(犬山市東之宮古墳の白山)(犬山市高根洞の里山)
「ナラ枯れ」の被害が 拡がっている。
真夏の里山に 紅葉したかのような景色。
ナラ枯れは、樹木の伝染性の病気でブナ科の樹木が集団で枯れていく。
10年前なら、越中富山、長良川上流の飛騨地方で。
数年前に木曽川を越えて、東濃・尾張北の丘陵地帯に。
わが家の近くでは、コナラ、クヌギの薪炭林地。
胸高の直径30㌢ほどの大径木が 立ち枯れする。
このごろは猿投山~西三河の里山にも拡がってきた。
思わず「マツクイ虫被害?!」と見間違える。
枯らしているのは「カシノナガ キクイムシ(カシナガ)」
山林に拡がった被害を、人の手で防除するのはむつかしい。
孔をあけて穿入した木を見つけるのも苦労だし、
立木を燻して死滅させるわけにもいかず・・。
【写真上の上】犬山市白山。東之宮古墳からラインパークの里山
【写真上の下】犬山市高根洞の里山。長者町四丁目から。
【写真中】ナラ枯れの被害を受けたコナラの樹。犬山市池野。
【写真下】東海環状自動車道下り線・愛岐トンネル入り口付近