夏の甲子園 優勝校・興南高校(我如古(がねこ)主将)。
13-1 で、神奈川・東海大相模を退け 優勝。
前日の準決勝 兵庫・報徳学園を 6-5で、逆転勝利。
翌日の決勝戦に向けて、我如古主将・・
「 明日の決勝戦は 沖縄の歴史を変える試合です。
興南の野球を 全国に知ってほしい! 」と言った。
ついに頂点に立ったと喜びに湧き上がるアルプススタンド。
その頭上の先に、はるか沖縄の方角に 目をやりながら、
「 沖縄の歴史を 変えることができた。
県民 みんなで勝ち取った優勝です! 」と言い切った。
背筋を伸ばして、凛とした声で きっぱりと。
インタビュアが つぎの言葉が失うほど 強い気迫で。
130人の部員のキャプテン。
「 あまり口に出して言うタイプではない。
自分の行動、背中を見せるんです。」という。
控えや記録員の部員たちも、
「 言葉でも プレーでも 引っ張っていく主将です」
「 選手の中の 監督みたいな存在。
主将は とても責任感がある人です。」と。
当人は 小学校の卒業文集に、
「 努力があるから 夢がある。
目標は 夢で終わってはいけない。」と記している。
[写真]深紅の優勝旗を受ける興南高校我如古盛次主将。(by-NHKTV)