ宝物。