2004.8.13.14:15 地上整備で回転翼接続ボルトの留めピンつけ忘れから、米海兵隊普天間基地の大型ヘリCH53Dが、沖縄国際大学の本部棟に接触墜落・炎上した。
当時 現場から80㍍の至近距離の家で飛び上がった知人から「本土の人たちは もう忘却の彼方の墜落事故だろうな」と便り・・。
敗戦後27年間(日本”独立”後でも19年間)も、沖縄を 日本ではない“外国”扱いにしてきた本土のひとたち。その間にも、沖縄の戦略価値は大きくなる。
そして沖縄の”本土”復帰後38年間も、沖縄は 世界の軍事戦略拠点である。この後も長らく、最重要戦略拠点だろう。
ユーラシア大陸の東端で、不凍の海で、(比較的に)巨大地震が少ない海嶺岩盤の沖縄本島。そして世界有数の海の幸の宝庫だし。
どこの国だって、こんな魅力の軍事戦略拠点は欲しいよな。
この国を自衛する。他国から侵略を受けない。他国の侵略を水際で抑止する。その負担を、その我慢を押しつけてきた本土の人たちが、「それではわが家の近くに少しでも移して、いっしょにこの国の国防・安全を確保しましょう」と、だれも言ってくれないではないか。(大阪の知事さんひとりが気付いていて、負担の分担を申し出てくれたけれど)
高速道路無料化、エコポイントセールもいいけれど、沖縄の私たちは、四六時中 頭上を飛び交う航空機のしたで、同じ道路を軍用自動車と並んで走る生活をしているのだけれど。
そちらにいる友人から、「沖縄に行った時 米軍基地をフェンス越しに見てびっくりしたよ」と、旅行記風にメールをもらえるだけでも、うれしいが・・。
台風襲来と、駐留米軍の何かの事故事件のときだけは、思い出してもらえる。
やっぱり本土の人には、沖縄を わかってもらえないだろうな。