ユニクロはお客さまのあるところ(市場)へ売場(お客さまの買い場所)を布陣する。
国内百貨店の中への出店、上海、モスクワへも出店と、求めるお客さまのあるところへピシッと市場を拓く。
お客さまの膝元へ商品を持ち歩く、これも「商いの原点」。
買いまわり商品の売場商圏寿命は、かっては20~15年。
ひと昔まえには10~5年。
いまでは客層別、ライフスタイル別に店舗展開、売場構成、商品開発を迫られる。
「 補助金・行政主導まちおこしにすがる間口商売は、
自主・自立・自助を置き忘れた、店主の自己否定か,
出不精な他力本願な自己満足でしかなくなっている・・。」と、
言い切った、企業戦士時代の戦友のことばを思い起こす。
ユニクロでさえ 売場・戸板と風呂敷に包んだ商品を,
お客さまの足許まで 持ち運ぶ。
昔流行ったアーケード商店街の個店が シャッター通り化するまちの風景に、「商いを志す人」の 「商いの心意気」「挑戦・行動」のルネッサンスを期待したい。