春・夏の甲子園を連覇した沖縄・興南高校。
18歳の球児のことばが 重い・・。
夜遅く 沖縄の母校へ。
学園の体育館を開放しての優勝報告会。
はるばる各地から駆けつけた県民で、超満員。
我如古 盛次主将は、
「 この優勝旗は すべての県民で勝ち取った優勝旗です。
ありがとうございました」と、応援に 感謝した。
我如古主将と、銘苅圭介選手は、
名護市辺野古・キャンプシュワーブの校区の子。
東の海側は、キャンプシュワーブに連なるサンゴ礁の 入り江。
西の山側は、宜野座の米軍演習場の森林地帯。
名護市辺野古の校区から、興南高校へ来ている球児。
・・・ 沖縄では、みんなが知っている。
甲子園の大観衆の中が興奮する中で、
“沖縄の思い”を伝えたい!
解かってほしい! 考えてほしい!と、
“夢”をやってのけた、のだ。
【写真】名護市久志~豊原~辺野古の海岸線。右寄りの岬一帯が米軍キャンプシュワーブ基地。